lesson, つぶやき, ピアノ練習方法, メントレメソッド, レッスン(教える)

ピアノ、上達のポイント

こんにちは、
今日は着実に上達していく生徒さんの傾向について、お話したいと思います。
ここでは、早い、遅いではなく、着実に、というところに重きを置いています。

まず、ピアノだけでなく、何か上達したくて継続して練習する、というのはとても難しいことだということをお伝えします。
子どものレッスン生さんの場合、保護者の皆さまにお尋ねしますが、ご自身が何か習い事をされたとして、毎日継続して練習する自信はありますでしょうか?

もし、あります!と仰る方は、もうそれだけで努力する才能がありますし、その背中を見ているお子さんもきっと同じように継続するでしょう。

ないです、という方
それは普通ですのでご安心ください笑

私も音楽を仕事にしてはいますが毎日そこそこの集中力で練習をするのにはまあまあな覚悟が必要です。
好き=仕事となればまた別ですが、仕事となれば好きだけでもできないこともあると思います。

前置きが長くなりましたが、これはと思う上達される生徒さんの特性を、今日は3つ挙げたいと思います。

①親が子どものやることに関心を持っている
これは最も大切かもしれません。
拙レッスン室にやってこられるお子さんを見ていると、親御さんのことが大好きなのが伝わってきます。お母さん、お父さんに褒められると俄然やる気が出るようです。(思春期になると今度は難しいですが・・)
おうちで褒めていますか?毎日練習していて偉い、って伝えていますか。そんなの当たり前でしょ、なんて言っていないでしょうか。

生来の音楽好きなどとよほど特殊でない限り、自らの意思で練習に向かう子供は稀有です(笑)

ここへ通う、と決めてくださった生徒さんには最初に練習ノートをプレゼントしています。ピアノに通い始める頃は小学校に上がるか上がらないかくらいの頃ですから、字を書くのも遅く上手に書けません。
字が一人で書けるようになるまで、親御さんがサポートしてらしたり、こまめにチェックしてらっしゃるお子さんは練習することが歯磨きやお風呂と同じく自然な習慣と感じるようになるようです。

②親が子供を認める、肯定している
きっとどんな親御さんも子供にこうあってほしい、こうしてほしいと思いがあると思います。
時々レッスンで「これをやらないとお母さんに怒られる」と言う子がいます。
お母さんは○○ちゃんに期待しているんだね、きっと上手になってほしいんだね、と伝えます。
これもお子さんのタイプによっては有効な場合もあり、さじ加減も難しいところなのですが、毎日否定されたり、怒られたりすると、自己肯定感の低さがなかなか取り払えない子になる可能性もあります。
私も大人になってからも長らく苦しみましたが、自己肯定感が低いと、何をやっても自信がなく、自分を能力以下に見積もることが多いです。
脳科学の話になるのですが、人は何かをする前にネガティブな言葉を聞いたり、イメージすると、それだけで本来の能力より発揮するのが難しいそうです。ネガティブな言葉を発した本人(の脳)も影響を受けるそうです。これは怖い。

レッスンで何かアドバイスを受けた時に(否定されたと)凹まずにそれをしっかり聞き、これを練習したらもっと上手になれるんだなと良いイメージができるお子さんは、保護者さんがご家庭で成功したら共に喜び、失敗しても気持ちに寄り添ったりしっかりと受け入れていらっしゃるように感じます。
(幸い拙レッスン室の保護者さんにとても多いです。ありがたや〜)
これが発表会でのメンタルにも関わってくるので日々かける言葉選びはとても重要なんだなと感じます。

参考リンク
日本にメダルをもたらした脳科学者が語る子どもの可能性を引き出す10のポイント
https://benesse.jp/kosodate/201802/20180226-1.html

脳が変形するって本当!? 子どもの脳を傷つける “親のNG行為”
https://kodomo-manabi-labo.net/brain-maltreatment

③素直であること
究極ですが、これに尽きます。
例えば少しイメージを膨らませてみましょう。

■何かの注意が脳をめがけて飛んできます。それを実行すればあなたの暮らしはより良くなります。その時、

A. 脳に関所があり、一旦そこで止められます。いる?いらない?と判断している隙に、脳は、これをしない方が日常的で安心だ、と跳ね除けます。(これは本能です)

B. 脳は開放的で、するんと受け入れます。受け入れてみて、そのあと考えよう。とりあえず試してみよう。
その後、要る、要らないの選択をする。

もし受け入れた結果良くなるのであれば、どちらのスピードが速いでしょうか。

するんと受け入れると言うのは元々の性格も影響するかもしれませんが、日々のトレーニングで培われます。
少し変わりますが、対人関係のトレーニングでもよく聞きますね。
「でも、だって」というのをやめてみる。ということです。

人の行動には防衛本能から来るものもあり、外部から身を守るために、一旦疑ってみる、というのは生存のための本能とも言えると思います。これも大切な能力ですね。
あんまり素直すぎても嘘や詐欺などすぐ信じてしまったりするかもしれません。(私は実は嘘や冗談をすぐに信じてしまいます笑) できれば教わるときと、日常生活で使い分けができると良いのかもしれません笑

ここではお子さんの視線で書きましたが、親御さんはご自分が子供だったら、大人の生徒さんはご自分に、保護者の部分をご家族に置き換えてみてください。

もし当てはまらないと思ったとしても、がっかりなさらないでください。
今日からちょっとずつ変えてみることが大切です。きっとできます。


長くなりましたので今日はここまで。
お読みくださりありがとうございました。

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多様性

なんとなく気分が乗ってきまして笑
続けて書いてみました。

実は「ロシアピアニズムを勉強していて」というと時々なんと答えたら良いか困ったなということがありまして
「ロシアの作曲家を勉強しているんですね (違うんです)」
「(動画などで)このピアニストの演奏はロシアピアニズムですか」
とお尋ねになられること。(ロシアピアニズム学習者あるあるの質問かもしれない・・)

これまでこうした質問をいただいて、返答に困るなと感じていたのは、私が不勉強だというのもあるかもしれないのですが、(特に)大野先生のメソッドでよく感じるのは、習っていることとしては響きを聴き、音にまとう手段としての訓練でその先は個々の個性や好みなどにも委ねられてくるということ。(そこが私が大野先生のメソッドに信頼を寄せている点でもある)
なので、この弾き方はロシアピアニズムかどうか、と問われると、その要素はあるかないか、くらいはわかるかもしれないけど私程度ではとても決めつけられることではなく、それで返答に困っていたのだな、ということに気づきました。

改めてそんなことに気づかせてくれたのが、同じ大野門下の丸尾祐嗣さんの動画です。

◆ロシアピアニズムの話:演奏感覚、流派や個性について等・・
https://youtu.be/cFlH3ZTqRgc

私がもやもやと感じていたことが分かりやすくお話しされていて、特に習得段階で陥るスランプ?のようなところは、そうそう、と深く同意しながら拝聴しました。


ロシアピアニズムについて学んでいくと頻繁に目にするのが多様性という言葉です。人の体、生きてきた背景、それによって培われた思考などはそれぞれ異なり、その部分を大切にすることで千差万別の演奏となる、私がロシアピアニズムを勉強するのは、そんな考え方を好むからかもしれません。

ロシアピアニズムの道に入り研鑽した結果、それぞれの個性や好みに合わせてオリジナリティを追求していく方が多いように感じています。

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レッスン内の葛藤

昨年中からなんとなくいつも悩んでいたことがあります。
私は2017年の終わりから東京の大野眞嗣先生のもとでロシアピアニズムという奏法を学び始めました。

ロシアピアニズムとはなんぞやという方は秀逸な動画がありますので是非こちらをどうぞ。
⭐︎アーニャちゃんねる☆【まずはこれ見て】ロシアピアニズムって何?
https://youtu.be/Dx9iqResSUU
同じく大野先生に師事してらっしゃる筋金入りのロシアピアニズマーさんです
他の動画も面白いので是非♫

これが従来のピアノ奏法とは大きく異なるのですよ笑
で、今のところ拙レッスン室では、以前の私が私なりに体の使い方を解析して、自分の中でのベストと思われる奏法 (これはこれでまあまあいい線いってると思う) でもってお教えしているわけですが、
ロシアピアニズムを自分が習得すればするほど、今度は自分の耳も育って来まして、従来奏法 (言葉が正しいのか分からん) だけで教えていると、自分の耳が納得いかない状態が出て来たわけです。
で、多分時々そこがごっちゃになっていて、うっかり通常のピアノを楽しむだけなら十分な領域を超えてお伝えしていることもあるかもしれない、ということです。
(伝わりづらくすみません。もうこの時点で何いってるか分からん、という方はどうぞストップしてくださいませ)

でも、大野先生のメソッドなのでミックスするわけにもいかず、最近自分の中でたいへん葛藤が出て来ます。
(時々生徒さんにも難しいこと言ってしまっていたら本当ごめんなさい)

で、自分のためにも覚書として、改めて整理したものを残しておきたいと思いました。以下です。

【ピアノを楽しむための領域】(私のオリジナル)
・ピアノの基本(楽譜を読めるようにする、リズムを理解する)
・力みのない個性を生かした良い音づくり
・音楽的なセンスの向上
・強弱 (自然なダイナミクスのつけかた)
・個々のキャラクターに合った音楽性の成長
・正確なリズムを身につける
・音と音のつなぎ目をなくしていく(いわゆる基音)
・一般的なピアノ曲に登場するテクニックの不足を解消する ←得意分野

【メンタルトレーニング】(花尾先生から教授いただき、教えられる部分)
・呼吸法、リラックスの大切さ
・本番に向かうための日常作り
・本番前のルーティン作り
・個々の緊張傾向の分析
・自己肯定感を底上げする
・安定した最低ラインの演奏
・自分の良いところに気づく
・相手を認める
・フラットな状態を維持する
・練習と本番の差を少なくしていく
・個々に合わせた体の使い方を模索し、演奏時に生じる痛みをなくしていく

【ロシアピアニズム】(大野メソッドにて教授いただいた部分)
・音と音のつなぎ目をなくしていく(響きでつなぐ)
・ピアノを歌わせる(というか自然に歌いだすというか?)
・指で弾かない
・指をフリーにするため、支えるための他の部分の筋肉をつけていく
・以上を可能にするため、耳の使い方を変えていく(自分で聞けないと分からないから)

私はまだお伝えできないのですが、以上のようなことでしょうか。
ロシアピアニズムに興味を持たれた方は本がたくさん出ていますので読んでみてください。
YouTubeでもアーニャさん始めロシアピアニズムについて分かりやすく伝えてくださる方がたくさんいらっしゃいます。

私個人がロシアピアニズムアを学び始め、自分が僅かながらでも習得し始めて感じたことは、音楽が究極に人を癒したりすることが可能かもしれないということ。
世に音楽療法という言葉があり、音楽療法ってなんだろうと時々考えていたのですが、ロシアピアニズムで紡がれる演奏、音はただただ、それを浴びるだけでほーっとリラックスするのです。
とても耳の良い生徒さんがいらっしゃるのですが、その方に通常の奏法(過去の私をできるだけ再現してみた笑)と、現在の奏法で聴き比べていただいたところ、「やばいっす」と仰っていた笑
少し前の記憶でうろ覚えですが、あわあわがふわふわ〜と立ち上っていく、というような表現をしてらっしゃいました。
医療関係の方で音楽を医療に取り入れたいと以前から仰っていて、それが可能になるかもと興奮していらっしゃいました。今はまだ私がお伝えできませんが、もし免許皆伝となったらぜひお願いしますと言ってくださり、私も違いをお伝えできたことがとても嬉しかったです。

もし、アマチュア上級、プロフェッショナルの方で今の自分の演奏に不足はないがなんとなく満足もしていない、という方がいらっしゃいましたら、多分さらにもうワンランク上の演奏を欲しているのでしょう。
(ロシアピアニズムでない?奏法で活動していらっしゃるピアニストさんもとても尊敬しています)
若い方で、将来演奏家を志している方は、早めにロシアピアニズムのレッスンに触れることを超お勧めします。
少しでもロシアピアニズムという言葉が引っかかった方は、是非ロシアピアニズムといわれるピアニストの演奏に触れて、そして可能でしたらレッスンにいらしてみてください。
(たいへん優秀な先生がたくさんいらっしゃいます)

長くなってしまいましたが、ここ10年ほどの自分の経過のまとめともなりました。
最後までお読みくださりありがとうございました。

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オンラインレッスン始めてます

どうも。
ほんとうに世間はころな一色ですね、私たちはなんにも、手も足も出ません笑
医療従事者の皆様、スーパー、ドラッグストアの皆様、そのほか働いていらっしゃる皆様、ほんとうにありがとうございます。
とりあえず、家族や友人、親しい方やそのまた大切な方たちが健康に生活できていることに感謝して、日々生きております。

そんな中ですが、やっぱり音楽芸術は大事。世間でどんなに冷たい風が吹こうとも、音楽が隅に追いやられようとも(案外みなさん優しいけど笑) 私たちはそこを忘れないでいたいなと思います。
そんなわけで、オンラインレッスン始めております。
最初は試行錯誤、お試しで見させていただいた方にご協力、ご不便をおかけしながらでしたが、始めてみると楽しいな〜、生徒さんも集中力が上がるやん、なんて思いながらレッスンさせていただいております。
この状況で、むしろこれまでより広くみなさまに受けていただけることに気づきまして、新規オンラインレッスンの受付を始めております。
他の先生方のオンラインレッスンの様子を拝見しながら、みなさますごいな〜、私は何がお教えできるかな、と自身が普段お伝えしていることを振り返っておりましたが、案外お役に立てることもあるかもしれません。

ピアノ
・テクニックの基礎
・技術的な難所の解消
・ダイナミクスの上手な付け方
・楽曲解説
・運指の工夫
・上手なペダリング
・体の上手な使い方
・脱力
・適した良い音色の作り方
・曲ごとの個性の作り方
・練習の仕方
・本番で崩れないメンタルの作り方

その他
・アンサンブルのコツ
・合唱の伴奏のコツ
・メンタル (ピアノ以外も可)

私のピアノのレッスンで特徴的なのは練習の仕方でしょうか。弾けない箇所をなぜ弾けないのか一緒に分析し、練習の仕方までお伝えします。
私自身が普段から時間に追われて曲を仕上げることをしていますので、多分、効率の良い練習の仕方をしていると思います。それをお伝えします。
一般的に弾けないところを的確に指摘される先生は多いかと思いますが、練習方法をお伝えするのは私のレッスンの個性かもしれません。
ご自分でも弾けるが、いまいち伸び悩んでいらっしゃる方にもおすすめです。

他には技術的に引っかかるところの解消です。
苦手なところを抱えたままで本番を迎えるのはとても怖いですね。そんなところを一つでも減らしていき、本番で安定した演奏を披露していただけることを目指しております。
一方的でなく、生徒さんの困っているところを聴取し、一緒に解決していくスタイルをとっております。
また、私は小柄ですので、体や手が小さな方のお悩みがよく分かります。特にそういった方で弾くことで無理なさったり、体の痛みがある方はよろしければ一度ご相談下さい。

【レッスンについて】
現在、月、火、水、土をレッスン日として稼働しております。
月、火、水の朝10時〜14時までと、木曜終日をオンラインレッスンのために試験的に開放してみたいと思います。その他ご希望がありましたらお問い合わせください。

対面レッスンでは通常グレードによって分けておりますが、オンラインレッスンは一律としております。
30分 3,000円
45分 4,500円
60分 6,000円 (音大生、セミプロ、プロ、メンタルでお悩みの方向け)
90分 9,000円 (音大生、セミプロ、プロ、メンタルでお悩みの方向け)
(いずれも22歳以下は1,000円引き)

電子決済も今後検討しておりますが、今のところお振り込みを5日前までにお願いしております。お手数おかけいたします。
あまり決め事は好きではありませんが、恐れ入りますが
前日のキャンセルはレッスン料の50%、当日キャンセルは80%ご負担ください。
3日前まででしたらレッスンの振替、キャンセルでしたら返金いたします。

初回レッスンは30分無料です。1回だけや、不安になった時の不定期の受講ももちろん歓迎いたしますので、お気軽にお問い合わせください。
メンタルというデリケートな部分を扱っているため、普段から守秘義務については気をつけております。できれば内緒で受けたいな、という方もご安心ください。
なお、メンタルのレッスンについては長期戦になりますので、月一回は受けていただけると嬉しいです。

【レッスンを受ける時の準備】
スマートフォンがあれば結構ですが、イヤフォンを使われると聞き取りやすいようです。安定したWi-Fi環境の元で受講ください。
iPhoneの方はFaceTime、Androidの方はzoomまたはskypeが良さそうです。
事前に演奏動画を送っていただけましたら、より内容の濃いレッスンを受けていただけるかと思います。3日前くらいまでにいただけましたら助かります。

【講師はこんな角度で映してます】(顔も見えます笑)

事務的な内容となっておりますが、基本、レッスンは楽しく、生徒さんにはリラックスしていただいた方が伸び率も高いと思っていますので、レッスンでは生徒さんを笑わせることに力を注いでいます笑

どうぞよろしくお願いいたします。






つぶやき, ピアノのための身体作り, メントレメソッド, 雑記

コロちゃん

どうもこんにちは、コロナウィルスです。
みんな、コロちゃんって呼んでね!

・・いきなりふざけてすいません。
同業の皆様は軒並みお仕事がキャンセルになられて、大変だし、いやもう笑うしかないです。
私は幸いこの時期にはありませんが、色々と控えており、今後の動向が気になるところです。

確かに新しいものでその能力は未知ですが、恐れても始まりませんので、
せっせと手洗いうがいと感染予防に、自己免疫力を上げて、と自身も努めておりますし、皆さんにもオススメしています。

普段から、伴奏ピアニスト、ピアノの先生という仕事柄、自分が病んでは人様にご迷惑をかけることになるので、それはそれは気をつけております。自慢になりますが(爆)ここ3年ほど、風邪、インフルエンザでお医者にかかっておりません。

もしかしたら、自分が何気なくやっていて、健康でいるかもしれないことを書こうと思いました。

手洗いうがい
生徒さんがいなくなるちょっとの隙間時間にもささっと洗います。レッスン室にはお白湯を置いて、乾燥防止に努めております。

ヨーグルトとはちみつ
毎日。ちょっと、調子が悪いな、という時は特に一食置き換えるくらい大量に摂ります。ヨーグルトは人によっては合わないようですので、ご参考までに・・

ストレッチ
朝と晩に必ずほぐします。特に背中。血行促進。

ホットタオル
目をとても使うので、毎日1日の終わりに目を温めます。

入浴
体温低めなので、すぐ冷えます。夏でも浸かります。
時間がある時は温泉に行きます。

白湯を飲む
体が冷えやすいので、毎日800ccくらいとります。

深呼吸
頭痛持ちなのですが、お世話になっている整体の先生に、酸素不足から、来るよって言われてから意識的に深呼吸してます。血行促進。

睡眠
不足すると使い物にならないのでよく寝ます。7.5〜9時間くらい寝ます。

笑う
笑うと自己免疫力が高まるそうで、気分が塞ぐ時はYouTubeで笑える動画見てます。

思いついたところではこんな感じです。
十分に休息する、体を冷やさない、水分を摂る、腸内を健康に保つということかなと思います。
以前は、練習が第一、でしたが、今はそれよりも体のメンテナンスの方に時間をかけるようにしています。
私の調子が生徒さんや、共演者さんに影響するので、演奏の出来も大事だけど、それ以上に健康的でいるのが大事だな、とここ数年で気づきました。
良い気づきだったと思います。

どれも、簡単にできることと、実践して悪いことはないと思います。もしよかったらご参考になさってください♪

ピアノまわり, ピアノ奏法, ロシアピアニズム, 音楽

191113 1時間だけコンサート 秋から冬へ

次はこれ!
大変レアな(笑)ソロコンサートです。
懇意にさせていただいています、JR岐阜駅近くの素敵な小ホール、

カーザップラウジさん https://m.facebook.com/CasApplausi-カーザップラウジ-139809540137247/
で、1時間だけのソロコンサートをさせていただきます。
少々長いタイトル「小山文榮がお届けするお茶する前に1時間だけコンサート」シリーズは、実はずいぶん前に度胸試しで企画し、しばらく続けておりました。
今回は、カーザップラウジさんより、平日の昼間にお越しいただけるような企画を、とご相談されて、このシリーズを思い出し、久しぶりに引っ張り出した次第です。

このシリーズは
・コンサートの後はお友達とお茶して帰りたい
・終演後はコンサートのあれこれをおしゃべりしたい
・夜よりお昼間の方が気分的にゆったりできる
・短めのコンサートがいい
という、私の「こんなコンサートがあったらいいな」という希望をふんだんに詰め込んでいます笑

そんなちょっとお出かけするような気分で、気軽にクラシックを聴いていただけたら嬉しいです。
私がここ数年大野眞嗣先生のロシアピアニズムメソッドのもとで、コツコツと鍛錬してきました(と思いたい)奏法で、モーツァルトとシューベルトを中心に聴きやすく、コンパクトな曲たちでまとめています。拙いですが、私のおしゃべりとともに進行させていただきます。
弾きたい曲を集めましたら、なんとなくしっとり系になりましたので、曲たちで秋から冬へ移り変わる景色をお届けできたらいいなと思っております。

チケットはチラシの連絡先、お問い合わせ、直接(笑)等承っております。当日までに完売しますと、当日券がお出しできなくなりますので、お早めにご検討いただけましたらありがたいです。

ご多用中かと存じますが、楽しい時間を共有させていただけましたら、嬉しいです。

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気が付けば・・

久しぶりにPCで投稿していて、拙 Websiteのトップ画面にあるFacebookボタンをたくさんの方がポチしてくださってるのに気づきました。
みなさま、ありがとうございます。
もしもよろしければ、Facebookページと、インスタグラムをフォローしていただけましたら励みになります。

Pianist Yukie Koyama 小山文榮 ←ちょっと重いかも・・ごめんなさい

インスタグラム 小山文榮

現在Facebookとインスタグラムとこちらのウェブサイトの3カ所を更新していますが、どこをフォローしていただいても、楽しんでいただけるよう、なるべく内容や写真が被らないようにしてます。内容はだいたい食べ物か、犬か、音楽です笑

さて、2019年も半分過ぎようとしています。どういうわけか昨年頃からずいぶん若い方の本番にご一緒させていただく機会が多いです。
大学の恩師よりかねてから、音楽に携わるものとしての心構えのようなのを伝えられており、「若い方のお役に立つように」ということもよくおっしゃっておりました。少しだけでもお役に立てている気がして嬉しいです。
演奏家としてもまだまだ半人前ですが、高校生さんとかやってくると、ぶっちゃけ自分の子供もおかしくない年齢なので(爆)「私がしっかりサポートしたるで、いっしょに頑張ろ」(岐阜弁全開)とか偉そうに思います笑
学生さんたちは、みなフレッシュで、純粋で、接していると自分も同じ歳頃、ひたむきに音楽に一生懸命取り組んでいた頃のことを思い出して、初心に返る思いです。

ひょんなことから、恩師のお弟子さん(←私も一応弟子だから”さん付け”は変?)をサポーターのような感じで見させていただくことになりそうです。ピアノの基礎の部分が弱いので、そこのフォローをとのことです。
私には手厳しい師ですが少しは信頼してくださっているのかと(笑)嬉しいような、プレッシャーのような。。

教えることを再開して丸4年になりますが、いわゆるピアノのお稽古、譜面を読んだり弾いたりすることに加え、個々の身体に合った奏法を探求し、個性を伸ばすことに重きを置いてきました。
演奏する上で大事なのは音楽性か技術か、という卵か鶏かのような議論がなされることがありますが、まだ自分が技術的に弱かった頃、「技術は二の次、やはり感性が大切」と思っていました。
それが自分の身体でできる最大限のパフォーマンスを追求し、その延長線上でロシアピアニズムの大野眞嗣先生につくこととなり、表現できることが広がった今、やはり技術が大切だと感じるようになりました。
もちろん、元々持っている感性はとても大切で欠かすことができないものですが、良いものをたくさん持っていても、表現する術を知らないと、音にすることができないように感じます。
私の中ではものすごく豊かな宝物をコンクリートの壁で閉じ込められているようなイメージです。
生徒さんたちは、みなとても面白く、個性豊かな感性を持っており、初歩の頃から、それを自由に演奏(技術)で表現できるよう、基礎の部分もしっかりと作り上げていくことが理想的と思いますし、その点は妥協をしないでレッスンしているかもしれないな、とふと思いました。

あまり、ピアノのレッスンっぽくないというか(笑)、時には思いがけないアドバイスをしたりするかもしれませんが、みなさん素直に反応し、ついてきてくださるのがとても有り難いです。
先の師のお弟子さんも良い物をたくさんお持ちで、控えめに見ても、初見の際に自分がそれを引き出せるな、と道筋が見えました。今後が楽しみです。

写真は全然関係ないですが、昨日中学の同級生で飲んだ時のえびのお寿司です。しゃちほこ風にしてあります✨IMG_0351

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発表会が終わりました✨

お忙しい時期にも関わらず、たくさんの方がご出演くださって嬉しいです。
みなさま、おつかれさまでございました。
今回は、花尾先生によるメンタルトレーニング講座・・のはずが、先生のご都合が合わなくなり急遽私がやることになりました(滝汗)
みなさんの集中力を考えて15分と短めに設定しておりましたので、どんなことができるかな、と考えましたが、せっかくの機会なのでレッスン中にみなさんから緊張の傾向や内容を聴取し、おかげで私も生徒さんたちがどんなことを思って発表会の本番に臨んでいるのかを知ることができました。
花尾先生にはまたの機会にお越しいただくとして・・✨

せっかく自分一人で自由にできることになりましたので、講座を開演直後に設定し、そのあとの発表の場で生かしてもらえることが何かできないかと考えまして、出演者さんと、会場の皆様にご協力いただき、ちょっとした実験をしてみました。そのお陰か、本番では皆さんとっても落ち着いて、一人一人が丁寧にステージをこなしており、私自身もびっくりしました。し、生徒さんもびっくりした〜〜とご感想を述べてくれました笑 
効果があるかどうか、賭けのようでしたが、わかりやすく反映されて良かった!
お話の部分は、子供さんにもわかりやすくしたかったのですが、どうしても専門的なことも多く、開き直って本番でいつも通りのパフォーマンスをすることの難しさ、など親御さんに向けてお話をしてみました。

今回は、私の同級生や、お友達のピアニストさんも応援に聞きにきてくれまして、とっても励まされました・・と同時に緊張もしました笑
皆さんの演奏をとても丁寧でしたと褒めてくださって、生徒さんたちがコツコツと積み重ねてきたことを認めていただいたようで、とても嬉しかったです。

また記録用動画を振り返って思いついたことを書き留めたいと思います。
まずはみなさまにお礼まで・・

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きょうのひとこま

先日ご紹介しましたあひるメソッドですが、生徒さんにはお好みでくるみか、あひるを選んでもらってます。
(実はあひるの方が回しづらくて、トレーニング効果は高いのですよ)
せいとによっては気分によってどちらを使うか変えたり色々なんですけど、
殻付きクルミを見たことがない子が多くて、中がどうなっているのか興味津々なのです。
とっても、美味しそうに見えるみたいです笑

きになって、しょうがないです、と言われたので、

では、と冷凍してあった殻付きクルミを一つ出して、
これはね、海外のご飯屋さんでお隣の席になったスペインのおばさんに教えてもらったんだよ
とテーブル用ナイフでパキッと割ってみせたら、いたく感動してくれた。

というわけで、中はこんな風になっているんですよ〜

IMG_8481

中身はそのまま食べてもいいですけど、少々フライパンで炒ると、より香ばしくなります。

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2019発表会

今年もあります。発表会。

小山文榮門下生発表会
「ミュージックガーデン」
3月30日(土) 13時開演(予定)←笑
所要時間2時間程度
ホール杉(笠松町田代255-1)

なかなか全員参加していただける日がなくて、毎年悩むところです汗
今回日程が合わなかった生徒さん、ごめんなさい。。
今後も少しずつ調整してなんとかみなさんに参加いただけるようにしていきたいなと思ってます✨

さてさて、2015年にピアノ教室を再開して4年目になります。
もともと、自分が人前で弾くことが苦手だったのもあり、生徒さん達にはステージを楽しんでもらえるようになってほしい、
という思いから年に二回、試演会と発表会を開いております。
アンサンブルピアニストが企画する発表会の特徴をと思って毎回ゲストをお呼びして、講師演奏ではアンサンブルを披露してきました。
今回は誰に来ていただこうかな〜と思っていたのですが、そういえば
毎回みなさんが「緊張した」「なんかいつもと違ってうまくいかない」という声が多いのを思い出し、超お世話になっているメンタルトレーニング講師でフルーティストの花尾律子先生に、プチメントレ講座をやっていただけたら、と思いお願いしたところ快諾くださいました✨
花尾先生は、ドイツで水泳の元オリンピック選手の先生にメンタルトレーニングを学ばれ、帰国されてからそれを音楽家向けに転用して教授を始められた方です。独自の切り口といつもユニークな発想でプロアマ問わず音楽家がより良いパフォーマンスをするためのメソッドを構築されて来ました。とっても楽しい先生で、今回のお話をお願いした時もノリノリで(笑)いくつくらいの子が多いのか、男の子、女の子の比率などお尋ねになり、ゲスト演奏も子供さんにもわかりやすい曲を選んでくださいました♪
というわけで、どうぞその辺りもお楽しみになさっててください(*^^*)
これは日頃からメンタルのコントロールにも力を入れております拙レッスン室でしかできない、面白い発表会になるのでは、と自負しております。
会場もみなさんのご要望をうかがい、ホール杉さんにしました。こちらのピアノにもだいぶ慣れていただいたかと思いますが、今回は事前に調律師さんにも入っていただきます。参加費は現在経費や参加人数などを考慮し検討中ですが、あまりご負担にならないようにしたいなと思ってます。

学年の変わる時期でみなさまお忙しいかと存じますがご都合つけてくださりありがたいです。
できるだけお時間にご負担の少ないよう、楽しんでいただける会にしたいと思ってますのでどうぞよろしくお願いいたします。