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きづけば

8月も下旬です。

気づけばあれだけ死ぬ気で準備したセミナーも終わっていて、コンクールのお仕事がひとつ終わり、
オーディションを受けようかなと思っていたのが目前です。
もっと日々を大事に、丁寧に生きたいものです。。(+ +)

時にはちょっと立ち止まって、過去の「・」を振り返りたいのですが、なかなかそんな余裕が無い 汗
でも日々課題を課して、まぐろのように動き回っていないと、一旦停まってしまうとそれまで積んできたより前に戻ってしまうので(よく分からないと思うけど、こういう動力で動いている音楽家って多いと思う 笑)こういう状態が常なのも仕方が無いのかな。
しかし体力は個々に違い、すっぱり認めてしまうと私は体力がものすごくある方ではないので、上手に休息や気分転換をしながらいかないと。そんな私の目標は80歳まで現役です^^

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先日の室内楽セミナーを、オーガナイズしてらした吉田馨先生という方がいらっしゃるのですが、まーこの方が実にパワフル!そして腰が低い!行動が早い!なにかを成し遂げる方というのはこういう方なんだな、と衝撃を受けました。修了式後のランチで、ラッキーなことにたまたま隣の席になり、いろいろとお話を伺えたのですが、セミナーを立ち上げたきっかけ、その背景にあった並々ならぬ苦労話やなんかを伺いつつ、華奢な方なのにどこにそんなパワーが、と圧倒されっぱなしでした。私よりも年上であの凄まじいパワー(スミマセン 笑)、音楽に対する情熱! 本当に、年齢を言い訳にしてはいかん!と改めて思いました 笑 厳しさと愛情の分量のバランスがとても上手い方で、受講生からもとても慕われていらっしゃるのが伝わってきました。
私も普段から企画させていただいたり、将来的にはセミナーの立ち上げを目標にしているのですが、先生にお会いして、なにをするにも一番大切なのは音楽への情熱だと再確認しました。いろいろやっていると、なんのために、なぜそれをするのか、という一番大事な核をつい忘れてしまいがちですが、ぶれそうになった時はそれを思い出して、引き締めていきたいと思います。

本当に素晴らしい方の側でたくさん学ぶ、貴重な機会を頂きました。有難うございました。

写真は修了式の後で撮って頂いたもの。先生の方がお疲れなはずなのに、私の方が顔が疲れてる^^;
そういえば、セミナーが始まる前は「若者から元気を分けてもらってがんばる」ってどこかに書いたんでした。
これからは逆に人に元気を与えられるよう、いつも元気にがんばります。

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まずは本日広島原爆投下の日ということで、黙祷を..(暫)



明日は室内楽セミナーのレッスン最後の一コマです。
疲労と共に始まった室内楽セミナー・・いやもう、人の限界って無いのね、って思いました^^; 
人生で一番(最近こういうの多いですが)自分を追い込んだ気がします。
でもさすがに1コマ目、2コマ目と疲れがmaxで、若干ですが億劫な気持ちでレッスンに向かってました。。

初の五重奏、どうなるだろうとどきどきでしたが、先生方が教えるのがとてもお上手で、
1年かかっても学べないくらいのたくさんのことを拾って、吸収(できてるのか?!)しています。
1日目、レッスン終わってから、嫌だけどソッコー録画を確認して課題を書き出し、さらいなおし、
2日目、レッスン終わって(以下略)
翌日はさすがにほっとして、必要以上に寝だめしてしまいました 笑

お恥ずかしいことに、先の2コマのレッスン時には疲労困憊で、出る音はとても健全で健康的な音とはかけ離れていて、
あ〜〜私ってこんなに固い音だったっけ、なんてぼんやりと思いながらレッスンを受け、
そうしたら2楽章に入った時にヴィオラの先生の一言で、本来の音が戻った!
(名教師ってこうなのね、目から鱗)
戻った瞬間に、あ、これだった!とハッとして、そこからやっと普段の状態になりました。
たぶん気が入りすぎて、身体から、演奏から全体的に力が入っていたのだと思います。。
ほんと、まだまだ浅いです。

2015-08-02

初日、翌日とパパッと2コマ終わってしまい、4日空いて明日のヒトコマを残すのみとなりました。
結果的に、この流れ、良かったです。気持ちが超楽! 
セミナーの後半に初回レッスンとかだったら、たぶんまだ絶賛弾き込み中で(しかも間違ったまま)、
要らない体力を消耗してた気がします。

もっと時間が欲しいくらいですが、2コマで拾ったこととしては
室内楽のピアノの存在の大きさ、リーダーシップの必要性、客観的な目も持つこと、5人で演奏すること(当たり前だけど)、そして何より一流の先生方に気圧されないように、(誰が来ても!)気持ちを大きく持つことでした。
あとピアニストの先生と私の音が違うのも当たり前ですが、特にバスが違う気がする! 最初はやっぱり体格か!?と思いましたが、技術的とかそういうもの以上に、経験値の豊富さによる余裕とか、先導する力が優れているのが如実に音に現れている気がします。(私なりの分析ですが。。)
人に余裕を与えるための立ち居振る舞いの部分はずいぶんメンタルトレーニングで鍛えたつもりでしたが、まだまだ器の大きさをぐいっと広げる必要があるなぁ、と思いました。(余裕を持つための技術の向上も大事だけどネ!)

人見知りなので参加を迷っていた交流会も思い切って参加して、
そしたらピアノのお知り合いがたくさんできました^^
普段ピアノ同士で絡むことは少ないので嬉しいです♪
弦楽器の子たちは年齢層が若く、ピアノの方は意外とベテランの方もいらして、ホッとしました。
改めて、ピアノという楽器はいくつになっても学ぶべきことが多いのだなぁと、しみじみ。
大変な楽器を選んでしまいました・・知ること、やること、責任もいっぱいですが、まだまだがんばります。

残り一コマですが、明日はまた少しでもたくさんのことを掴んできたいと思います。

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ピアノあるある

室内楽での譜めくり頻度の高さ。

改めて楽譜を見ると、こんな感じです。
↓左がピアノ三重奏(ピアノ+弦楽器2人)、右がピアノ五重奏(ピアノ+弦楽器4人)

trioundquintett

トリオの方は1ページにつき4段しかないです。見開きで8段。
五重奏に至っては1ページ3段しかありません!笑
そういえばトリオの合わせでは、特にテンポの速いところなどしょっちゅう譜めくりばっかしてるんでした >< 五重奏の譜読みをしていると、ページ数が多くて、やってもやっても延々終わらない気がします。。 実際は同じ3,40分の曲なので、練習時間も同じはずなんだけど。。? ↓ちなみに、ピアノの通常の楽譜。 chopin]

なんだかちょっとほっとしますね 笑

↓ちなみに、弦楽器パートの楽譜

cello

ピアノが40ページとかあるのに対して、ヴァイオリンやチェロの方のパート譜は1、2枚とかで仰天します 爆

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スターバトマーテル

私にとったらたいへんマニアックな単語で人生で初めて聞いたくらいなのですが、なんとこの一週間のうちに2度も耳にしました 笑

先日友人が、
「今度オケの本番でドヴォルザークのスターバトマーテルって言う1時間半もかかる曲をやるんだよ orz」
と言ってたのを、あははは精神病みそう、なんて人ごとみたいに笑ってたんだけど、
別の友人が「7/19のコンサートでスターバトマーテルって言う二重唱をやろうと思うんだけど」
なんと私もやることになりました 爆 
が、幸い私の方はペルゴレージさんという方の作曲で5分ほどです。
しかし苦手な古典・・来たよ古典いよいよ腰を据えて向き合えということか 笑
動画を検索すると伴奏はほとんど室内楽かオケですが、オケ版をピアノ譜に起こしたものというのは例外なく難しいです。覚悟します。。

スターバトマーテルというのは「悲しみの聖母」と言う意味で、キリストが磔(はりつけ)にされた時の聖母マリアの悲しみを歌ったものです。たくさんの作曲家が曲をつけています。

↓ドヴォルザークの「スターバトマーテル」
指揮者が振り始める前に「1時間半無事に終わりますように」と祈ってるようにしか見えないw

↓ペルゴレージの「スターバトマーテル」より”肉体は死して朽ちるとも” 古典向きのまっすぐな素晴らしい発声! 

メッツォは男性でカウンターテナー。透明感のある声が大変美しい。ピアノもそうだけど歌でも古典が上手い人ってのは何でも上手いんだろうなぁ。。

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Score

さて、

室内楽のセミナーを受けたいなと思って課題曲の楽譜を探したら、



5000ゴールドしてました ( ゚Д゚)


なんで輸入楽譜ってこんな高いんだーーベルリンが恋しい!(だいたい半額)

ちょうどオイロパ旅行してるお友達にお願いしたいくらいです。
いや実際は、重くて申し訳ないので頼めませんが。。



まぁ結局買うんですけど。。気合いいれてがんばるか 笑
先日の公演のプログラムに乗せたドヴォルザーク。
あれと歌曲くらいしかやったこと無いんだけど、まだ伸びしろがあるような気がしたので、あえて未知数の作曲家で 笑

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ルーマニア民族舞曲

バルトーク作曲。民族音楽の独特のリズムや和音が登場する曲です。

この曲、1回目の合わせではよく分からなかったのですが、
2度目の合わせで一度通したあと、はなえ先生が

「・・ゆきえさんさ・・。・・」

と言うのでドキッとしたら(どんな場面でも、沈黙、と言うのは一番ビビります)
バルトーク、好き?と聞かれた (゚Д゚)
彼女曰く、民族音楽の独特のリズムの取り方に無理が無いから、とのことですが。。

いやいやバルトークっつったらむしろ、ハンガリー留学中にハンガリーの作曲家だからということで「いちおう」一曲やったけど、あの独特のリズムと音がどうも性に合わずハンガリアンの先生をがっかりさせて終わり、ドイツ滞在中にはハンガリー人の大家さんにピアノやってるんだったらバルトーク、好き?ってキラキラした目で聞かれて「いや、バルトーク、よく分かんない」って言ってまたまたがっかりさせたもんですが。。笑 
言われてみれば、ちょっと不思議なリズムや変なとこにアクセントついてたり、音楽の流れや、と思いきや急に止まったり、という独特な曲調ですが、それがなんとなく勘で分かるというか?あまりなにも考えずにできるというか・・不思議なものです。

それでふと思い出したのですが、私、ハンガリー在住時代に

夜な夜な飲み歩いてたんです。

いえ、ピアノもまじめにやってたんですけど、現地生活の長い日本企業の駐在員の方々にかわいがってもらってよく飲みに連れてっていただきまして(笑)ブダペストの庶民的な居酒屋って流しの音楽隊が来るんです。それで気前の良い日本のおじちゃんお偉いさんとかがチップ払ってチャルダッシュとかやってもらう、なんて場面によくご一緒してまして、もしかしてそれで民族音楽のリズムがアルコールと一緒に身体に染み付いてんのかなぁって思いました。笑
ここの部分はこういう楽器が使われてそうだな、とか、ここは下手くそに弾いた方がおもしろそうだな、とかなんとなく感じるんですね。
ハンガリーへ行く前に、師匠がご自分の留学生活の一年目は遊びまくってた、と豪語してらしたので、私もそれに習おう、と思ってこれ以上無いくらい遊んだもんですが、こんなところで活きるとは思いませんでした。笑

余談ですが、ハンガリー人の名前は日本と同じ「名字 名前」の順で、日本では他の作曲家同様ベラ(名)・バルトーク(姓)と言われますが、実は現地ではバルトーク(姓)・ベラ(名)さん、となります。
ハンガリーはヨーロッパ圏なのになぜか日本と似ている部分が多く、ハンガリー語(マジャル語といいます)にも日本語に似たものが多いのですよ。水、はvíz(ヴィズ)、塩はsó(ショー)と言います。遠く離れた場所なのに、不思議ですね〜。

さて【棒踊り(イ調) 飾り帯の踊り(二調) 踏み踊り(ロ調) 角笛の踊り(イ調) ルーマニア風ポルカ(ニ調) 速い踊り(イ調)】の6つから構成されているこの曲ですが、棒踊り、と言うのがいまひとつイメージが掴めず、さくさく検索してみました。
ルーマニアのとは違うかもしれませんが、それらしきものが出てきたので(ハンガリー語を熱心にやっておけば・・汗)貼付けておきます。結婚式の余興みたいな席で面白いです。でもちょっと曲の調子は違うかな。

この曲にはもうひとつ、コネタがありますが、それは当日まで取っておきます。

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さて、勝手に

先週のバレンタインコンサートが終わって、次は4/3までなにもないので、これから譜読みに専念できます。
ここ最近では珍しい。
楽譜がようやく揃ったとこなので、助かるー。

今回のプログラムの中には過去に演奏したものも入ってるんですけど、
過去の楽譜って、あとから見ると面白いのですよ。
当時は必死なので、なんとか曲を消化しようといろんなこと書いてるのです。
「ぶわぶわした風船みたいに」とか「映画の中のどんくさい人」
とか書いてたりする訳です。笑

2週間頃前からチラシの配布が始まりまして、
そろそろみなさまのお手元に渡っている頃=ここへやってきてくださる方も増加している「はず」。
(あくまで妄想のもとで 笑)
今回の公演はクラシックに馴染みの無い方でも楽しんでもらえるように「世界旅行」というテーマもあり、
お喋りも入れて、進行していく予定です。
なるべく曲に親しんで、クラシックを身近に感じてもらいたいと思ってます。

というわけで、

せっかくなので「4月3日プログラムを勝手に解説」を始めようと思いつきました。
当日もお喋りする予定なのですけど、たぶんちゃんとしたことをベースに喋るので、
ここで書くのは、ちゃんとしたことちょっと、余談たくさん、の割合にしよかなーと思います^^
当日、プログラムを見る前から曲目解説が始まっているなんて、ちょっと斬新!?
(見てくださってる方限定ですが 笑)

なるべく間違ったことを書かないように気をつけますので、
駄文にお付き合いいただけると嬉しいです。きょうはここまで。

音楽その他

うぷぷ

ピアノトリオやることになりました♪

最初は合わせやすそうなところを、と言ってHaydnになりましたが、
家帰って音源聞いたら3楽章とかなかなかに、なかなかです。笑
でも古典めちゃ勉強になりそうなので、楽しみです。

私が一番若輩者&室内楽初心者なので、足引っ張らないように頑張ります!