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今日はロシア歌曲のレットゥンでした。
レッスンでの話題は、先生の師であるエレーナ・オブラスツォワ氏が亡くなったとのことで、4月に予定されていた公演が無くなるか、追悼公演になるかもしれないというお話でした。
私の師である方々はまだまだお若いので安心(?)ですが、自分の師がいなくなる、というのはどういう心境なのだろうと、いろいろと考えてみました。長くつけばつくほど、その不在感は大きいだろうなぁ、と感じました。もっと、あれもこれも教えてもらえば良かった、と後悔するのかもしれません。改めて、後悔しないようにご存命中に可能な限り吸収し尽くし、それを育てたいと思いました。
ちょっと不謹慎な話になってしまいました。

さて、その訃報を受け、ロシアの声というラジオ番組より先生がインタビューを受けられ、それが活字化されてネット版に公開されてるそうだよ、とおっしゃっていましたので、調べたら出てきました。
こちらでご紹介いたします。
エレーナ・オブラスツォワさん逝去によせて‐日本で「ロシアの魂」を歌い続ける岸本力氏へのインタビュー

記事を拝見し、先生の言葉を通してオブラスツォワ氏の姿をイメージし、それは岸本先生ご自身そのままだなぁ、と先生の音楽に対する厳しさと情熱の根源を知った気がしました。今更ですが、偉大な先生のところへ出入りしているのだな、と実感し、少しでも階段を上がらなければ、と感じました。

余談ですが、レッスンのとき、先生が12月に私の師匠と共演された時のことを熱っぽく語ってらっしゃいました。(←ちなみにこの話のとき、私は風邪でリアルに発熱してました) 

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いやぁ、Y先生はやっぱり上手いね、すばらしい、黒い瞳だったかな、私がね、つい感情が入ってぐわーって行っちゃったらね、Y先生もぐぁーって来たんだよ、ああいうのはなかなかできないね!なにしろ人間的にも素晴らしい方だしね!と興奮気味に話してらっしゃるのを聞きながら、私もはい、そうだと思います、先生は素晴らしいです、と私が言うのも変ですけど、なんてお返事しながら、ああ、私は改めてすごい人を師匠に持っている訳だけど、どうしたらいいのか、到底追いつけないわ、と嬉しいような、道が遠くてくらくらと目眩がするような妙な感覚に陥っていました。笑 

先生はその時恐らく、音楽をやっているものが人生で一度か2度あるかないか、の境地に達してらしたのかもしれないですね。私もいつか、誰かとそんなところへ到達できるんだろうか。若輩者ですが、まだまだがんばります。

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