lesson, お仕事, レッスン(教える), 音楽, 音楽その他

なんとなく

なんとなく今年がスタートしております笑
毎年割とノープランですが、気づくとあれ、やることまあまああるな、と言う状態になっています。
とりあえずは2月11日に大野先生の門下生の発表会に出させていただけるので、そこで弾くモーツァルトをなんとかしないと笑

そうそう、今年はフルーティストでメンタルトレーナーの花尾律子先生とフルートアンサンブルセミナーを開催いたします。2022年の内に3回開催の予定です。
毎回テーマを決め、それに絞ってアンサンブルのコツをお伝えしていきます。
なにそれちょっと気になるかも、という方はお気に留めていただけると嬉しいです。

1回目は5月14日(土)名古屋のスタジオフィオリーレさんです。
(14:00~15:30の予定)

一般的なセミナーというと緊張感があるかと思います。ですが私と花尾先生はアンサンブルでは調和の心を何より大切にしております。プロもアマチュアも学生さんも垣根なく参加した人みんなが楽しい会を心がけ、そのための雰囲気づくりから準備いたします。
受講(3組)と聴講合わせて募集しております。どうぞお気軽にお問い合わせください。実験的なおもしろいレクリエーションの日も予定しています。
また受講料等詳細が決まり次第、改めてお知らせいたします。
初回は出血価格(笑)です。

参加費がこれくらいだと参加しやすい、などお声もいただけたら嬉しいです。

lesson, つぶやき, ピアノ練習方法, メントレメソッド, レッスン(教える)

ピアノ、上達のポイント

こんにちは、
今日は着実に上達していく生徒さんの傾向について、お話したいと思います。
ここでは、早い、遅いではなく、着実に、というところに重きを置いています。

まず、ピアノだけでなく、何か上達したくて継続して練習する、というのはとても難しいことだということをお伝えします。
子どものレッスン生さんの場合、保護者の皆さまにお尋ねしますが、ご自身が何か習い事をされたとして、毎日継続して練習する自信はありますでしょうか?

もし、あります!と仰る方は、もうそれだけで努力する才能がありますし、その背中を見ているお子さんもきっと同じように継続するでしょう。

ないです、という方
それは普通ですのでご安心ください笑

私も音楽を仕事にしてはいますが毎日そこそこの集中力で練習をするのにはまあまあな覚悟が必要です。
好き=仕事となればまた別ですが、仕事となれば好きだけでもできないこともあると思います。

前置きが長くなりましたが、これはと思う上達される生徒さんの特性を、今日は3つ挙げたいと思います。

①親が子どものやることに関心を持っている
これは最も大切かもしれません。
拙レッスン室にやってこられるお子さんを見ていると、親御さんのことが大好きなのが伝わってきます。お母さん、お父さんに褒められると俄然やる気が出るようです。(思春期になると今度は難しいですが・・)
おうちで褒めていますか?毎日練習していて偉い、って伝えていますか。そんなの当たり前でしょ、なんて言っていないでしょうか。

生来の音楽好きなどとよほど特殊でない限り、自らの意思で練習に向かう子供は稀有です(笑)

ここへ通う、と決めてくださった生徒さんには最初に練習ノートをプレゼントしています。ピアノに通い始める頃は小学校に上がるか上がらないかくらいの頃ですから、字を書くのも遅く上手に書けません。
字が一人で書けるようになるまで、親御さんがサポートしてらしたり、こまめにチェックしてらっしゃるお子さんは練習することが歯磨きやお風呂と同じく自然な習慣と感じるようになるようです。

②親が子供を認める、肯定している
きっとどんな親御さんも子供にこうあってほしい、こうしてほしいと思いがあると思います。
時々レッスンで「これをやらないとお母さんに怒られる」と言う子がいます。
お母さんは○○ちゃんに期待しているんだね、きっと上手になってほしいんだね、と伝えます。
これもお子さんのタイプによっては有効な場合もあり、さじ加減も難しいところなのですが、毎日否定されたり、怒られたりすると、自己肯定感の低さがなかなか取り払えない子になる可能性もあります。
私も大人になってからも長らく苦しみましたが、自己肯定感が低いと、何をやっても自信がなく、自分を能力以下に見積もることが多いです。
脳科学の話になるのですが、人は何かをする前にネガティブな言葉を聞いたり、イメージすると、それだけで本来の能力より発揮するのが難しいそうです。ネガティブな言葉を発した本人(の脳)も影響を受けるそうです。これは怖い。

レッスンで何かアドバイスを受けた時に(否定されたと)凹まずにそれをしっかり聞き、これを練習したらもっと上手になれるんだなと良いイメージができるお子さんは、保護者さんがご家庭で成功したら共に喜び、失敗しても気持ちに寄り添ったりしっかりと受け入れていらっしゃるように感じます。
(幸い拙レッスン室の保護者さんにとても多いです。ありがたや〜)
これが発表会でのメンタルにも関わってくるので日々かける言葉選びはとても重要なんだなと感じます。

参考リンク
日本にメダルをもたらした脳科学者が語る子どもの可能性を引き出す10のポイント
https://benesse.jp/kosodate/201802/20180226-1.html

脳が変形するって本当!? 子どもの脳を傷つける “親のNG行為”
https://kodomo-manabi-labo.net/brain-maltreatment

③素直であること
究極ですが、これに尽きます。
例えば少しイメージを膨らませてみましょう。

■何かの注意が脳をめがけて飛んできます。それを実行すればあなたの暮らしはより良くなります。その時、

A. 脳に関所があり、一旦そこで止められます。いる?いらない?と判断している隙に、脳は、これをしない方が日常的で安心だ、と跳ね除けます。(これは本能です)

B. 脳は開放的で、するんと受け入れます。受け入れてみて、そのあと考えよう。とりあえず試してみよう。
その後、要る、要らないの選択をする。

もし受け入れた結果良くなるのであれば、どちらのスピードが速いでしょうか。

するんと受け入れると言うのは元々の性格も影響するかもしれませんが、日々のトレーニングで培われます。
少し変わりますが、対人関係のトレーニングでもよく聞きますね。
「でも、だって」というのをやめてみる。ということです。

人の行動には防衛本能から来るものもあり、外部から身を守るために、一旦疑ってみる、というのは生存のための本能とも言えると思います。これも大切な能力ですね。
あんまり素直すぎても嘘や詐欺などすぐ信じてしまったりするかもしれません。(私は実は嘘や冗談をすぐに信じてしまいます笑) できれば教わるときと、日常生活で使い分けができると良いのかもしれません笑

ここではお子さんの視線で書きましたが、親御さんはご自分が子供だったら、大人の生徒さんはご自分に、保護者の部分をご家族に置き換えてみてください。

もし当てはまらないと思ったとしても、がっかりなさらないでください。
今日からちょっとずつ変えてみることが大切です。きっとできます。


長くなりましたので今日はここまで。
お読みくださりありがとうございました。

lesson, ピアノ奏法, レッスン(教える), レッスン(習う), ロシアピアニズム

多様性

なんとなく気分が乗ってきまして笑
続けて書いてみました。

実は「ロシアピアニズムを勉強していて」というと時々なんと答えたら良いか困ったなということがありまして
「ロシアの作曲家を勉強しているんですね (違うんです)」
「(動画などで)このピアニストの演奏はロシアピアニズムですか」
とお尋ねになられること。(ロシアピアニズム学習者あるあるの質問かもしれない・・)

これまでこうした質問をいただいて、返答に困るなと感じていたのは、私が不勉強だというのもあるかもしれないのですが、(特に)大野先生のメソッドでよく感じるのは、習っていることとしては響きを聴き、音にまとう手段としての訓練でその先は個々の個性や好みなどにも委ねられてくるということ。(そこが私が大野先生のメソッドに信頼を寄せている点でもある)
なので、この弾き方はロシアピアニズムかどうか、と問われると、その要素はあるかないか、くらいはわかるかもしれないけど私程度ではとても決めつけられることではなく、それで返答に困っていたのだな、ということに気づきました。

改めてそんなことに気づかせてくれたのが、同じ大野門下の丸尾祐嗣さんの動画です。

◆ロシアピアニズムの話:演奏感覚、流派や個性について等・・
https://youtu.be/cFlH3ZTqRgc

私がもやもやと感じていたことが分かりやすくお話しされていて、特に習得段階で陥るスランプ?のようなところは、そうそう、と深く同意しながら拝聴しました。


ロシアピアニズムについて学んでいくと頻繁に目にするのが多様性という言葉です。人の体、生きてきた背景、それによって培われた思考などはそれぞれ異なり、その部分を大切にすることで千差万別の演奏となる、私がロシアピアニズムを勉強するのは、そんな考え方を好むからかもしれません。

ロシアピアニズムの道に入り研鑽した結果、それぞれの個性や好みに合わせてオリジナリティを追求していく方が多いように感じています。

lesson, ピアノ奏法, ピアノ練習方法, レッスン(教える), レッスン(習う), ロシアピアニズム

レッスン内の葛藤

昨年中からなんとなくいつも悩んでいたことがあります。
私は2017年の終わりから東京の大野眞嗣先生のもとでロシアピアニズムという奏法を学び始めました。

ロシアピアニズムとはなんぞやという方は秀逸な動画がありますので是非こちらをどうぞ。
⭐︎アーニャちゃんねる☆【まずはこれ見て】ロシアピアニズムって何?
https://youtu.be/Dx9iqResSUU
同じく大野先生に師事してらっしゃる筋金入りのロシアピアニズマーさんです
他の動画も面白いので是非♫

これが従来のピアノ奏法とは大きく異なるのですよ笑
で、今のところ拙レッスン室では、以前の私が私なりに体の使い方を解析して、自分の中でのベストと思われる奏法 (これはこれでまあまあいい線いってると思う) でもってお教えしているわけですが、
ロシアピアニズムを自分が習得すればするほど、今度は自分の耳も育って来まして、従来奏法 (言葉が正しいのか分からん) だけで教えていると、自分の耳が納得いかない状態が出て来たわけです。
で、多分時々そこがごっちゃになっていて、うっかり通常のピアノを楽しむだけなら十分な領域を超えてお伝えしていることもあるかもしれない、ということです。
(伝わりづらくすみません。もうこの時点で何いってるか分からん、という方はどうぞストップしてくださいませ)

でも、大野先生のメソッドなのでミックスするわけにもいかず、最近自分の中でたいへん葛藤が出て来ます。
(時々生徒さんにも難しいこと言ってしまっていたら本当ごめんなさい)

で、自分のためにも覚書として、改めて整理したものを残しておきたいと思いました。以下です。

【ピアノを楽しむための領域】(私のオリジナル)
・ピアノの基本(楽譜を読めるようにする、リズムを理解する)
・力みのない個性を生かした良い音づくり
・音楽的なセンスの向上
・強弱 (自然なダイナミクスのつけかた)
・個々のキャラクターに合った音楽性の成長
・正確なリズムを身につける
・音と音のつなぎ目をなくしていく(いわゆる基音)
・一般的なピアノ曲に登場するテクニックの不足を解消する ←得意分野

【メンタルトレーニング】(花尾先生から教授いただき、教えられる部分)
・呼吸法、リラックスの大切さ
・本番に向かうための日常作り
・本番前のルーティン作り
・個々の緊張傾向の分析
・自己肯定感を底上げする
・安定した最低ラインの演奏
・自分の良いところに気づく
・相手を認める
・フラットな状態を維持する
・練習と本番の差を少なくしていく
・個々に合わせた体の使い方を模索し、演奏時に生じる痛みをなくしていく

【ロシアピアニズム】(大野メソッドにて教授いただいた部分)
・音と音のつなぎ目をなくしていく(響きでつなぐ)
・ピアノを歌わせる(というか自然に歌いだすというか?)
・指で弾かない
・指をフリーにするため、支えるための他の部分の筋肉をつけていく
・以上を可能にするため、耳の使い方を変えていく(自分で聞けないと分からないから)

私はまだお伝えできないのですが、以上のようなことでしょうか。
ロシアピアニズムに興味を持たれた方は本がたくさん出ていますので読んでみてください。
YouTubeでもアーニャさん始めロシアピアニズムについて分かりやすく伝えてくださる方がたくさんいらっしゃいます。

私個人がロシアピアニズムアを学び始め、自分が僅かながらでも習得し始めて感じたことは、音楽が究極に人を癒したりすることが可能かもしれないということ。
世に音楽療法という言葉があり、音楽療法ってなんだろうと時々考えていたのですが、ロシアピアニズムで紡がれる演奏、音はただただ、それを浴びるだけでほーっとリラックスするのです。
とても耳の良い生徒さんがいらっしゃるのですが、その方に通常の奏法(過去の私をできるだけ再現してみた笑)と、現在の奏法で聴き比べていただいたところ、「やばいっす」と仰っていた笑
少し前の記憶でうろ覚えですが、あわあわがふわふわ〜と立ち上っていく、というような表現をしてらっしゃいました。
医療関係の方で音楽を医療に取り入れたいと以前から仰っていて、それが可能になるかもと興奮していらっしゃいました。今はまだ私がお伝えできませんが、もし免許皆伝となったらぜひお願いしますと言ってくださり、私も違いをお伝えできたことがとても嬉しかったです。

もし、アマチュア上級、プロフェッショナルの方で今の自分の演奏に不足はないがなんとなく満足もしていない、という方がいらっしゃいましたら、多分さらにもうワンランク上の演奏を欲しているのでしょう。
(ロシアピアニズムでない?奏法で活動していらっしゃるピアニストさんもとても尊敬しています)
若い方で、将来演奏家を志している方は、早めにロシアピアニズムのレッスンに触れることを超お勧めします。
少しでもロシアピアニズムという言葉が引っかかった方は、是非ロシアピアニズムといわれるピアニストの演奏に触れて、そして可能でしたらレッスンにいらしてみてください。
(たいへん優秀な先生がたくさんいらっしゃいます)

長くなってしまいましたが、ここ10年ほどの自分の経過のまとめともなりました。
最後までお読みくださりありがとうございました。

lesson, レッスン(教える)

2022年 試演会終了

今年も無事に試演会を行うことができました。年末で皆様のご希望日に合わせるのが難しく一部の生徒さんはごめんなさい。
また発表会もありますので楽しみにしていらしてくださいね。

恒例のくじ引き〜演奏開始で、1時間強で解散です。
皆様にとってどうなのかわかりませんが、拙レッスン室の発表会は今の所超コンパクトです。
今の所小さな生徒さんも多く曲がそんなに長くないこともありますが、昨今ご両親ともお仕事をしているご家庭も多く、貴重なお休みにご参加いただくので、できればさっと終わって余暇を楽しんでいただきたいと思っています。

成長して少しずつ、曲も長くなってきましたので、またその時はその時で方法を考えよう笑

緊張する〜と言いながら、よく頑張りました。
みなさま、お疲れ様でございました。

lesson, メントレメソッド, レッスン(教える)

レッスン内で

ある曲で、ほとんど同じことが2回続くのに、2回目は音がわずかに違う箇所があり、生徒さんが苦戦していた。
どっちの音かどうしても一瞬迷いが出てしまい、音楽が停滞してしまう。
私も経験がありますが、こう言うパターンはけっこう本番でも怖くて、勢いで覚えるといざと言うとき間違える可能性もある。(しかもそのあとの展開によっては修正が利かないこともある汗)

いくつかの方法を試して、生徒さんがようやく納得のいく確実性のある方法が見えて、うまくいったあと、少しフリーズしてらっしゃるので、
「大丈夫ですか?納得いきましたか」と尋ねたら「あ、いえ、こういう方法があるんだなと思って」と仰るので、ほっとしました。
「私は本番で怖い、と思う場所を一つもない状態にしておきたいんです。怖い、と思う箇所が一つでも残っていると、メンタルもぶれるし、その箇所だけでなく、もしその箇所を乗り越えたとしてもほっとして思わぬ失敗をするリスクがありますからね」
とお伝えしたら、
「とても納得です」と言われた。

それで思い出したけれど、こう言う思考になったのはメンタルトレーニングの鍛錬の結果で、花尾律子先生のところへ伺った当初、メンタルのお話もたくさんしたけれど、ピアノテクニックや音楽の構築、体の上手な使い方についてもかなりしごいていただいた。(余談ですが先生はフルーティストです)

世のメンタルメソッドの多くもそうであると思うのですが、花尾先生のメソッドは「自分の技術に絶対的な自信を持つことが、自信(自分を信じる)の裏付けとなり結果本番でのメンタルの支えとなる」と言うことが前提となっています。
ですので、おそらくメンタルトレーニングの効果も、本当の意味で現れるまでにはかなり長くかかります。
ちなみに私の場合ですが、大学院の受験で派手に失敗したあと(笑)、原因はメンタルの弱さだと思って最初に先生のところを訪れたのが2013年の春(8年前)、そこから大学院を受験しましたが2度目も失敗し、大学院でなく先生のもとで研鑽することを決めました。
そこから、徐々に本番が怖く無くなってきたのがたぶん2〜3年後、集中力や技術的にも徐々に安定してきて、時々曲によっては怖い箇所がある、と言う段階になったのがそこから1〜2年後、さらにそのタイミングでロシアピアニズムの大野眞嗣先生につき、少しずつ技術や音の面で不安がなくなってきて今に至ると言う感じです。
現在の私は大学の時の恩師山下先生から教えられたことを軸にしながら、花尾先生、大野先生によって肉付けしていただいた感じかな、と思います。

みなさまがどこまでの高みを求められるか、それぞれの理想はわかりませんが、私のような凡人でも先生方のおかげで引っ張り上げていただき、少しは成長しているかな、と自負することができてきました。
私が高校生だった頃、ある先生が「技術は16歳くらいまでにつけないと、ストップする。後は伸びない」とおっしゃったのが印象的で、若い私は、そうか、じゃあ私はもうダメなんだなと思ったものですが、今思えば、全くそんなことはなく、むしろ運や気づきによっては30代からでも大きく変わることができると思っていますし、自分の経験からも、人はどこまでも探求することができるし、可能性は無限だなと実感しています。
伸び悩んでいる方がいらしたら、何かのヒントになれば幸いです。
人生折り返し地点ですが、ここから先は年齢と身体、心の変化を受け入れ、また成長していけたらいいなぁ。。

ところで、私事で恐縮ですが、実はテクニック的に不安なところの解消が結構得意で、レッスンで生徒さんの「困った」ポイントを見つけるとつい火がついてしまいます。
レッスンの中で否定したり、怒ったりは多分一度もないのですが(笑)、テクニックでこう言うところが困っています、と言われると急に「よし」とスイッチが入り、スパルタになります。。笑
みなさまついてきてくださってありがとうございます。

こちらは大野先生のブログからご紹介させていただきますが、確かにレッスンではピアノも教えるけど、人生相談だったり、哲学みたいなことを一緒に共有していることも多いかもしれません。。
9.私の教育方針と「稽古」について
https://ameblo.jp/chipmop1021/entry-11125406186.html

lesson, メントレメソッド, レッスン(教える)

不安は残さない

小さな生徒さんもたくさんきてくださっていますが、大人になって再開されたり、よく弾けているけどもう一歩伸び悩む、という大人の生徒さんもプロアマ問わずきてくださっています。

自分が演奏業とメンタルコントロールの方法を実践しているせいか、レッスン内でも「苦手な箇所は取り去る」ということを徹底している気がします。どんな方にも「不得手な箇所」「テクニック的な不安」はあると思います。
私はそんなに厳しい方ではないと思ってますが(笑)生徒さんが発表会、人前で弾く時など、本番に臨む際の不安要素を一つでも少なくしておきたいと思っていて、そこを追求します(時々しつこくてごめん笑)。
それが本番で安心して弾けることにつながり、結果的にメンタルの安定につながるからです。

生徒さんが「ここ、怖いなって思ってたところが弾けるようになった♩」と言ってらっしゃるのを聞いて、こうあったらいいな、と思ってお伝えしていたことをしっかり受け止めてくださってたのだな〜と心から嬉しくなりました。
皆さんが持っている可能性を引き出せるレッスンができたらいいな、と思っています。
私も生徒さんの個性に向き合うことでたくさんの発見があります。いつもありがとうございます。

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レッスンについての覚書

最近気づいて、嬉しく思ったことを書きます。
レッスンについてです。
様々な年代の方がいらしてますが、特に責任を覚えて難しく感じるのはお子さんです。ピアノの基礎はもちろん、成長過程の繊細な時期に私と関わることで人格にも影響しうるのではないかなと感じています。変な影響を及ぼしていないか心配になることもありますが・・笑 
楽しくお越し下さっているうちは大丈夫かな、と自分を励ましております。
まあそれは半分冗談ですが (笑) 特に気にかけていることは、身体の成長過程にあるので、体の使い方は私の指導の仕方にかかってくると思っております。

多くのレッスン室では、指がよく動くように、指を鍛えるように、早い段階からよく弾けることに注力していらっしゃるかもしれません。それもとても大事なことですし、難しい曲を弾けるようになればモチベーションのアップにも繋がると思います。
どちらかというと私が大切にしていることに、無駄な力を使わずストレスのない音を出すこと、ピアノを学習する過程で「難しいな」「できなくていやだな」と思われることを排除することがあります。
これらを大切にする原点は、過去に自分が早く弾けるようになりたくて無理な練習や弾き方をし、腱鞘炎を頻発していたこと、あまり物覚えが良くなくて、コンプレックスも持ちながらピアノに向かってきたこともあります。
それでむやみに指を動かさない、手の構造上できるだけ自然な動きでピアノを弾くこと、無駄な力を入れないことなどを伝えています。習得段階では、できるだけハードルと思えるものを潰す、わからないことは都度確認して、苦手なことはできるだけヒョイっと飛び越えられるよう、技術的、音楽理論的に分解してお伝えしております。

こんな背景もあり、もしかすると生徒さんによっては同年代の子よりも曲の消化進行がゆっくりめであったり、なかなか弾いている感覚を感じづらいこともあるかもしれません。私も、自分が信念を持ってやっていることとはいえ、時々は(本当に正しいのかな)と揺らぐことがあるのを感じます。

それが最近レッスン中に、皆さんの音がほとんどストレスなく、リラックスしていて大変綺麗なのに気づきました。
もしかすると、変に知識があって雑念だらけ(笑)の私より透明感があるかもしれません。
これは、生徒さんたちがじっくりと私のレッスンに付き合ってくれて、学んでくれたからだと、親御さんたちがのんびり温かく見守ってくださっていることの賜物だと、感動しました。
教える中で悩みもあった分、自分は間違っていなかったと確信した時のその感動はひとしおでした。

ここまでくれば、ここからもういち段階上がるのは、今までよりもきっと楽しく、少し楽になるかなと感じています。
正直、私が教えていることは即効性のあることではないので、受験やコンクールなどに手っ取り早く対応することは難しいです。
ですが一生音楽やピアノを楽しいと思い、そばに置く、そのために大切な基礎を作るという点では、ここ数年間の試みは今の所正しい、と少し確信が持てました。

今後も音楽が皆様の豊かな人生の助けとなるよう、私も日々皆さんを観察し、その都度必要なことを提供できるように、人間力を磨きたいなと思っています♪

お読みくださりありがとうございます。

lesson, レッスン(習う), ロシアピアニズム

コーガピアノ道

大野眞嗣先生のレッスンでお世話になっているアシスタントの光賀晴紀先生の動画シリーズです♪

マニアックな内容で(笑)レッスン生でないと不思議な表現も出てくるかもしれませんが、ふだん、私が教えていただいて実践している内容がふんだんに詰まっています。教え方もお上手で毎回のレッスンからインスピレーションをたくさんいただいています。

もし、ご興味がありましたら、ご覧になってみてください(*^^*)

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オンラインレッスン始めてます

どうも。
ほんとうに世間はころな一色ですね、私たちはなんにも、手も足も出ません笑
医療従事者の皆様、スーパー、ドラッグストアの皆様、そのほか働いていらっしゃる皆様、ほんとうにありがとうございます。
とりあえず、家族や友人、親しい方やそのまた大切な方たちが健康に生活できていることに感謝して、日々生きております。

そんな中ですが、やっぱり音楽芸術は大事。世間でどんなに冷たい風が吹こうとも、音楽が隅に追いやられようとも(案外みなさん優しいけど笑) 私たちはそこを忘れないでいたいなと思います。
そんなわけで、オンラインレッスン始めております。
最初は試行錯誤、お試しで見させていただいた方にご協力、ご不便をおかけしながらでしたが、始めてみると楽しいな〜、生徒さんも集中力が上がるやん、なんて思いながらレッスンさせていただいております。
この状況で、むしろこれまでより広くみなさまに受けていただけることに気づきまして、新規オンラインレッスンの受付を始めております。
他の先生方のオンラインレッスンの様子を拝見しながら、みなさますごいな〜、私は何がお教えできるかな、と自身が普段お伝えしていることを振り返っておりましたが、案外お役に立てることもあるかもしれません。

ピアノ
・テクニックの基礎
・技術的な難所の解消
・ダイナミクスの上手な付け方
・楽曲解説
・運指の工夫
・上手なペダリング
・体の上手な使い方
・脱力
・適した良い音色の作り方
・曲ごとの個性の作り方
・練習の仕方
・本番で崩れないメンタルの作り方

その他
・アンサンブルのコツ
・合唱の伴奏のコツ
・メンタル (ピアノ以外も可)

私のピアノのレッスンで特徴的なのは練習の仕方でしょうか。弾けない箇所をなぜ弾けないのか一緒に分析し、練習の仕方までお伝えします。
私自身が普段から時間に追われて曲を仕上げることをしていますので、多分、効率の良い練習の仕方をしていると思います。それをお伝えします。
一般的に弾けないところを的確に指摘される先生は多いかと思いますが、練習方法をお伝えするのは私のレッスンの個性かもしれません。
ご自分でも弾けるが、いまいち伸び悩んでいらっしゃる方にもおすすめです。

他には技術的に引っかかるところの解消です。
苦手なところを抱えたままで本番を迎えるのはとても怖いですね。そんなところを一つでも減らしていき、本番で安定した演奏を披露していただけることを目指しております。
一方的でなく、生徒さんの困っているところを聴取し、一緒に解決していくスタイルをとっております。
また、私は小柄ですので、体や手が小さな方のお悩みがよく分かります。特にそういった方で弾くことで無理なさったり、体の痛みがある方はよろしければ一度ご相談下さい。

【レッスンについて】
現在、月、火、水、土をレッスン日として稼働しております。
月、火、水の朝10時〜14時までと、木曜終日をオンラインレッスンのために試験的に開放してみたいと思います。その他ご希望がありましたらお問い合わせください。

対面レッスンでは通常グレードによって分けておりますが、オンラインレッスンは一律としております。
30分 3,000円
45分 4,500円
60分 6,000円 (音大生、セミプロ、プロ、メンタルでお悩みの方向け)
90分 9,000円 (音大生、セミプロ、プロ、メンタルでお悩みの方向け)
(いずれも22歳以下は1,000円引き)

電子決済も今後検討しておりますが、今のところお振り込みを5日前までにお願いしております。お手数おかけいたします。
あまり決め事は好きではありませんが、恐れ入りますが
前日のキャンセルはレッスン料の50%、当日キャンセルは80%ご負担ください。
3日前まででしたらレッスンの振替、キャンセルでしたら返金いたします。

初回レッスンは30分無料です。1回だけや、不安になった時の不定期の受講ももちろん歓迎いたしますので、お気軽にお問い合わせください。
メンタルというデリケートな部分を扱っているため、普段から守秘義務については気をつけております。できれば内緒で受けたいな、という方もご安心ください。
なお、メンタルのレッスンについては長期戦になりますので、月一回は受けていただけると嬉しいです。

【レッスンを受ける時の準備】
スマートフォンがあれば結構ですが、イヤフォンを使われると聞き取りやすいようです。安定したWi-Fi環境の元で受講ください。
iPhoneの方はFaceTime、Androidの方はzoomまたはskypeが良さそうです。
事前に演奏動画を送っていただけましたら、より内容の濃いレッスンを受けていただけるかと思います。3日前くらいまでにいただけましたら助かります。

【講師はこんな角度で映してます】(顔も見えます笑)

事務的な内容となっておりますが、基本、レッスンは楽しく、生徒さんにはリラックスしていただいた方が伸び率も高いと思っていますので、レッスンでは生徒さんを笑わせることに力を注いでいます笑

どうぞよろしくお願いいたします。