お仕事, コンサート, コンサート (演る), ロシアもん, 音楽

声楽の伴奏って

明日は本番前最後のロシア歌曲のレットゥンでつ。
といっても今の時点では実は頭の中は少し先のコンサートの譜読みのことでいっぱいで、例えば
「今度のコンサート楽しみにしてます〜〜」って言われると、はて、次・・次っていつのだっけ、となってしまう。汗 (たぶん2/13の分は来週頃からそろそろ自覚するのだと・・)
でもそう言っていただくことではっと気づくのは、自分に取って本番があるのが当たり前の状態であっても、反してお客さんはその都度のコンサートを楽しみにしていただいてるわけで、私も同じように新鮮さを感じていなければいけないなぁ〜〜とちょっと反省します。
と言うわけで、今日は「2/13」の本番に向けて楽譜の整理をしておりました。

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書き込みが増えて見づらくなっているもの、コントラストが弱くて少し見づらい楽譜などをコピーし直していただき、新しい楽譜に日本語訳、歌詞、ダイナミクス、ロシア語の読み(カタカナ読み 笑)、過去の注意事項等を書き写していきます。(けっこう時間がかかります)
本番は、どういった状況で何が起こるか分からず、その時は目の前の楽譜だけが頼りになるので万全にしておきたいところです。

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声楽の伴奏をする上で私にとって大事なことのひとつが訳詞です。歌のメロディで大事と思われる箇所の言葉、ピアノパートで重要と思われる音の上にある歌詞なども、分からない時は、これはなんて言う意味?って確認させていただいたりしてます。(ロシア語は表記もさっぱりで調べることも出来ない 笑) で、「ああ、ここで”愛”って言ってるんだ〜、だから音が高いんだね」って納得したりします。笑 そういうことをダイナミクスに反映させることで、より音楽を膨らませられるような気がしてます。
正直、こういった作業の積み重ねで出来上がる音楽も、果たしてどこまで人に伝わるか、と言われると、数字で現れるものではないので微妙なんですが ^^;
でも私や、歌の方がまず感じることが大事だと思ってますので、細かい作業ですが、地道に擦り合わせをしています♪ さー明日でほぼOK頂けるようにがんばってこよ。

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鳴りものたち

4月に、こども向けコンサートの公演があります。(詳細はまた今度。。)
「楽器を持ってコンサートへ行こう」と言うのがコンセプトで、家庭にあるような鳴りものを持って参加してもらう予定です。私もどんな楽器があるか調べ、サンプルを購入してみました。

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かわいい。。
(うしろのマタイ受難曲の本は関係ありません 笑)
インターネットで検索したら、ほんとうにいろんな種類があって、迷いました。
とりあえず、ご家庭にありそうなものを網羅してみました。
タンバリンは鳴りが違うかも?という期待を込めて、ちょっと本格的に皮張りのものを選びました。
カスタネットはピアノの格好がかわいくて購入しましたが、やはりスタンダードな形のものが良い音してます。
こんなにかんたんな鳴りものひとつでも個性があって面白い。
もちろん持ってきていただくのは100均で売っているようなものでもぜんぜんかまいません^^

1曲、お子さんにも参加してもらえるコーナーを設け、そこでお手本に合わせて一緒に演奏してみよう、
と言うのがおたのしみのひとつになっています。

また近々告知をいたしますので、どうぞおたのしみに。

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ドライブ日和

今日は整体 & 合わせ!
整体は身体の調子が良かったのでいつもより早めに終わり、友人宅まで小一時間のぷちドライブです。
天気もいいし信号の無い堤防道路であっという間。予定より早く着いてしまいました。

今日はちょっと編曲の必要な曲たちの打ち合わせ。
そういえば彼女と弾くのは久々だけど、改めて気心知れた子との合わせはなんて気楽なんだろ〜とふと気づいてしまった。。^^;
仕事での合わせとはリラックス度が違って、いつもこんなふうでいたいなぁ、とついつい 笑
(とは言っても依頼を頂いての合わせも楽しいです☆)

それにしてもあいかわらず忙しそうで、とにかく体調崩さんようにと祈るばかり。。
反して、そういえば同じ歳の頃には私も殺人的に忙しかったなぁ、と振り返ってみたり。
X年前は本当に休みが無かったなぁ。
今の夫とも2週か3週に一度会えば良い方だった気が ^^; そこは今とあまり変わらんか。

私のあとにもちぇろりすとさん(かわいい)との合わせが入ってて、一緒にお茶を頂いてからおいとましました。
(分かる人には分かるシチリア繋がり)
帰宅後打ち合わせたものたちを整理し直しましたが、けっこう良い編曲になったと思います。次回が楽しみ。
さて、個人的に警戒しているクライスラーの楽譜が来たので早いとこ譜読みをせな。

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製本

音楽屋にとって意外と多くて時間のかかる作業のひとつ「製本」。
ピアノで、伴奏をされる方は特に多いんでは?と思います。

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で、これまたびっくりされるんですが大量消費するものに、サージカルテープ。
ピアノの場合、ページ数が特に多いので、恐らく他の楽器の10倍くらいは消費しているんではと思ってます。(ページ数から推測する比較)
普通のセロハンテープだと、時間が経つにつれ劣化して、過去にやった曲を再び、と言う時にはもうテープならぬ、ただのセロハンと化していることもしばしば。笑
私の場合ですが、製本途中でテープが無くなるのが嫌で、大量にストックしてあります。
防犯グッズよりもサージカルテープです。(嘘

今またコツコツと製本していて、マ○キヨブランドのテープがなくなったのでストックしてあったス○薬局ブランドに変わったのだけど、どうやら製本的にマツ○ヨの方が向いてるらしい、と気づきました。

そして大量にストックのあるス○薬局ブランドのサージカルテープ・・(。-_-。)
しかし、使っていると、ス○薬局の方が伸びが良く(製本には向かないが)医療用としてはス○薬局の方が優っているかもな、と言う結論に至りました。

開発していらっしゃる側も、まさかこんなにマイナーな使われ方をしているとは思ってないでしょうな。
とは言え、では楽譜製本用、と開発したところで、恐らくめちゃくちゃ売れるわけでもなく、その分単価が高くなり、結果安価な医療用を使う、と言うことになりかねないので、こんな一部の人のために開発なんてしないでくださいね。笑
(100円前後だったら、いいな)

lesson, レッスン(習う), ロシアもん, 雑記, 音楽

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今日はロシア歌曲のレットゥンでした。
レッスンでの話題は、先生の師であるエレーナ・オブラスツォワ氏が亡くなったとのことで、4月に予定されていた公演が無くなるか、追悼公演になるかもしれないというお話でした。
私の師である方々はまだまだお若いので安心(?)ですが、自分の師がいなくなる、というのはどういう心境なのだろうと、いろいろと考えてみました。長くつけばつくほど、その不在感は大きいだろうなぁ、と感じました。もっと、あれもこれも教えてもらえば良かった、と後悔するのかもしれません。改めて、後悔しないようにご存命中に可能な限り吸収し尽くし、それを育てたいと思いました。
ちょっと不謹慎な話になってしまいました。

さて、その訃報を受け、ロシアの声というラジオ番組より先生がインタビューを受けられ、それが活字化されてネット版に公開されてるそうだよ、とおっしゃっていましたので、調べたら出てきました。
こちらでご紹介いたします。
エレーナ・オブラスツォワさん逝去によせて‐日本で「ロシアの魂」を歌い続ける岸本力氏へのインタビュー

記事を拝見し、先生の言葉を通してオブラスツォワ氏の姿をイメージし、それは岸本先生ご自身そのままだなぁ、と先生の音楽に対する厳しさと情熱の根源を知った気がしました。今更ですが、偉大な先生のところへ出入りしているのだな、と実感し、少しでも階段を上がらなければ、と感じました。

余談ですが、レッスンのとき、先生が12月に私の師匠と共演された時のことを熱っぽく語ってらっしゃいました。(←ちなみにこの話のとき、私は風邪でリアルに発熱してました) 

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いやぁ、Y先生はやっぱり上手いね、すばらしい、黒い瞳だったかな、私がね、つい感情が入ってぐわーって行っちゃったらね、Y先生もぐぁーって来たんだよ、ああいうのはなかなかできないね!なにしろ人間的にも素晴らしい方だしね!と興奮気味に話してらっしゃるのを聞きながら、私もはい、そうだと思います、先生は素晴らしいです、と私が言うのも変ですけど、なんてお返事しながら、ああ、私は改めてすごい人を師匠に持っている訳だけど、どうしたらいいのか、到底追いつけないわ、と嬉しいような、道が遠くてくらくらと目眩がするような妙な感覚に陥っていました。笑 

先生はその時恐らく、音楽をやっているものが人生で一度か2度あるかないか、の境地に達してらしたのかもしれないですね。私もいつか、誰かとそんなところへ到達できるんだろうか。若輩者ですが、まだまだがんばります。

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合わせ

2月13日バレンタインコンサートの合わせも架橋に入ってきました。
岸本先生についてから早3年目?に入り、その集大成となる舞台です。今回のために一年かけて準備してきましたので、正直私はあまり心配していないんですけど(笑)やはり歌の方にとっては大きな舞台、最後まできっちりと詰めたいところでしょう。

昨日年明け一発目の合わせだったのですが、伴奏側にとっても一回一回の合わせが貴重となってきますので昨日は録音をしておきました。
今、復習のために音源を聞いているところですが、グリンカ、リムスキー・コルサコフ、チャイコフスキーと来てラフマニノフになったとたん、私の音が急にのびのびとしてきたのに笑ってしまいました。笑 ラフマニノフ好き過ぎやろw
あくまで伴奏者、作曲家によって差は付けないようにしたいところですけどどうしても私情が入ってしまうみたい。。他の作曲家もこれくらい気を入れてワングレード上げたいところです ^^;
とは言ってもあまり好きすぎると、肝心の本番で失敗したりすることもあるので、気をつけてコントロールしなければ。

今週末のロシア歌曲のレットゥンは2時間枠・・長期戦なので気を張ってがんばります。。

雑記, 音楽

あけましておめでとうございます

すっかり遅くなりましたが、あけましておめでとうございます。
本年も、どうぞよろしくお願いいたします。
初心を忘れず、精進していきたいと思います。
謙虚さと感謝を忘れずに。

今年はいつもの伊奈波神社への初詣に行き、おみくじを引いたら大吉でした。

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すっごく嬉しいんですが、この歳になると「大吉って今がピークであと下がっていくんじゃ・・」
などとヒネた見方もしてしまうので、なかなか素直に喜べません。笑
良いことが書いてあれば書いてあるほど、あとに苦もあるんではとついつい先読みしてしまいます^^;

こう書きながらも、あまり歳歳言ってはいかんな、と反省しふと思い出した。
今モーツァルトをやっているのですが、いつも思い出すのは以前教えて頂いてた先生の先生が言っていたという
「モーツァルトを弾く時には20歳若返るか、80歳の老人になれ」と言う言葉。
箸が転がっても笑うほどキャピキャピ(←死語)する年代か、
どんどん些事を忘れてさらに穏やかに笑うご老人のように、とにかく天真爛漫さが必要という意味ですが、それを言われた頃から更に5年経ってしまい、20年若返ってもさほどでもなくなってしまいました。。笑
話はそれましたが、とにかくモーツァルトの時だけは、実年齢を忘れたいと思います。

今年は他に、勤務先の新年のご祈祷に参加させて頂きました。
そういえば、企業のご祈祷を拝見するのは初めてのことで、とても貴重でした。
ご祈祷ってなんと巫女さんの舞付きなんですね。
なんだかめさめさ祈って頂いてる気分になって、新年早々有り難い気持ちになりました^^
で、その巫女さんの舞がとても興味深かったのですが、とても神聖で厳粛なもので、
厳かな気持ちになったのはもちろんですが、見ているうちに、あれっ中世の踊りや拍子と似てる!
(一時ハマって見まくっていた)と思い立ち、見たことあるような新鮮なような、とても不思議な感覚になりました。
「いろんな宗教があるけど、その神や本質って、実は同じなのかなぁ」と考えてました。
みんながそう信じれば、宗教の絡んだ戦争も無くなるかもね。。

で、帰って早々に、拝見した舞をyoutubeで検索したのですが、同じようなのが見つからず、
(今度神社にお聞きしてみます)
中世の踊りで似た雰囲気のを見つけたのでこちらにてご紹介します。
一個目は音楽、2個目はダンスの感じ。

これもとても面白かったし、なんだか雰囲気が似てる。(最初の方だけ、ベリーは違います 笑)
たぶんアテネの宗教的な儀式の踊り。(違ってたらご指摘ください)

中世、ダンス、で検索するといろんなのが見られますよ〜(興味ない?)

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141223 クリスマスコンサート終演

すっかり遅くなってしまいましたが(日付はごまかしてますが)12月23日の本番の記録をば。

羽島市音楽芸術協会60周年記念 クリスマスコンサート
2014.12.23(火祝) 14:00〜 
羽島文化センタースカイホール
1,000円

初のスカイホールで少し構えていましたが、リハで実際立ってみるととにかく天井が高い!
大丈夫なんか!?ちゃんと音が飛んでいくんか?ってドキドキしてしまいました。^^;
ピアノと歌の方の立ち位置は少し気をつけた方が良いようです。(覚え書き)

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本番は友人が客席で聞いていてくれたのですが、さすがに良く計算されているようで、よく響いていたよと言ってくれ、ホッとしました。
実は初?トップバッターで、さらには本番直前に少しスケジュールが変わったりと、気持ちの持ってき方に少し気を使いましたが(単独公演という訳でもないので。。)歌の方もとっても調子良く、私もとても気持ち良く弾かせていただきました。以前よりまたさらにレベルを上げられて、これから増々楽しみな歌い手さんです。

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いつも歌に対して一生懸命でいらっしゃるので、私も刺激を頂いております。ありがとうございます。

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衆議院選挙

でしたね。
私も清き一票を投じに行ってきました。

今日は本番でしたが、終わって、やれやれ、と一段落したところで他のみなさんも
「あ、選挙いかなきゃ」「あ、私も」「私も帰りにいこう」と言い出したのが微笑ましかったです^^
ちなみに、日本では若者の選挙離れ?が嘆かれておりますがドイツでは投票率が90%以上だそうです。
とっても高いですね〜さすが自己責任の国、ドイツ。笑 
しかし、投票の結果が生活に反映しやすいシステムでもあるようです。
確かに、日本では国民一人一人の意見が反映されにくいと思います。だからよけいに興味が薄いのかな。
私は、投票にいかないと政治に文句言う権利もない、と思ってるので、行ってます。笑

今日の本番は、なんと雪。
なんとか晴れてくれないかな、と思ってましたが見事に終日降ってました。
ご来場くださった皆様、お足下の悪い中お運びくださり、本当に、本当に、ありがとうございました。
ホールを貸してくださったご家族の皆様も、お休みのところ本当に有り難うございました。
またぜひ伺いたいです♪
個人的には反省点だらけですが、フルートさんたちに気持ちよく演奏していただけるよう今後も精進いたします。
ひとつ、気になっているのは、聞きにきていた母が「今日はピアノの音がよく聞こえた」といってましたが・・だいじょうぶだったか?
あまり言われたこと無いのでびっくりしてます(@_@)
フルートの伴奏で一番心を砕いているのは邪魔にならないこと、なので、もしホントなら気をつけないと 汗
ここ数ヶ月で奏法、音色ともにかなり変わっているはずなので、もしかすると自分でも気づかないうちに、かなり音が変化してるのかな。。
あとは、今日はいつもより自分のアンテナの感度が悪く、反応があまり良くなかった気がします。。まだまだです。師匠の名前に恥じないよう精進します。
コンサートの模様は、またお写真など頂きましたらご紹介します。
コンサートとしては音楽実験コーナーなど楽しい企画も盛りだくさんで、お客様には楽しんでいただけたようで嬉しいです。
主催の石渡さん、本当にお疲れ様でした。

雪のせいか、一日を通してかなりの寒暖差で筋肉が縮こまったり、緩んだり、を繰り返して体力的に消耗しました。
次の本番に向けて早めにさらわないといけないので、早く回復しないと〜

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141223 クリスマスコンサート

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羽島市音楽芸術協会主催のクリスマスコンサートにて、ソプラノさんの伴奏いたします。
曲は大好きなプッチーニ! イタリアオペラのメロディメーカーです。
ラ・ボエームのミミのアリアを2曲、弾かせていただきます。どちらも大変美しい曲です。
一曲は素敵な男性と出会ってウキウキ、しかし貞淑な女性なのでそっと自己紹介をする歌。
もう一曲は、辛いながらも恋人に別れを告げる歌です。

今年は羽島市音楽芸術協会の60周年だそうで、なんと羽島市文化センターのスカイホールを使うそうです♪
実は、過去に演奏した一番大きなホールで800人規模くらいまでなので、1000人以上収容するホールは初めてです。ホールが大きくなるほど、意外と弾きやすかったりするので、そこはあまり心配していないのですが、演奏する曲にPPPP(ピアニッッシシシシモ?!)とか出てくるので、その部分をちゃんと2階席までお届けできるかどうか、ちょっと心配してます。。
良いホールやピアノに助けてもらって、精一杯歌い手さんのサポートしたいと思います^^

他にもソプラノ独唱では素敵な曲が盛りだくさん♪ 
後半はモーツァルトの魔笛を縮小したものに小さなお子さんが出演するようです。
チケットは私までお問い合わせください。