ピアノのための身体作り, ピアノまわり

お金の話

音楽屋ってのはお金の話が苦手なもんです。おそらくは極めるほどにお金のかかる職業であり、投資した分を取り戻せてる音楽家は音楽家と呼ばれる人たちの1%に満たないかもしれず、それが当たり前であり、私の目指す音楽はお金で量れない云々と言う思考に拍車を掛けてしまうのかもしれません。
しかしきれいごとだけでは生活できないのも事実。。
ちなみに、お金の心配をしないで済むくらいのお金持ちと結婚するほどの気概は私にはありませんでした。笑 
では清貧を貫くか(笑)シューベルトのように、自分が正しいと思う音楽を追究し生きている間はなかなか認められず、貧困のため短い人生で終わるのか・・いやいや現代ではそれは難しいかも ^^; 税金や保険や国民年金もありますし、私には家族もありますし、家族は私に短い人生で終わってほしくないでしょうな笑

本日5回目の整体行ってきました。
このところ天気が不安定ですが、こういう時は湿度が高く、空気中の酸素の量が減るので普通に呼吸しているだけでは酸欠になりやすいので、調子の悪い方が増えるそうです。私も整体のおかげでだいぶ普通人の生活が出来るようになってはいますが(笑)先週はダルさが続いていました。

今日は施術を受けながらなぜだか?私の人生相談からお金を扱う話になりました。私の仕事は演奏する事でギャラを頂くのですが、ちょうど今、今後音楽でお仕事をしていく上でこの設定をどうするべきか、自分の売り方等を悩んでいるところだったので、そんな話をつい気安さから先生に相談してしまいました汗
長くなるのでここでは省略しますが、やはりご自分の施術代を設定する時に同じように悩んだ事、自分が設定した金額によって自分のこどもたちに与える影響、いろんな境遇の方からお金を頂く事の意味等を話してくださって、その考え方がとても腑に落ち、やはり先生は大変人間の出来た方だなぁと改めて尊敬しました。

これまでは、ギャラと言うのは私がこれまで勉強、経験してきた事を注いで弾くことの対価、と言う考え方でしたので、プロ意識を持ってしっかり仕事をし、だからこそきちんと頂くことを考えなければ、と。でも自分の価値と言う物を自分で決めるのは難しいし・・といつも悶々としながらも、いちおう師匠からお聞きした相場のようなものを提示させて頂いていました。それが最近、実は自分の価値は人が決めるものなのかもなぁ、と思うようになり、いよいよ自分で設定する事の難しさ、責任の重さを感じるようになって(これはこれで大事なんだけど)少し頭が疲れていたので、先生のお話で絡まっていたものが少しほどけた気がして、気が楽になりました。
とは言えペアやトリオで仕事を頂く時は、やはり相手のためにも最低限確保したい、というのもあるので少し強気に出なければならない時もありますけど。。笑
生活していくためにはただ働きは出来ないけど、ではどのようにしたら感謝してお金を受け取ることができるかを考えて仕事に取り組めば、きっとうまくいきますよ、と言ってくださいました。
私の周りはこうして先導してくださる方がたくさんいて、窮地に立たされた時に本当にいつも助けられます。今日も感謝 ^^

ちょっとディープな話だったので先日のコンサートで頂いたお花の写真。トルコキキョウ好き♪

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