lesson, メントレメソッド, レッスン(教える), レッスン(習う), 雑記

体重コントロール

妙齢になってきまして(笑)普段あまりこういうデリケートなことは書かないのですが、
大野先生がたまたまこんな記事を上げていらしたので。
大野眞嗣ロシアピアニズムをつぶやくより*3キロ減ると*

以前、私は本番の前になると食欲が落ちて食べられなくなり、本番までに2〜3kg落ちることが多々ありました。(結構深刻)
早いと二週間くらい前からピリピリし始めて、ほとんど食べなくなり、家族が気を使うようになり(ごめん…)練習過多になり、(食)摂取量が減る + (運動)消費量が増える。なので、体重も落ちますね。ステージに上がる頃にはげっそりして周りから心配されることも。

で、それを相談していたところ、メンタルトレーニングの花尾先生から一言「体重が落ちると音も痩せるよ、ちゃんと食べましょう」。
メンタルトレーニング、という言葉から偏ったイメージを持たれがちですが、花尾先生のメンタルメソッドを簡単に説明しますと、メンタルを整える大事な要素の一つに、演奏の底上げもしていくことも含まれるので、これも重要なアドバイスのうちです。
そうは言っても、そもそも練習時間を確保するために食事の時間が惜しくて、食欲が落ちていくので、そんなに簡単に食べられない!笑
でもその時に、こんな生活を10年後も続けているんだろうか?と考えたら、とても不健康な気がしました←単純なのはいいところ
心身ともに健全な音を、と常に言われていましたので、私なりに頑張って食事をなんとか摂るようにし、実は白米が苦手なのですが、アスリートも体重維持のために炭水化物を摂取すると聞いて、ご飯の量を2.5倍くらいに増やしました。(ご飯党の方すみません。。)
最初の頃は数百g〜1kgの増減に一喜一憂していましたが、最終的に3kg増えて体重が安定するまでに1〜2年くらいでしょうか、今では本番前もちゃんとご飯を食べるようになりましたし、体重も落ちなくなりました。

減らすことにお悩みの方には大変恐縮な内容なのですが、以前柔道か、レスリングだったかな?の方が体重を減らすより、増やす方が大変、というようなことをインタビュー記事で答えていらして、なかなか苦しい作業でした。

ちなみに、朗報、と言っていいのかわかりませんが、筋肉と脂肪では筋肉の方が重いので、体重自体はあまり重要でなく、脂肪を筋肉に変えていくことで全身はすっきりしますが、体重はかえって増える、というケースもあります。

実は、最近同年代の生徒さんで身体づくりのためのある実験をして(あくまでピアノのためです)、おもしろい結果が出ましたので、その話はまた後日書きたいと思います。

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ショパンのエチュード

「大野眞嗣 ロシアピアニズムをつぶやく」よりショパンのエチュード ←クリックプリーズ!

私、学生の頃スタミナがなくてショパンのエチュード一曲まともに弾けなかったのです。
その頃は技術的なことかな、とか体力ないからかなと思っていたのですが、これを拝読してそうなのか〜と納得。
普通のエチュードの弾き方では弾けないのですね・・汗

昨日はレッスンに伺ってきましたが、早速この奏法を教えてくださいました✨
この記事ではショパンの、となっていますが、モーツァルトにも使えるよと教えていただき、
早速今持っているモーツァルトのソナタで試したところ、音色が一気に明るくなりました。
いくつかコツが必要で、色々気をつけることはありますが、打鍵と発音のタイムラグがなくなり、一気に弾きやすくなりました⤴︎
ちょうどモーツァルトのコンチェルトの伴奏譜が来ているので(←大変 汗)早速実践してみようと思います。
毎回、先生が長年かけてコツコツと解明されてきたことを惜しげも無く教えてくださるのです。本当に有り難いなぁと思います。

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リンクの追加

お世話になっております大野眞嗣先生のブログ(←めっちゃためになる)リンクしていいよ、と快諾いただきましたので、貼らせていただきました。
ロシアピアニズムをつぶやく、としてらっしゃいますが、音楽を追求する上で大切なこと、人としてあるべきこともたくさん触れてらっしゃるので(だから人間性も大事だなぁって思います)、うちへ来てくださっている上級の生徒さんには特に参考にしていただけることも多いのではと思います。初級、中級の生徒さん方にはレッスンの中でお伝えしていくよう努めております。
先生の書かれることにはいつも納得することばかりですので、こちらを読んでいただければ、私の音楽に対する方針、考え方も感じていただけるのでは、と思っております。
先生の文章は簡潔でわかりやすく、読みやすいので是非ご覧になってみてくださいね✨ 過去記事からも個人的に覚えておきたいことをこちらでご紹介していきたいと思います♪

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170514 「しぼめる花の3つのロマンス」終演いたしました。

「しぼめる花の3つのロマンス」終演いたしました。
お天気にも恵まれ新緑の似合うとても気持ちの良い気候でした。聞いてくださった皆様、本当にありがとうございました
東海地方でのファンも着実に増えつつある木内氏のお馴染みの抱腹絶倒トークも冴えてました笑
そのうちキミマロを超えるかも❓
一方私とのトークの噛み合わなさは毎回ひどくなっている気が・・(演奏は合ってきてるはずなので今後ご期待ください笑)

最初のご挨拶ぐだぐだですいません(平に

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「しぼめる花の3つのロマンス」
フルート: 木内悠貴 ピアノ: 小山文榮

シューマン: 3つのロマンス Op.94
シューベルト: アルペジョーネソナタ D821
ブラームス: ソナタOp.120-2(クラリネット)
シューベルト: しぼめる花の主題による序奏と変奏曲 D802

アンコール エーデルワイス

木内氏は新幹線にスーツ忘れるわ、カフェコンサートの現場で譜面台が壊れるわ、14日は本番直前にドレスのファスナー壊れるわと、重厚なドイツプログラムどころか波乱の幕開けとしか思えないスタート笑
前回の公演がフランス〜ドイツ、軽い気持ちでじゃ今回はドイツ、となったわけですが(笑)前日に2人で後悔しかけたくらい大変な・・いや、取り組み甲斐のある名曲ぞろい。
シューベルト、ブラームス、シューマンの3人のドイツ(語圏)の作曲家を取り上げ、それぞれの個性を堪能していただきたくて頑張りました⤴️ 大曲を毎回気持ちを切り替えて集中する難しさがあり、本番は想像以上の集中力を求められるなぁと改めて感じました

正直、お客様にこれだけ重いプログラムを最後まで楽しんでいただけるかなと心配もあったんですが、予想に反してたくさんご好評いただきました✨ 後から聞いた話ではあのこじんまりした空間で、みなさんオールドイツというマニアックなプログラムをとても集中して聞いてくださっていたとのこと。がんばった甲斐がありました\(^o^)/
嬉しかったのは今回はお客さまにフルーティストがたくさんいらしてて(プレッシャー笑)、お1人にしぼめる花の序奏、たくさん聴いたけどどれもしっくり来なくて、今日の解釈が一番イメージにマッチしていたとご感想いただいたことです。演奏者冥利に尽きます
と言っても私の功労ではなく(笑)木内氏のイメージが最初から明確で弾きやすかったのが大きい。

以下の写真は固定の動画から。
今回は角度を失敗して肝心のフルーティストが見切れています。(悪気はない、ごめん)

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相変わらず木内氏のトークがぶっ飛んでました。
私はもう笑うことにしました。

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今回のプログラム、要は腰!でした。腰入ってます。いやもうぎっくりやる手前でした。あぶなかった。

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いつも合唱団の皆様がお花を贈ってくださって本当にありがとうございます。
花を運んでくれるのは中学の同級生、受付も同級生。
いつもありがとうございます。彼らがいないと始まらないです。

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今回は私の2大巨塔が来てくださいました。
メンタルトレーニングの花尾先生と、ピアノの師匠山下先生です。
愚弟子のために本当に有難いです。

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シューベルトの2楽章の前に師匠が現れた時は(ちゃんとわかってます笑)本当にびっくりしました。

✨おまけ✨
休憩にお出ししたおやつ。
木内氏が天才的なバランスで並べてくれました。私にはない才能だ。

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打ち上げは行きつけのラーメン屋でした。次は焼き鳥で。

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ピアノ弾くと頭がよくなる?

東大生にピアノ経験者が圧倒的に多い理由

たまたま見つけたんですが、こういう話よく聞きますねー。
知り合いのとっても優秀なお嬢さん(東大卒)もピアノが巧みだという話を思い出しました。
単純に、頭のいい方はなんでもできるんだなーって思ってたけど(^^;)

それと関係あるかは別として、ピアノは確かにやっていることが複雑で(ボケたピアニストって聞かないとか笑)、まず楽譜を読む知識(記号、音符、拍、強弱など難易度が上がるにつれて複雑になる)、それらを視覚で読み取って情報を脳に伝え、それから手や身体、ペダルが必要なら足に伝えて音にする。簡略するとこんな感じか。
日常生活におよそ出てこない作業ですね。
だから特に初歩の頃はとーっても大変で私も苦労したので、生徒さんたちがどういうところで、なぜつっかえるのか、混乱するのかもよ〜くわかります。
よくアスリートみたいって言われますが、確かに運動と一緒で訓練かなー、と思います。

私も初期〜学生の頃までは思うように指が動かないとき、よく自分にイラっとしていたんですが、これを仕事にするようになってそこそこ世界が見えてくると(まだピヨっ子ですが)どんなプロでも人によって得意不得意があり、それぞれに苦労しているらしいというのが分かってくるので、引っかかるところがあって当たり前、くらいの図々しさが出てくるかも(笑) 
自慢じゃないですが、いろんな楽器の中で楽譜、演奏技術の複雑さはトップクラスだと自負していますので(パイプオルガンとかはまた置いといて)、皆さんぜひピアノを弾いて、脳内活発にしましょう✨(ちょっと営業してみた 笑

って記事と関係ない話になってしまったな。。

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音楽をするということ

先日の室内楽セミナーを聴講して印象に残っていることを忘れないうちに覚え書き。

チェロの先生がピアノの受講生に対して「トリルの種類がワンパターンだね」(レッスン受けてた方、ごめんなさい…)
ピアノのトリルはとかくワンパターンになりがち。数をたくさん入れればいいと言うものでもないけど、つい拍に対していくつ、と杓子定規になり、どんなニュアンスのトリルなのか、を忘れてしまいがちです。
これは管、弦の方と合わせの時によく言われるので、ピアノ屋のトリルに対する考えの甘さを再確認して反省するポイントで、人ごとではなかったです。耳が痛い ^^;

ピアノの先生が、どんな音を出したいか、どんな風に弾きたいか、と質問して、受講生が答えた後に
「それはどこから来るの?どこからそう思う?」
続けて、
「音楽の勉強は練習だけではなくて、たくさんの良い音楽を聴くこと。今はYouTubeやネットですぐに聞けるけどそうではなくて、コンサートへ足を運んで聞く。いろんなことを感じて、たくさん(引き出しって言ったかな?)とにかく蓄積していって、それがもっと年齢を重ねた時にピタッと繋がる時が来る。そうしたらバラバラだったことが一気に繋がるんだ」
本当に納得の言葉だったのでちゃんとメモしなかったのが悔やまれます。。
とにかく、先生も35歳くらいまではなかなか試行錯誤の連続だったそうで、それを過ぎたら急にいろんなことが分かったって仰ってました。(今おいくつかは不明) ちょうど私も数年前にピタッと繋がる感覚を覚えてとても共感したので、この言葉を聞いて、自分が間違っていなかったんだと再確認できて嬉しかったのもありました。

お仕事上、若い方たちと演奏させていただく機会が多いのですが、ああ、同じ年くらいの頃自分もこんな風だったな、とか何を考えて生きてたっけ、とかよく考えます。(それもあり、いろんなことに寛容な気がする…笑)
でもどの年代を切り取っても、芯にあるのはいつも同じ、ピアノが上手くなりたい、(共演者のために)いい音楽をしたい、といつも思っていた気がします。時には方向性を間違えていた時もあったと思うんですが、幸い師匠始め友人など、ビシッと言ってくださったり、共感して励ましてくれたりする方達に恵まれて、なんとかここまできたのかな。

このところずーっと忙しくていろんなことが次々降ってきて、それをこなすのに精一杯だったのですが、案外慎重な性格なので(笑)一旦立ち止まって確認しないと不安になります。お風呂は私の瞑想タイムなんですが、ひさびさにここ半年くらいのことを振り返っていました。
去年は自分の身体に合った奏法の模索にとてもどん欲な年で、分かりかけてきたことを必死で形にしようとした一年でしたが、今年は奏法自体は安定して、実は最近技術的にとても困る、と言ったことは少なくなっています。
(身体的に無理なのは最初から諦める、というのもあるが 笑)
では、この先どう変わっていけばいいのか、何を目指したらいいのか、と考えた時にすぐには思いつかなかったのですが、ふと一年前にも奏法が完成したと思った時期があり、でもその後にまだ安定していないと気づくタイミングがいくつかあって、結局そこからまたぐんと変わったのだと言うことを思い出しました。なので、今は分からなくても、また一年後、今この時期を振り返って、ああ、あそこからまた一段上がったな、と思えるよう、まじめに取り組みたいな、と思います。

こんなことを書いていて、ふと思い出した記事がありましたので、リンクを。
内田光子氏(音楽部門)「1回しかない命、これ以外やりたくないこと。それは音楽」

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2016 ドイツカンマーゾリステン室内楽講習会

暑いですね〜
岐阜は、9日間連続猛暑日が続いているそうです。今年も全国一位をとる気満々です(気温ね)

この土日はドイツカンマーゾリステン講習会を聴講に行ってきました。
生徒さんのレッスン〜ロシア歌曲のお供からの聴講で、暑さもありけっこうハードでしたが、がっつり半日聞かせていただきました。
受講生は皆さん、すっごく上手いし、だからレッスンの内容もハイレベルでたくさん刺激を頂きました。先生方のアドバイスも的確だし、ああ、そうだったと再確認したり(耳が痛い)、注意やアドバイスを受けているレッスン生さんは人ごとでなくて、私自身でもあるなぁと言う気持ちで受けてきました。充実した濃い〜〜時間で、時間を忘れて没頭しました。
熱いレッスンの反面、ちょっとスタジオは寒くて、そこは戦いでした 笑
知人の作曲の先生も一緒に聴講されて、とても満足の内容だったようです。ご紹介した甲斐がありました♪
来年は一緒に受けましょう〜、がんばるぞ〜と誓いました。
先生方はもちろん、去年受講した時にお世話になった通訳の先生や、知り合った受講生さん、学生さんにも再会できたりしてそれも嬉しかったです。

さて、そんなスーパーレッスンをしてくださった講師陣によるコンサート、いよいよあさってです。
一枚のチケット明日のメニコンホールで行われるセミナー受講生と講師陣による修了コンサートも聴けます。
私は両日伺う予定です♪
レッスンでも素晴らしい演奏を聞かせてくださった皆さんのステージ、楽しみです^^
年に一度だけ聞けるチャンスなので、ご興味のある方、ぜひ✨ 超オススメです。

詳細は、こちら。
ドイツカンマーゾリステン 夏の夜の室内楽コンサート

あれっ、ピアニストの先生のHPを見たら、なぜか日本語表記が!笑
Thomas Hell

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2016 ドイツカンマーゾリステン講習会

今年もドイツカンマーゾリステンの室内楽講習会の時期がやってきました♪

昨年初参加させていただいたのですが、濃〜〜〜〜〜〜〜〜い2週間を過ごさせてただきました。
ドイツから先生方が来てくださるのでちょっとお値段は張りますが、絶対に講習会費以上の価値があると思います。

残念ながら・・・今年は私はちょっと忙しすぎて参加できませんが(T T)
ぎりぎりまで悩みました・・・デュオの曲を受講したかったです。。。

そのかわり、ぜひぜひ若手の音楽家の方に参加してもらっていっぱい吸収してほしいなと思います。

先生方はみなさん超一流の方ばかりですが、ほんとうに気さくで楽しいことまちがいないですよ〜
(ただし、レッスンは超ハイレベルで厳しい!笑)
聴講も非常に勉強になりますので、ぜひ。

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151205 特別レッスン -訂正-

先日お伝えしました吉田馨先生によるレッスンの、チラシの曜日がまちがっていました。
正しくは

12月5日土曜日

です。
日曜日って書いてまして、お渡しした方からご指摘を受けました (^^;)

本番が日曜が多くて勘違いしてたみたい。。早く気づいて良かったです 笑
既にチラシをダウンロードされた方は、お気をつけ下さい。

訂正後のチラシはこちら↓
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