はー終わった終わった。
セルフプロデュースによる1時間ソロコン(←既に名前が変わってるw)がどうにか終わりました。
このところ、Mentaltrainingの効果か、本番前の自分の内面の動きや言動にとても意識が向くようになり、
コントロールすることにもだんだん慣れてきまして「緊張」と言う感覚はあまり無くなったように思います。
アンサンブルや伴奏と違って完全に本番前〜本番中のペースを自分で作れるため、自分が落ち着くまで出番や弾き始めを待つことができるので、今回はそういうところにも余裕を持たせて動けたかな。
練習時と、本番時はやはり異なり、あとから音源を聞きつつ一人反省会(笑)をしたのですが、もう少し余韻や間を楽しめば良かったかな、とか、本番中は音のバランスはまだまだコントロールが利かないな、とか、もう1週間前に音源をチェックすれば対応できたようなことがあり、ちょっと残念でもあり。。自分の演奏チェックは客観的になり過ぎ、つい耳が厳しくなるので楽しめないですね。笑
そんなことはさておき、終演後はお客様からたくさんたくさん、励ましやお褒めの言葉をいただき、産みの苦しみを忘れてまたやるぞーってなったのでした。笑 今回特に言っていただけたのは、音の変化。有り難いことに低いところから高いところまでの音の質が良くなったと褒めていただけて、やっとやっと!数十年苦しめられてきた呪縛から少し開放された気がします。まだまだだけど。
さて、コンサートレポを書きます。(前置きが長い)
ものすごい弾き込んでるように見えますが、めさめさスローテンポでさらってます。笑
オット母がお花を欠かさず贈ってくれます。足向けて寝られまへん。
開演。喋るのが苦手で毎回原稿を書いてますが、今回も覚えられませんでした ^ ^; 台本付き。
今回はモーツァルトをピリオド奏法で弾いてみました。
演奏の前に、モーツァルトの時代に使われていたフォルテピアノの説明をしています。
↓「現代のピアノはペダルが3本有ります」と言っています。
いろいろ自分なりに研究して弾いてみましたが上手くいったでしょうか。
ついでなので、古典の頃のスタイルとして、楽譜を置きました。
思いつきでしたが、これが意外と集中しづらくて弾きづらかったです。笑
が、みなさんには古典時代の演奏スタイルをおもしろがっていただけたようです^^
ラヴェルはあっという間に終わってしまいました。テンポ速かったとも思えないのだけど・・
まぁ緊張している時は自分でも「長いなぁ、いつ終わるんだろう」って思う時が多いので、良いことなのかもです。
続いてシューマン。
アンコールはトロイメライ。たいへんしっとりした、「夢見心地」な曲。
おとなが、こどもの頃を思い出すようにと書かれたそうです。
一時間近く聞いて演奏者もお客様もカチカチになっているので、一度リラックスしてただくため、
副交感神経を働かせる呼吸法を一緒にやっていただいてます。4秒掛けて口から吸って、8秒掛けて鼻から吐きます。
このあとにトロイメライを聞いていただきました。呼吸法の効果あったかな?笑
ピアニス友ゆみさんも来てくださいました☆ ご自分も本番前なのに有り難いです(T T)
合唱団の団員さんもたくさん来てくださって、ゴウジャスなお花を頂きました! 泣けます。いや嬉しくて笑ってますけど。笑
他にもトリオの方や、お友達も遠くから来てくださり、もちろんいつも常連でいてくださる方も(全部の方にきちんとご挨拶できず失礼いたしました)来てくださっていて、進行しながら、そういった方の顔が見えるのは本当に励まされます。
サロンコンサートはお客様と近くて、どうしても視線を感じずにいられなかったり、自分自身もいつもと違った状態になりやすいけど、反面顔が見える良さもありますね♪
セルフプロデュースコンサートは、ぜんぶ自分でやるため、負担も大きいけど、逆に実験的なこともたくさんできるので、けっこう楽しんでやってます。ホームパーティーを企画するような気分です。
なにより、一番の原動力は来てくださった方が楽しんでくださること! トークも苦手だけど、分かりやすい!楽しい!って言っていただけると、ついがんばってしまいます ^ ^;