コンサート, コンサート (演る), 音楽, 音楽その他

むむ、

ドビュッシーという作曲家はよくわからなくて、今までほとんど弾いたことなかったのです。。過去にやったものといえば定番の月の光とか、アラベスクとか、連弾とか・・そんな程度?
が、5月に計画しているコンサート、私が思いつきでタイトルをつけてしまったがために、フルーティストが、じゃこの曲プログラムに入れよう!となったものがあり、初めてに近いくらいちゃんとドビュッシーを見ることになりました。

実はドビュッシーは学生の頃から「きっと合ってる」といろんな人に言われ続けながら、難解なイメージが払拭できず近づかないようにしてました 爆
で、今回諦めて腹を据えてちゃんと見ているわけですが、むむ、譜読みすればするほど・・・合ってる気がする 汗
さっきここ↓へ差し掛かったのですが (オーケストラ版ではおそらくハープさんが担当)、

IMG_6996

ビタッとくる音を持ってる気がするんです。。(←自分で言うな

難解なドビュッシーと思っていたけど、改めて合ってる気がするって思うなんて、そんな私もなかなか曲者なんでしょうかね・・「さよならドビュッシー」ならぬ「こんにちはドビュッシー」 笑

そんなわけで、5月29日(日)ホール杉さんにて「華やかなフランス、柔らかなドイツの午後」というタイトルでフルートデュオコンサートをいたします。

(チラシはクリックで拡大)
11668150_10208169999788924_1345422489_n 12041802_10208169999748923_437159652_n

タイトルは二人のやりたい曲をダーっと並べたら、フランス、ドイツとまとまりまして、そこから。
午後は、そのまんまですがお昼公演だからです。このタイトルを適当につけたがために、多くのフルーティストにとっての至高の作品、ドビュッシーの「牧神の午後への前奏曲」を組みこむことになりました ^^;
この曲、聞けば聞くほど非現実的な空気感を表すのが難しいなぁ〜〜って思うんですが・・フルーティスト木内悠貴くんの大好きな、そして私は初挑戦でハラハラなドビュッシー、頑張って仕上げますので、お時間のある方はお越しいただけると嬉しいです♪

lesson, ピアノまわり, レッスン(教える), 音楽

いよいよ

あさってになりましたね〜、発表会^^

時期的に体調不良の子が多くてレッスンの振り替えをしたり、私自身も実はウィルス性胃腸炎になってしまったりとバタバタでしたが(どうなるかと思った 笑)、どうにか当日を迎えられそうでホッとしてます。
今日は発表会前にレッスン生さんがパタパタパタっとやってきた日で、レッスン後には講師演奏の合わせのために長屋良子先生も来てくださいました。
プログラムも作りましたし、参加賞の準備も整いつつあります。お楽しみに✨

発表会では、間違えないで失敗なく弾いて欲しいと思っていません。
メンタルトレーニングを行なっていることもあり、その根底にある人前で弾く時も音楽を楽しみお客さんと共有してもらうことを大事にしていますし、失敗しても大丈夫な場としてのびのび弾いてもらえたらなと思っています。
1秒でも長くステージにいることを目標にしましょう〜♪

お天気になりますように。みんなに楽しかったと言ってもらえるように、私も頑張ります。

lesson, ピアノまわり, ピアノ奏法, ピアノ練習方法, レッスン(教える)

プレトーーク

3月26日(土)の発表会は、レッスンに通ってくださってる皆さんへお渡ししたご案内には、13時半開演としてますが、12時半頃から30~40分ほどで「ピアニストの練習法」と題してプレトークをしようかな〜と思ってます^^

普段練習しろしろって言ってる先生こそ練習してるの!?という疑問を解消すべく・・というのは冗談ですが(笑)私が練習する上で注意していること、ピアノに向かう姿勢、座り方などの奏法に関することや、小さな曲も難しい曲も、気をつけるところって似てるんだよっていう点を説明していく予定です。
初の試みなのでちょっとドキドキですが、いつかは弾きたい曲が弾けるようになるかも?とモチベーションも上がってくれたらいいなという思いから試験的にやってみようと思います。ピアノは弾けるようになりたいけど、練習はめんどうだな〜という方へ、どんな練習がどういう効果を生むのかを知って、練習に向かう姿勢が少しでも前向きになったらいいなという期待を込めて♪ 

参加費500円で、付き添い、保護者の方は無料です。一般の方も、どうぞお越しください。
さて、曲は何を使おうかな〜と思いましたが、講師演奏も兼ねてR.シューマンという作曲家の「蝶々」作品2から抜粋で使おうと思います。私が大好きな曲です。少し難しい曲なので、練習方法だけでなく、親しみを持ってもらえるように作曲家のお話や、曲の背景、かんたんな資料も作ろうかなと思ってます。(←30分で終わるのか!?)
気楽な雰囲気で私自身が楽しめる時間にしたいと思っていますし(笑)、できるだけピアノの近くで見てもらえるようにしたいなと思ってます。質問も受け付けますので、ちょっと難しそうかも..って思われる方も、ぜひご参加下さい^^ 途中からの参加も歓迎です。

コンサート, コンサート (聴く), 音楽

大阪フィルハーモニー交響楽団 第39回岐阜定期演奏会

20160305

大阪フィルハーモニー交響楽団岐阜定期演奏会へ行ってきました。
サラマンカホールのこけら落とし(ホール開館の初公演)は大阪フィルで、岐阜公演としては今年で39周年(同い年!)になるそうです。サラマンカの企画の方も仰ってましたが毎年の人気公演だそうです。来年は節目の40周年、どんなプログラムになるのか今から楽しみですね♪
余談ですが、いつもロシア歌曲でお世話になっています岸本先生が若かりし頃(X0年前…)オーケストラと初共演されたのは大阪フィルだったそうで、すっごーく長いスパンでのご縁を感じます^^

プログラムはラヴェルの古風なメヌエットとピアノコンチェルト ト長調、サンサーンスの交響曲第3番 ハ短調 作品78「オルガン付」。
指揮者は三ツ橋敬子さん、ラヴェルのピアニストは菊池洋子さん、サンサーンスのオルガンは徳岡めぐみさんでした。いいプログラムでした。ラヴェルは超絶技巧を楽々と弾いていらっしゃって圧巻! サンサーンスはサラマンカのオルガンをがっつり聴ける機会で、堪能しました。キャパ700に対してちょっとボリュームがある感じもしましたけど、その分迫力がありました^^
三ツ橋さんはお写真で見るよりずっと小柄な方なのに、ダイナミックな指揮で存在感もあり、大所帯のオケに全然負けていませんでした。サンサーンスが終わった時、客席がとても興奮気味で拍手が鳴りやまず、感謝を全身で表現してらっしゃるところにお人柄を感じました。
そして久々にオケの中でのはなちゃんの仕事人ぶりを見たけどやっぱカッコイイわ♡ 惚れ直しました 笑 

なんてこと言ってないで、今年のデュオ アランチャ公演も企画せねば・・ヒマはあるかな? オケが落ち着いている(らしき)時期にはちょっと私も忙しい・・しかしアランチャの企画はいつも打ち合わせから合わせから本番から全てが楽しくて(笑)私にとってのストレス解消にもなっているのでなんとか計画したいところです。

昨年、NPO法人meets vision様、NPO法人クローバ!様に主催、鷲見製材で共催いただいたアランチャ公演以来、岐阜にはなちゃんの親衛隊ができましたので(笑)今回の大フィル公演も仕事を終えてから駆けつけてくださった方が何名かいました。ありがとうございます♪(本人はブログ超不定期更新なのでここで御礼を・・笑)
終演後は大阪への帰りを急ぐとのことでしたが、皆さんが集うせっかくの機会でしたので休憩時間にロビーに出てきてご挨拶してくれました♪

IMG_6887

「仕事に戻りまーす」
IMG_6889 (1)
お忙しい中ありがとう☆

興奮冷めやらないので帰りはやっぱりお茶して帰りました。(私の”お茶する前に..“シリーズはここから来てます 笑)

大フィルOfficial Blogより。

lesson, レッスン(教える), 雑記

性格

私は父親譲りの凝り性で、一旦ハマると妥協ができなくなるところがあります。その分集中力が高い(らしい)という面もありますが、ひとたびネガティヴな方向へ傾くと泥沼にハマってしまったりもします 笑

最近レッスンのお問い合わせが増えてきて、生徒さんも少しずつ増えてきています。
とっても有難いことです。実はもともとアマチュアでしたら大人の方でちょこっと足りない、ちょっと弾けないところをサポートしてワンランク上の演奏にするのが長けていると思ってましたので、大人の生徒さんをメインにと募集をしていました。演奏のお仕事の都合で、本番前のスケジュールにレッスンが左右されてはいけないと思い、定期的なレッスンが必要なお子さんの募集を控えていたのもありますが。。

それが最近、お子さんのレッスンのお問い合わせが多くてびっくりしています。
なんでだろう、私怖そうに見えない?!笑 
伴奏業やっているせいか落ち着いているのと(これは昔から..)、本番前の集中している時の空気とかは近寄りがたいと言われるので、自分では取っ付きにくいんだと思ってました。(昔師匠には怒りっぽいと言われたし 笑)

とにかくお子さんのレッスンが増えてきたので、それならば基礎の基礎をできるだけ確実に教えておきたい、との欲求も高くなってきました。特に導入の部分はお子さんの性格によって進度も違いが出やすいところですし、こちらも根気を必要としますので一番責任が重くて大変な部分でもあります。親御さん方にもいつも根気よく見守っていただいて、本当に有難いです。
お子さんもそれぞれタイプがあるので、どうやったら楽しく取り組んでくれるかな、と気になりますし、そんなわけで頭が暇なときは結構指導方法と教材について考えています。

昨日ちょうど楽器店にて新たに買ったものもありますので、使っている教材の一部を載せてみます。

「オルガン・ピアノの本」
IMG_6852 (1)

IMG_6853 (1)

教え始めた頃、楽器店に2時間近く居座って、あれこれ見比べ決定したもの。最近はいい教材がいっぱい出ているので、絞り込むのがとっても大変でした。未就学の子達には同じような内容をもっとゆっくり学べる「ぴあのどりーむ」を使っています。

「バーナム ピアノテクニック 全調の練習」
IMG_6855 (1)

みんなが嫌がる(笑)たくさんのシャープやフラットのつく調性をなんとか楽しく覚えてもらいたい、と思って選んでみました。短いし、たくさんのシャープやフラットに嫌になる前に仕上がるかなと・・笑 本当によく作られていると思います^^

「ロシア奏法によるピアノ教本 はじめの一歩」
IMG_6856 (1)

以前からロシアでのピアノ教育に興味があったところへ、ちょうど先日出たばかりのこの本、絵の綺麗さに飛びつきました。単音しか弾けない子達でも楽しく演奏できるよう、先生の伴奏がとても綺麗に付けられています。小さな子向きでもいきなりヘ音記号の低い音が出てきたりと、発想がすごいな〜と感心しまくり。

「ツェルニー プチピアニスト」
IMG_6850 (1)

リトルピアニスト、というタイトルの本もあります。大人の生徒さん向けに。
母(年齢非公開 アマチュアピアノ歴X年)より、大人はこういう本のエチュードを一つずつ達成していくのが楽しいんだと言われ、そういうもんなのかと見てみました。普段から少ない時間で練習もできるだけ効率よく、とそんなことばかり考えているので、アマチュアの視点は目からウロコです 笑
本当に少しずつステップアップしていくのでじっくり取り組むのに良さそう。少しずつ指を独立させる訓練にいいかな、とお勧めしました。色んな出版社から出ていますが、オシャレな表紙はオトナ心をくすぐるかな、とドレミ音楽出版のものを買ってみました♪

これらの教材は、お渡しする前にいちおう一通り目を通して進行をなんとなく把握し、資料として個人的にも持っています。このほかに最近「閻魔帳」(笑)をつけ始めました。レッスンが終わるごとにその日やったことや感想を書き、良かったところ、次の課題などを記録しています。(←凝り性) この作業が結構楽しくて、その時間はレッスン生さんについてじっくり振り返ることができますし、良いところや成長した部分には赤線を引いているのですが、赤線がたくさんあると嬉しくなってしまいます(*^^*)