ピアノまわり, 雑記, 音楽, 音楽その他

Score

さて、

室内楽のセミナーを受けたいなと思って課題曲の楽譜を探したら、



5000ゴールドしてました ( ゚Д゚)


なんで輸入楽譜ってこんな高いんだーーベルリンが恋しい!(だいたい半額)

ちょうどオイロパ旅行してるお友達にお願いしたいくらいです。
いや実際は、重くて申し訳ないので頼めませんが。。



まぁ結局買うんですけど。。気合いいれてがんばるか 笑
先日の公演のプログラムに乗せたドヴォルザーク。
あれと歌曲くらいしかやったこと無いんだけど、まだ伸びしろがあるような気がしたので、あえて未知数の作曲家で 笑

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ヴァイオリンとピアノのためのソナタKV302

さて、やってきました、私の苦手分野です。(言っていいのか 笑)
ぶっちゃけ一番神経を使うし、一番悩みます。
なによりモーツァルトの奏法は、自分の中でも他の作曲家と違うらしく、無意識に打鍵も変えているらしい。
というのも演奏中に特定の指の爪のカチカチ当たる音がするからです。
そんな訳で、弾く前にはかならず爪の長さを爪ヤスリで微調整します。
(20年愛用の関の爪切り。ないとテンパる)

モーツァルトはヴァイオリンとピアノのためのソナタをたーくさん書きました。
なぜヴァイオリンソナタ、と言う表記でないかというと、この頃はまだピアノ(クラブサン)の方が主体であることが多く、ヴァイオリンの旋律はピアノに寄り沿うように書かれているのです。そのためピアノパートとヴァイオリンパートの音の数の違いと言ったら!笑
ヴァイオリニストさんはピアノ大変ですみません、なんて言ってくれますが(笑)愛らしく、魅力的な曲がたくさんあるので、ついがんばってしまいます。とても勉強になるし、私はいつか全部やれたらなぁと思ってますが、果たしてそこまで英恵さんが付き合ってくれるか・・?

合わせをしていると、ヴァイオリンが伴奏してくれているような箇所も出てきて、普段人様の伴奏ばっかりやってる身としてはすごーーく新鮮♪ 自分がメロディーラインを弾いていて、ヴァイオリンで伴奏型が入ってくると、耳が慣れないのでおおっって思います 笑

ヴァイオリンが主体って思っていると、どうも上手くいかないので、今日は「段の多いピアノソナタ」のつもりでさらってみました^^; Vn、ピアノの右手、左手の3人を、頭をフル回転させてがんばってまとめたいと思います。

★楽譜はこんな感じ★

今日のキーワード
拍感、細かい単位の創作、おおげさ、アマデウス

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150213 Valentine Concert 終演

おお、最近がんばって続いておりますブログが。

先日、2月13日 Valentine Concertのお写真と、動画と、録音を頂きました。
ので、まずはアップが早いお写真を。。動画はよく分からず、録音は分割がちょっと面倒なので保留。
(そしてSoundカテゴリが放置される)
この、3倍くらいあったのですが、歌い手さんのアップとかも多いので抜粋で。

OLYMPUS DIGITAL CAMERA

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↓師匠と共演記念で撮っていただきました。

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緊張、ではないですが、変な強迫観念みたいなものがあって、(心配が伝わって?無言の圧力?)
おかげで最後までリラックスできなかったです。。(ここだから、書ける 笑)

そういえば、内容のご報告を忘れていました。舞台裏ではいろいろいろいろありましたが、とにかく無事終演し、ソプラノお3方ともやりきった感があり良かったな〜と思いました。杉山さんと私のペアはロシア歌曲と言うすこし(だいぶ?)マニアックなジャンルでしたが、これまで聞いたことの無い方からもとても良かった、プログラムも良いし、ロシア歌曲って素敵!って言っていただけたので、本望です。この後のレッスンで岸本先生もおっしゃってたのですが、岐阜で、しっかりとロシア歌曲、というプログラムを演奏した例はあまりないかもしれないし、それでお客様の反応が良かったと言うのは、一番嬉しい結果だったのでは、と言ってくださいました。

私個人としては、この舞台で、偶然ご一緒することになった師匠からいろいろとご指摘を受けまして、この直後から再々々くらいの奏法の見直しをしました。というか現在もしてます。ここ2週間ほどでまただいぶ変わったと思います。奏法直すのって結構しんどいんです。でも、合わせなどで、他に気が行く作業になると、戻ってしまいます。まだ安定するのに時間がかかりそう。
自分では特に焦っているつもりも無いのですが、悪いところがあるならば、そしてまだまだご意見を頂けるのなら、まだ「一応」若くて反応の良い今のうちに、早く直しておきたい、と言うのもあり、毎日の練習の中で重心の置き方、身体の使い方をチェックしつつ修正しています。
先日整体ヘ行き、先生に、「しばらく姿勢を意識して直してみましたが、なんか変わってます?」と聞いたら、「ちゃんと変わってますよ」と言っていただけて、ホッとしました。次の本番4月頭なので、それまでにまたもう一段階変わったところが少しでも出せたらいいな、と目標にしてます。
正直なところ、ここ1年ほどであまりに急激にテクニック、音量などいろんなことが変化したので、最近はそれを演奏の方に上手く応用できていない気がしてます。たぶん成長期の、脳と身体のズレ、のような気がしてます。外見(音、技術)だけでなく、中身(感性)も磨いてがんばります。

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練習進捗状況管理

タイトルが中国語みたいになってしまいました。笑

ピアノの後ろにはいろんなもの貼ってあります。

会社でもらったカレンダー(日常把握用)と
以前伴奏した方がご自分の練習用に作られたexcelデータを譲ってくださった、練習のスケジュール管理表(2015年分)と、
カレンダーの裏に自分でざっくり書いた、向こう半年間のお仕事スケジュール表です。

これは、お仕事スケジュールの一部。(性格が出てます。。)

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今日練習が終わってふと、今一番なにを詰めるべきか、と思い立ち、把握するために追加で書き込みました。
人の言うこと聞かない質なので、自分のことは自分でしか管理できません。
ぼかしのかかってるとこは、未定なものです。アンコール?なにそれ、です。

個人的にはベートーヴェンの後半と、プロコを急がなければいけません。
プロコは、たぶんお得意な感じなんだけど、ちょっと和音に慣れるまで時間がかかるのと、
1分そこそこなのに技巧的にとても難解です。手の小さいピアノ弾き泣かせな箇所が出てきます。

4月3日公演プログラム分、ちょっと練習期間がタイトなので、
四六時中頭の中で、今日なにを練習するか、なにを明日に残すか、を考えてます。
(量的に一日全部は無理なので)
いつも音が鳴ってますし、あそこはもうちょいこうしよう、とかいつも考えてます。
(時折映像も見えたりするのでけっこう危ない)
こういう状態になってくると、ちょっと前の出来事なんて、もう覚えていません。笑
今日も職場で「本番前のその感じ、いよいよやってきましたね」と笑われました^^;
笑って許して頂けるなんて、本当有り難い職場です。

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リフレッシュタイム

ここんとこ集中し続けててぐあーーーってなっていたので、温泉行ってきました。
いや〜箱根の湯は良いねえ。

星の王子様ミュージアムでまさかの「あれ」を見つけてテンション上がってます。

写真 1

買いました。

選んだお宿がまた良くって、ご飯から温泉から堪能しました。

↓絶品炙り焼き

写真

雨の降る中露天風呂に浸かってぼへーっとしていると、身体の芯から脱力していくのが分かり、いかに普段緊張状態にあるかを痛感します。
普段やっている練習内容やピアノのためのトレーニングは、自分では当たり前の作業だと思っているのでつい忘れがちなのですが、やはり日常的に譜読みし、練習内容をいつも振り返り、技術が落ちないよう精進し続け、そのためにトレーニングに行く、という行動は、一般的なお仕事とは違って、身体に負担もかかるし、そこをちゃんと自覚して、メンテナンスをするのは大事だと思いました。

強羅公園。晴れました。

写真 3

茶室。直前にお茶してしまったので、お抹茶頂けなくて残念。。

写真 4 のコピー

この日は続きでピアノの試弾に伺いました。

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ベートーヴェンってこんなに楽しい

最近、ピアノの先生をしている同級生から「ベートーヴェンってどう教えたら良いのか」と聞かれました。
なかなか漠然とはしていますが、こういう質問にきっちり答えられてこその演奏する立場でもあるのかなと思ったので、そういえば普段自分がどんなことに気をつけているのか、改めて意識してみました。(普段はたぶん自然にやっていることが多くて)楽譜なんて見るだけで目がチカチカする、と言う方のために、ちょっとやる気になるウキウキアイコンで飾ってみました。笑
(↓クリックで拡大します)

写真 2

ほんの見開きで、演奏する時は1分そこそこで過ぎていくところですが、この中にヒントがぎゅぎゅっと詰まってます。曲は目の前にあったヴァイオリンソナタ。ソロとは違うとこもあるかもしれませんが、同じベートーヴェン、気をつけるとこは基本同じだと思います。

まず一個目のチョコレートケーキのところ、ffがあります。大きな音、と言う意味ですけど、これが固くなってはいけないので本番でも十分脱力できるようにさらっておく必要があります。また、直前の小節がfとsfの和音で一旦終わった雰囲気になっています。なのでここの小節でがらっと音の質を変えます。続く十六分音符(♬)は左右がコンマ秒レベルのズレも無いように揃えないとだらしない印象になります。(これが結構難しい) そしてヴァイオリンがいなくてピアノのみなので、堂々とこのフレーズを弾き切ってやります。笑

次のクロワッサンは前の十六分音符からつい流れ込みたくなりますが、スラーが♩の前で切れています。♬と♩の間で一瞬切ってきちんと離して、さらにスタッカートでdecresc.とあるので一音ごとに音量を落とします。

緑のケーキのところは前の♩と音色を変えて、上にヴァイオリンが入ってくるのでスッと一歩引いて遠慮します。笑 音色に気を取られていると流れを忘れがちになりますが、同じフレーズで5小節先まで2段階で上がっているのを意識します。高いファ、がありますがここにcresc.(だんだん大きく)とあるので実際は次の小節のfのついたドがピークなので、そこまで集中が切れないようにします。

風船のところではスタッカートが()書きになっているので、これは前後をどう作るかで、どう対応するか工夫が必要です。

その下のフルーツタルトは左の単純な♩ですが、2段階になっていて、一回目は()書きのスタッカート、2回目は普通の♩なのでこれも見落としてはいけません。あと♩の長さはそろえます。

その次のカップケーキのfとffの小節は一拍目の♩と次の♬が2拍目に入ってからスラー(弧)が切れているので、きちんと切る必要があります。(前の小節も) さらに下降の音型ですが、4小節にわたって下降しているので、スポンジケーキのところまで気持ちだけは下がらないよう維持すると暗くならないと思います。(こういうつい下がってしまいそうなところには上向きの↑を書き込んだりします 笑)

スラーの注意は次のsfのついているショートケーキのところもおなじく。

次のスポンジケーキのところは和音を左右バランス良くそろえると気持ちがいい。ヴァイオリンと一緒に上昇して、fpのところはほぼsf+subitP(瞬時にPに落とす)にすると、ベートーヴェン節がでてきます。笑 
あといろんな演奏を聞いてみると、ここの和音の連打で若干テンポが速くなっている演奏がけっこうあります。たぶん速くなりやすい動きなんでしょうね。それを良いな、と思えばそのようにすればいいし(ただし自覚の上で)、かっちりTempo通りがいいな、と思うならそのように頭の隅で意識しておく必要があると思います。

ろうそくのところはおなじ動きが3段階あり、特に何も書いていませんが音の高さが下降しているので若干dim.(少しずつ音量落とす)になると思います。



・・と、ざっと書きましたが、弾き込んでいけばもっと細かい注意点が出てくると思います。これはヴァイオリンソナタなので、頭の中でヴァイオリンパートを流しながらさらうことになります。そして今はここを出すべき、引っ込むべき、ヴァイオリンに受け渡すところ、もらうところなどなど、チェックしていきます。
さらにこうしたデュオのものは、こちらのテンポがぶれると相手が困るので、メトロノームを鳴らしながら、まずは基本的なテンポ感を身体に入れます。(これはソロでもやりますが。。)
上に書き出したことは、まず最低限演奏するための必要事項なので、弾き込んできたら今度は全体を通しての音楽づくりを考えます。同時に本番で弾くホールの広さや構造をイメージしながら、音がどのように響くか想像しながらさらっていきます。
専門的にやってる方からすれば、ぜんぶ当たり前のことやん、って思われるかもしれませんが(笑)これらを実現できるテクニックも必要ですので、その下地づくり(基礎練)から考えると気が遠くなるような作業だな、と改めて思います。

ベートーヴェンは実は長年苦手でしたが楽譜を細かく見て、忠実に従うことで自然とベートーヴェンらしくなる、と言うのに気づいてから楽譜を読み込むのが楽しくなってきました ^^ 個人的にはペダルは最小限にする方が小気味良いです。
「春」はきれいだし、よく知られている曲なのでつい雰囲気で弾きたくなりますが(以前の私。。)それをやってしまったら負けな気がします。笑

以前ビックリしたことに、普段クラシック音楽を聞きつけない方から「いつでもさっと弾けるんだと思ってた」と言われたことがあり、いやいや少なくとも私は無理!と一般的なイメージと現実のギャップを感じたことがあります ^^;
活字にして、こういった過程を見ていただくと地味〜な練習の積み重ねで成り立つものであることが少しはご理解いただけるかな。。笑

ここではほんの2ページ弱の紹介でしたが、この1楽章だけで10分。日々の練習ではこういった細かい指示を全ページに渡っていかに大事に拾うか、自分が「これくらいならいっかな」と甘くならないか、そしてそれらを再現するためのテクニックを磨くこと、で潰れます。本当に、細心の注意を払って、五感を働かせてさらっていると30分もするとくらくらしてきます。地道で、人によっては頭が痛くなるかもしれませんが、こういうコツコツ練習をすることで、本番でも日頃の状態に近い的確な演奏ができるんじゃないかな〜と思います。

クレーメルとアルゲリッチの演奏で。(チョコレートケーキのところは3分47秒からです)

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製本

音楽屋にとって意外と多くて時間のかかる作業のひとつ「製本」。
ピアノで、伴奏をされる方は特に多いんでは?と思います。

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で、これまたびっくりされるんですが大量消費するものに、サージカルテープ。
ピアノの場合、ページ数が特に多いので、恐らく他の楽器の10倍くらいは消費しているんではと思ってます。(ページ数から推測する比較)
普通のセロハンテープだと、時間が経つにつれ劣化して、過去にやった曲を再び、と言う時にはもうテープならぬ、ただのセロハンと化していることもしばしば。笑
私の場合ですが、製本途中でテープが無くなるのが嫌で、大量にストックしてあります。
防犯グッズよりもサージカルテープです。(嘘

今またコツコツと製本していて、マ○キヨブランドのテープがなくなったのでストックしてあったス○薬局ブランドに変わったのだけど、どうやら製本的にマツ○ヨの方が向いてるらしい、と気づきました。

そして大量にストックのあるス○薬局ブランドのサージカルテープ・・(。-_-。)
しかし、使っていると、ス○薬局の方が伸びが良く(製本には向かないが)医療用としてはス○薬局の方が優っているかもな、と言う結論に至りました。

開発していらっしゃる側も、まさかこんなにマイナーな使われ方をしているとは思ってないでしょうな。
とは言え、では楽譜製本用、と開発したところで、恐らくめちゃくちゃ売れるわけでもなく、その分単価が高くなり、結果安価な医療用を使う、と言うことになりかねないので、こんな一部の人のために開発なんてしないでくださいね。笑
(100円前後だったら、いいな)

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ハンドマッサージ

ハンドマッサージ、と言うのをやっていただきました。

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良い香りのするオイルをつけてから、15分かけて左右の指先から手首まで、丹念にほぐしていただくうちに、不思議と身体までほかほかしてきました。
指先、足先は心臓から遠いので血が通いにくいのと、身体が冷えたりすると内臓を守るために血を身体の中心に集めるため、余計に末端が冷えるのだそうです。(寒い時の凍傷も、この働きから)
末端もだけど、身体の「首」と付くところをほぐすと特に良いそうで、あーなんだか疲れたな、と言う時は首、手首、足首と、あとは肩の関節を動かすだけでずいぶん違うそうですよ。

手のマッサージでしたが、日頃から健康でいるためのいろんな秘訣を教えてもらって、お得な時間でした♪
マッサージ後は血色が良くなって、健康的な見た目の手になりました (*^^*)
男性陣からも「手が白くなって、指輪の映える手になった!」と褒められて、ご満悦です♪
久しぶりに、人から褒められるのって嬉しいな〜って思いました。
なんと言っても手の動きが軽い!
メンテナンスって大事だな、と再確認しました。
今年はより一層健康に気を使いたいと思います。

ネイリっち。さん。
いつも明るくてお話上手^^ とっても素敵な方です。私も元気をもらっています♪

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ぎっくり腰

先週の今日、人生初のぎっくり腰をやらかしてしまいました。数日前から腰が少し痛いな、と思っていたのを我慢して動いていたからか。。ふとした拍子に脳天を突き抜けるかのような凄まじい衝撃! あまりのことに頭は真っ白、くらくらめまいがして倒れかかったのに痛みで倒れられないという、まるで雷に打たれたような。。笑

すぐさま整体の先生のところへ運ばれ、グキッゴキゴキッと凄まじい音を立てて戻され(ぎっくり腰とは0.5~1mmはズレているそうな)二日ほどはよちよちと動いていましたが、3日目にはそろそろと動けるようになりました。
今週は予定が詰まっていたのでどうなるかと思いましたが、月曜の合唱に始まり、火曜のホールリハ、水曜はちょっと休憩して、木曜の合わせ、金曜の会社の忘年会も行き、今日は後輩たんのコンサートを聴きにいきました。
整体の先生すばらし〜ゴッドハンド!足向けて寝られません。笑

明日はフルートコンサートの本番です。満員御礼だそうです。
実は先日のホールリハで、なんとペダルが2本しか無いことが分かりました。汗
↓大抵はこんな感じ。3本。
写真

ウチの子もなかなか年季入ってて2X年ですが、それより古かったりすると2本だったりします。(さすがに1本のは無い 笑)
この真ん中のペダルの機能としては、音を鳴らしたあとに踏むと、そのあと他の音を弾いても濁らずに残せるのです。今回はまた特別、真ん中ペダルを使う曲が多くて、むむむ、と言う感じです。真ん中が無いと両脇の2本(弱音と、音を響かせる)で対応しないといけないのでだいぶペダリングを変える必要があり、響きとか雰囲気も変わってしまいますが、ピアノ屋は、ホールにあるものを使うしかないので致し方ありません。。笑 音量のコントロールとかも難しくなりますが、できるかぎりがんばります。

話は変わって、明日のプログラムで個人的に一番緊張感があるのは、モイーズさんという方の「4つの小品」から、第2曲Games、です。音の感じも確かにゲームっぽいなー、ドラクエとかRPG系かなと思っていたら、どうやら「遊戯」と言う意味みたいです。そういわれると、冒頭のとことかは、かくれんぼのように呼びかけ合ってるみたいです^^

写真 2

私の書き込みも「ひそひそ」なんて書いてます。笑

写真 1

演奏者は緊張感でいっぱいですが、明日は楽しんで頂ければと思います。雪の予報ですので、皆様お気をつけてお越し下さい。

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KAWAI MINI PIANO

今日はお使いで、いつもお世話になっているお花屋さんに行きました。
そうしたら手違いでちょっとの間、待たせていただくことになりました。
待っている間お茶を入れてくださって、お店の看板娘さくらちゃん(♀13歳)と戯れていると、私がピアノを弾くことを知っている方が「あら、じゃああのピアノちょっと見てみてよ」と言って指差した先を見て目が点になりました。

写真 1

アップライト!!?

でもちいさい!!
4オクターブしかないです。
そして弾くと、ちゃんと弦が張ってある音がする!!(おもちゃじゃないって意味

聞くと、なんと戦時中のピアノ(@ @)
河合楽器が大きなピアノを作る技術を持っていなかった頃に作ったものだそうです。
お店のY子先生が生まれた時の出産お祝いでもらったもの、とのことで・・それにしてもなんと貴重な。
調律をしてくれた方が、あまりに珍しいものでびっくりしていたそうです。

ちなみに、お花屋さんなので、ピアノの上に素敵なアレンジメントが飾ってありましたよ♪
写真 2

ふたを開けたところのロゴ。
MINI PIANO
KAWAI GAKKI SEISAKUSHO
って書いてあります。
昔はこういうののベースも手書きだったんだろうなぁ〜 

写真 3

なんかもうあまりに壮大な歴史を感じて、ただただ感動してしまいました。
お使いにいって、そして手違いがあってよかった〜^^
一日の終わりに大興奮でした。