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ロシアピアニズム

11月2日(土)ルーテル市ヶ谷ホールにて、大野眞嗣先生の門下生発表会が終わりました。
私はシューベルトの即興曲作品90-3を弾かせていただきました。
お世話になりました、先生方、有難うございました。楽屋でご一緒してくださった皆様、有難うございます。

本番前々日にレッスンに伺ったのですが、もう、直前だし、先生の御宅のスタインウェイでタッチと、ながれを確認させていただくくらいかな〜と思っていたのですけど、「また新しいタッチが見つかりまして✨(←滝汗)」
と仰るので、結局新しい奏法を使っての修正?のような感じでした。

その後も練習室を借りて、確認作業をし、本番では。。それが出せたのかどうかわかりませんが、
とにかく、教えていただいたタッチと音を再現せねば〜と、いう思いで、ただでさえ遅かったテンポ設定が、弾き始めたらさらに遅くなっており(笑)おそらくは世界最遅!7分はかかってしまったかもしれない。とにかく一音一音鳴らしていったら終わった、という感じです笑
根気よく聞いてくださった方、ありがとうございます。

レッスンの時に、大野先生から、「最初は何きっかけで来たんだっけ」と言われまして、振り返ると私は、SNSの音楽友達(これまた大野さんと仰る)が大野先生のブログをよくチェックしていて、それで興味を持ったのがきっかけでした。
ちょうど大曲シューベルトの「しぼめる花・・」のテクニックに苦戦した直後で、自分の技術的に限界が見えてきたかなと感じていたとき、ログの一つを拝読して、この先生なら、なにか変われるかも、と思ったのです。

レッスンに伺ってその日に、つまづいた技術で自分に足りないのはこれだ、と思って、目先の技術的な解消にとらわれず、とりあえず通ってみよ、と思ったのでした。(←芸術と技術は表裏一体、大野先生のところへ通うにはかなり不純な動機でしたけど笑)

そこから、2年。(先日の10/10で丸2年でした)
結果、音も格段に良くなったよ、といろんな方から言っていただけるようになりましたし、これまでと違う筋肉を使うので、そのトレーニングによって、技術的にもずいぶん楽になり、私のお仕事はアンサンブルだけど、倍音が増えたことによって、倍音楽器との合わせでソリストさんに楽してもらえるようになりました。

といっても、なんか、歌いやすい、吹きやすい、等で決定的な確信はこれまでなかったのだけど、今日、フルーティストでメンタルトレーナーの花尾律子先生のところで、フォーレを初見で合わせた時、私は初見でいっぱいいっぱいだったのですが(←フォーレの和声はよくわからん!爆)、何だかわからないけど、めっちゃ合わせやすくなってます!と言ってくださって、びっくりしました。
「なんだかわからないけど」というのは一番嬉しいし、こういうのは、分析してしまうときっとつまらなくなってしまうのですが(笑)おそらく、これまでの私のピアノの音が一本の線とすると、その幅が太くなり、結果フルート側がきっちり音程を合わせに行く必要がなくなって、楽なのかもしれない、とのことでした。

ものすごく面白い結果!
それをバシッと言い当ててくださった花尾先生もすごい!
そしてここまで根気よく育ててくださった大野先生、トレーナーの先生に感謝です。
私は大学を卒業してずいぶんなりますが、一般的に、技術の伸びしろは20代まで、と言われる中で、まだまだ、余地があるのにも驚きましたし、人の可能性、ピアノの可能性は無限だし、そして探究心を忘れないことは大切だな、と感じました。

書きたいことは山ほどありますが、スッキリ読んでいただくために、短めにまとめてみました。



コンサート, コンサート (演る), つぶやき, 雑記, 音楽

ご感想・・

普段、お客様からいただくコンサートのご感想は、できるだけその後の公演に(自分が)影響されないようにしたくあまり書き留めていないのですが。。
先ほど、9/8公演のお客様(で尊敬するお友達)のお一人から電話がかかって来て、2,3日前に携帯変えたら使い方がわからなくて困っている、っていう他愛もない話からスタートしたんですけど(笑) ご来場のお礼を伝えたら、あの時はほんっとうに素晴らしかった!前から100倍くらいレベルアップしていたわよ(←ありがとうございます笑)、まるで天国にいるみたいだったわ、木内さん(フルーティスト)に羽が生えているのが見えた!と独特な表現と共に、私までその場で聴いていたかのような臨場感を持って伝えてくださって、その方の心にどんなに響いたかというのが伝わって来て、感激で涙が出ました。

この方は私が以前勤めていた勤務先のご縁で知り合った方で、なんていうか勘が鋭いというか、不思議な方なのです。ほわ〜っとしていてみんなをリラックスさせるのに、時々ズバッと本質を突くようなことをおっしゃって、そんなところも含めてとても尊敬しています。すごいな〜って感じる方はたくさんいるけど、そのうちの一人。
そんなIさんにそのようなことを言っていただけて、そんなふうに思っていただける公演ができたのかなっていう実感が急に湧いてきたというか、とにかく不謹慎ですがもうピアノやめてしまってもいいくらいだと思ってしまいました。いえ、自分としてはまだまだですから頑張りますけど 笑
そんなわけで、いろんなソリストさんに翼を授けられる、レッドブルみたいな存在のアンサンブル屋になりたいなと思いました笑 まだまだ精進いたします。


そうそう、コンサートが終わって翌々日くらいにお手紙で温かいご感想をくださった方もいらして、お客様とはなんていう有難い存在なんだろう、と今回は、いつもにも増して感じた公演でした。

毎回、自分では反省ばかりなので、こうして率直にご感想をくださる方の存在はとても有り難いです。(特に私のお客様はお世辞がないので助かってます笑)
言葉ではとても伝えきれませんが、聴いてくださる方あってのコンサートということを実感しています。
ありがとうございます。
皆様のお気持ちをログで残しておきたく、書いてみました✨


最近ちょっとしたことで涙腺が緩くって、季節の変わり目でちょっと不安定なのかも笑
すこしゆっくりしようかな。

ピアノまわり, ピアノ奏法, ロシアピアニズム, 音楽

191113 1時間だけコンサート 秋から冬へ

次はこれ!
大変レアな(笑)ソロコンサートです。
懇意にさせていただいています、JR岐阜駅近くの素敵な小ホール、

カーザップラウジさん https://m.facebook.com/CasApplausi-カーザップラウジ-139809540137247/
で、1時間だけのソロコンサートをさせていただきます。
少々長いタイトル「小山文榮がお届けするお茶する前に1時間だけコンサート」シリーズは、実はずいぶん前に度胸試しで企画し、しばらく続けておりました。
今回は、カーザップラウジさんより、平日の昼間にお越しいただけるような企画を、とご相談されて、このシリーズを思い出し、久しぶりに引っ張り出した次第です。

このシリーズは
・コンサートの後はお友達とお茶して帰りたい
・終演後はコンサートのあれこれをおしゃべりしたい
・夜よりお昼間の方が気分的にゆったりできる
・短めのコンサートがいい
という、私の「こんなコンサートがあったらいいな」という希望をふんだんに詰め込んでいます笑

そんなちょっとお出かけするような気分で、気軽にクラシックを聴いていただけたら嬉しいです。
私がここ数年大野眞嗣先生のロシアピアニズムメソッドのもとで、コツコツと鍛錬してきました(と思いたい)奏法で、モーツァルトとシューベルトを中心に聴きやすく、コンパクトな曲たちでまとめています。拙いですが、私のおしゃべりとともに進行させていただきます。
弾きたい曲を集めましたら、なんとなくしっとり系になりましたので、曲たちで秋から冬へ移り変わる景色をお届けできたらいいなと思っております。

チケットはチラシの連絡先、お問い合わせ、直接(笑)等承っております。当日までに完売しますと、当日券がお出しできなくなりますので、お早めにご検討いただけましたらありがたいです。

ご多用中かと存じますが、楽しい時間を共有させていただけましたら、嬉しいです。

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外観を変えてみました。

以前のテーマ、落ち着いていて気に入っていたのですけど、スマートフォン経由だと、プルダウンで項目を選択してもリンク先へ飛べなくなっているのが発覚しまして、慌てて変更いたしました。
このためにレッスン項目や、お問い合わせフォームなどが快適に使えなかったことがわかり、せっかくご興味を持ってくださってもすぐに問い合わせをしていただけなかったようです。
ご迷惑をおかけしておりまして、申し訳ありません。

遅れておりますお問い合わせにつきましては、順次、ご連絡を差し上げております。
今後はできるだけ早いレスポンスを心がけますので、またご縁が繋がりましたら嬉しいです。
どうぞよろしくお願いいたします。

コンサート, コンサート (演る), 音楽

190908 カンツォーネ デル フラウト終演いたしました。

木内悠貴&小山文榮フルートデュオコンサート、
カンツォーネ デル フラウトが無事終演いたしました。たくさんのお客様のご来場、誠にありがとうございました。

前半はカルメンファンタジーに合わせて、赤にしました。
期待を裏切らない爆笑トークの様子。
おつかれさまー
アンケート、いつも告知を忘れてしまう・・
打ち上げは八ちゃん

今回は大型の台風直撃が直前まで予想され、お客様からもご心配いただいておりましたが、当日はまさかの夏日。延期も危ぶまれておりましたので、もう、とにかく、何かに、感謝しました笑

プログラムは

エネスク: カンタービレとプレスト
ジュナン: ヴェルディ「仮面舞踏会」によるファンタジー
ボルン: カルメンファンタジー
カーク=エラート: シンフォニッシェ カンツォーネ
プーランク: フルートとピアノのためのソナタ


そろそろ客席のみなさま「好きな時に大いに笑う」というマナーに慣れてこられたのか (笑) 今回もトークでは大いに湧きました。個人的に嬉しかったのは、聴きにきてくださった合唱団の団員さんが「先生のトーク面白かった❗️」と言ってくださったこと😆
オモロトークは自分には向かないと思ってずっと木内氏に任せっぱなしでしたが、いよいよこれで、
名実ともに「笑いの取れるピアニスト」を公言しても良いんじゃないかな、と自負しております。
あとは声が届くように発声練習です💪

毎回好評のアンケートですが、集計結果は

1位 プーランク 20票
2位 カーク=エラート 10票
3位 カルメンファンタジー 8票
4位 エネスク 4票
5位 ジュナン 3票
と言う結果となりました。
どの曲も楽しかったので、どの曲にも票が入って嬉しい✨

「出演者も客席も楽しいホームパーティのようなコンサート」をモットーに企画していますが、みなさま、ほくほくの笑顔で帰ってくださるのがとってもとっても嬉しいです(*^^*)
そんなノリにいつも付き合ってくれる木内氏にも感謝です。これからも、「日本一ゆるいコンサート」を目指して頑張ります。
コンサートに関わってくださった皆様、ご来場くださった皆様、ありがとうございました。


未分類

190908 カンツォーネ デル フラウト完売御礼


9.8の公演は完売いたしました。当日券もお出しできません。
ご注意ください。
みなさま、ご興味を持ってくださり本当にありがとうございます。
当日はお気をつけてお越しくださいませ。

まだまだ暑い日が続きますが、ご自愛のうえお過ごしください。
みなさまにお目にかかれますのを楽しみにしております。

つぶやき, 雑記

お暑うございます

暑いですね、が挨拶みたいになっていますね。どうも、暑さでは全国1位の不動を誇る(時々入れ替わる)岐阜県民です。
熱中症で倒れる方も多いですね、私も一度、熱中症らしき症状になったことがありますが、大変です。貧血のように意識が遠のいて、体がカーッと熱くなり、その後3時間ほど横たわって動けなくなりました。(家で母が保冷剤と濡れタオルで処置してくれました)
回復後も、2週間ほどずっと気分が悪かった記憶があります。
皆様も、十分ご自愛のうえ、お過ごしくださいね。無理のありませんように。

私、SNSで去年も、今年も、この時期は暑さ対策の投稿をしておりました。
せっかくですので、こちらでも共有しようと思います。皆さんが少しでも涼しく過ごされますように。

暑さ対策①
エアコンの室外機に濡れタオル(写真参照)

これは本当に効きました。



エアコンの効きも良くなって、たぶんですが、電気代も下がるのではないかな、と思います。ただ、うっかりバケツの管理を怠ると、水が干上がっていたり、藻が生えたりします。

暑さ対策②
レースカーテンを二重にする。

と言ってもたまたま我が家のピアノ部屋のレースカーテンが二重だったからなのですが汗
もともと、少しでも吸音効果をと思ってつけていた二重レースカーテン、普段は内側を束ねていますが、窓の際が一番温度が高い、と聞いてタッセルを外してみました。



とても涼しくなって、エアコンの効きも良くなった気がします。

去年はあまりの岐阜の暑さに、アトラクション的に来ていらした方もいたようです。完全に暑さがネタになっております。

【岐阜がめちゃめちゃ暑いって聞いて、行ってみたら本当に暑かった】
https://travel.spot-app.jp/gifu_nagahashiryo/?fbclid=IwAR2-TxpVpzY66QAKJzDLQBTNgLCqoH3atpcaIH_4idfl1Ncto1RQoMuKJic

いえ、ぶっちゃけ、世界で一番暑いのではないでしょうか。中東やヨーロッパも温度は高いが、湿度がない!ちなみに、昨年県外から友人が遊びに来た時は「なにこれ!ラクダとかいそう!」と言われました笑


それにしても、室内はいいですが、お外でお仕事されている方は本当にご苦労様です。首回りに濡れタオルは効きます。見た目?この際は気にしないでおきましょう。命に関わりますから。濡れタオルに、保冷剤を巻くとさらに効果的です。岐阜県民は車での移動が多いです。車中も相当熱くなりますし、みなさま、できるだけ工夫してお過ごしくださいね。


お仕事, コンサート, コンサート (演る), 音楽

190908 カンツォーネ デル フラウト(残席わずか)

先日お知らせしました、木内悠貴、小山文榮フルートデュオリサイタルですが、有難いことに残席わずかとなってまいりました。
楽しみにお待ちくださっていた皆様、いつもありがとうございます。
ご予定くださっている方、できましたらお早めにチケットのご用命をいただけましたら、お取置きしておきます。
問い合わせフォーム、チラシに記載の連絡先、出演者に直接でも結構ですので、お気軽にお申し付けください✨
すでにお申し込みの方は、当日お気をつけてお越しくださいませ。
私たちも精一杯準備いたします。
暑い日が続き、台風も近づいておりますが、どうか皆様ご自愛の上お過ごしください。

お仕事, コンサート, コンサート (演る), 音楽

190908 カンツォーネ デル フラウト

2019.9.8 (日) 14時半開演 13時半開場 ホール杉
入場料 一般2,000円 学生(25歳以下)1,000円
(当教室の子供の生徒さんは1,000円→800円とさせていただきます)

プログラム
エネスク:カンタービレとプレスト
ジュナン:仮面舞踏会によるファンタジー
ボルヌ:カルメン・ファンタジー
カーク=エラート:シンフォニッシェ・カンツォーネ
プーランク:フルートとピアノのためのソナタ

フルート 木内悠貴 http://yukiflute.strikingly.com
ピアノ  小山文榮



毎年恒例となりつつある、ベルリン時代からの友人フルーティスト木内悠貴くんとのフルートデュオコンサートです。フルーティストは昨年渡独し、いろいろあってエジプトにいたのですが(なぜだ笑)、先日帰国しまして、また今年も共演できることになりました。

オペラ劇場勤務でさらに磨かれたフルートと、毎回楽しんでいただいている曲解説と迷走気味のトークもエジプトネタが投入されるのかな、と私も楽しみにしています。私は彼の日本語通訳で補助に入りますので(爆)、またその辺りの噛み合わないトークを温かく見守っていただけましたら嬉しいです。

今回は、カンツォーネ=歌、をテーマに曲を集めました。オペラの名曲メドレー、カンタービレ(歌うように)とタイトルに入っている曲等、名曲揃いです。私は実はほとんどの作曲家を知らないのですが(なんでもやってくるピアノ弾きあるある)、聴きやすく、美しい曲ばかりです。
秋に差し掛かる爽やかな(希望)気候に、さやわかな曲たちとともに音楽のある午後を楽しんでいただけたら嬉しいです。

と、うまいことまとめてみましたが、正直岐阜の夏は暑いので、休憩中のお茶タイムにはなんとかアイスを出せないかと考え中です笑

みなさま、ご多用中とは存じますが、お時間少し咲いて、御運びいただけたら幸いです✨