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ぐぬぬ。。

なんとか、どうにか、こうにか間に合った、気がし、ます・・今回ばかりは本当に毎日精神面の戦いだったわ。。

2週間ずーっとツメツメだったので、今日はさすがに気持ちが途中萎えそうになりましたが「こういう時の踏ん張りの利かなさが長女の弱さか!?」と喝を入れ、なんとかがんばりました 爆

ここ1年くらいか?で曲を仕上げるのがほんとうに早くなり(慣れって怖い)
人の脳の可能性をしみじみ感じていますが、正直もうこんなカツカツなことはやりたくない (苦笑
しかし期日が短くても、ある時間の中でなんとかしなければ、と思ってほんとになんとかなってしまっているので、
「この曲は一通り弾けるまでにどのくらいかかるのか」という判断が普通に出来なくなっているのかも。。
最終的になんとかなりますが、普通の日常生活送りながらいろんなことを平行でやっていくにはキツいです。
いっそ、ソナタ→○ヶ月、小品→○ヶ月等々おおまかな仕上げまでの期間を設定してしまった方が、自分にとって安全なのかもです。
そろそろ学習したい 笑

そうそう、こういう超☆短期集中なさらい方をやっていると痛感するのは、メンテナンスの大切さ。
やむを得ず長時間さらうことにはなりますが、弾きっぱなしでなく、必ず一区切りごとに5~30分の休憩を挟みつつ、
ストレッチで身体のケア、ホットタオルで目のケアは欠かせません。
ここ1、2年くらいでずいぶん意識してやるようにはなりましたが、以前は全くやらずにぶっ通しで無茶な練習をしてたので、
そりゃ身体にガタが来て当然だったなぁ、と猛省です。

もう若くないので(今後は)練習以外の部分の生活もしっかりとして、万全な演奏面を支えたいと思います。

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弾けないときのコツ

時々、何度もさらっているのに「あれ、弾けない」ということがあります。
そういうときは一旦楽譜から目を外し(一時的に覚えるということですが大抵1,2小節程度なので)
手の動きをよく確認しながらさらうと、急に脳と指がリンクして弾けるようになったりします。
方法のひとつとして利用してみてください。
他にも視点を変えていろいろな角度から切り込むことで、思いがけない効果的な方法が見つかったりします。
弾けないところは100回さらえばいいんだよ、とは某巨匠の名言?ですが、
やみくもに弾き込むのも下手をすると手に負担がかかって痛めたりするので考えもんです。
たいてい時間がないので、できるだけ少ない練習量で弾けるようになる方法を常に模索してます 笑

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ピアノ奏法 – 指を鍛える –

レッスンの項目にもありますように、ピアノを教える上で大事にしていることのひとつに、「個々の身体を最大限に上手に使い、その人が持つ一番良い音」で演奏することを目指しています。私自身が探求しているから、というのもありますが。
たいへん気の長い話で、なかなか一朝一夕で変わることではないのですが(私は自分の師に”まずは”10年、と言われました。。覚悟)これは結果的に身体に負担をかけないため、故障の少なく、将来的に息の長いピアノ演奏を可能にします。(今のところわたしはそうです)
というわけで、拙宅へレッスンに来てくださっているみなさんへも最初にそのようにお話しし、ご理解を頂いております。

上手に脱力をし、柔らかく、響きのある音を目指してお教えしていく訳ですが、ただ脱力しただけではふにゃふにゃの音になってしまうので、それを支えるのが、10本の指です。私もまだまだ全てが均一ではないですが、指を強くするために、師匠に教えて頂いた方法をお伝えします。

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サンプルは相変わらずウチの母(年齢非公開 趣味ピアノ歴X年)です。

ピアノの鍵盤を使う方法と、鍵盤の蓋を使う方法2パターンやってもらいましたが、音が出ない蓋バージョンの方が出している音にとらわれなくて分かりやすい、と言ったのでピアノの鍵盤の蓋を使っている画像を使っています。蓋を使う場合は、立った方がやりやすいです。
実際はアップライトピアノの場合が多いかと思いますので、その場合は座って、鍵盤を使ってください。
椅子にしっかりと座って(背筋と、腹筋意識して)肩から脱力し、何の音でもいいので、上から指を落とします。きちんと脱力できていれば、落とした瞬間に指先以外は鍵盤から下の部分へ落ちるはずです。指だけ残した状態を保持します。
上手に力が抜けない場合は、一度全身にぎゅーっっと力を入れて縮こまったあと、ぱっと緩めると、抜けます。

ぜんぶの指で、地味〜ですが、毎日コツコツやることが大事。
私はこの他にピシュナ教則本も使ってます。間違った練習方法だと手を痛めるので、かならずご相談ください。

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ピアノ奏法 - 手のかたち –

ピアノを弾く時の手のかたち、についてすこし例を載せます。

良く言われるのは「手をまるく」とか「たまごをにぎった手をふわっと開いて」なんて感じですが、

極論を言えば



「良い音が出りゃそれで良い」



気がします 爆
しかしそれでは先生としてあまりに投げやりなので、理想的な手のかたちの一例、をご紹介します。

本日のお手本はウチの母(年齢非公開 趣味ピアノ歴X年)です。
(自分で自分の写真は撮れないので、失礼)

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初見で弾けるくらいの音の少ない練習曲を弾いてもらってます。

右手は理想的なかたちですが、左手は指の付け根から手首へとずいぶん下がっています。手首に負担がかかっている状態です。
恐らく右手より、左手の指が弱いせいだと思います。
姿勢については事前によく注意しており、肩から腰への姿勢を整えて、腰から下へ重心を落として(その他諸々)と意識してもらっているので、腕については脱力している状態です。
せっかく肩から脱力していても、手首で力がストップしてしまい手の先へ伝わりません。この状態だと速い曲はスムーズに弾けませんし、長時間弾くと手首や肘の下辺りが痛くなってくるはずです。

指を強くする方法は、また次の時に。

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ピアノのためのメソッド

さて、最近いろんな年齢の生徒さんが来てくださるようになりました。
レッスン時間は短く、お伝えできることも限られております。(私もその場では思い出さないかもしれません笑)

で、

私自身が練習しながら、ああ〜私、普段こういうこと気をつけてるんだなぁ、とか
効率の良い練習方法をお伝えしておきたいなぁ、と思ったことをここで書いていこ、と思い立ちました。
恐らくプロの方でも、他の楽器の方でも有効な方法が、いくつかあるのではないかなと思います。
やるかやらないかはアナタ次第!笑
がんばって実行すればきっと上手になります! (たぶん。。



今日書くのは、メトロノームを使う練習です。(今、うえーって思った人、いますね
私は子どもの頃からメトロノームがきらいでした。
弾いているのと合わないし、だんだんあっちがずれてるような気がしてくるし、そもそも三角メトロノームのカチカチ言う音が苦手なんですよね。。
学生の頃から師匠に言われ、ドイツでついた先生に言われ、そして、メンタルトレーニングの先生からもメトロノーム使いましょうと言われました。
人生でずっとメトロノームから目を背けてきた私がやっと積極的に使うようになったのは、3人目のメンタルトレーニングの先生の「メトロノームは本番での演奏を自由にしてくれる」と言う言葉でした。私にメトロノームを自主的に使わせるように仕向けた先生は本当に偉大です 笑
ちなみに、苦手な音は、そんなに苦手でない音を出すメトロノームを新しく買うことで、解消しました。

さて、そんなメントレの先生から教えて頂いた練習方法です。

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通常より3倍遅いテンポで練習します。写真は二分音符=84となっているので28ということになります。
が、少しずつ上げていっているので、今日は34というテンポを鳴らしっぱなしにしています。
(↓ネットで音源を聞いて選び抜かれたメトロノーム)
メト

これでも始める時は、イライラするくらい遅いです。
法定速度60kmの道を20kmくらいで走る感じでしょうかね。(分からない場合はお母さんに聞いてください 笑
早く曲を仕上げたくて、つい速い練習をしてしまいがちですが(なんだかかっこいいしね!笑)、とてつもないゆっくりのテンポで練習することの効果は、かなりの効率化につながります。速く弾く練習をたくさんやるよりも、ずーっと短い練習時間で弾けるようになります。

さて、ゆっくり練習することで、実にたくさんのことが見えるようになります。これも車の運転とよく似ています。
せっかく通常ではあり得ないテンポで弾いているので、ただただイライラしながらメトロノームに合わせるのではなく、できるだけいろんなことに注意を払ってみると良いです。

・メトロノームとずれないこと(大前提) 耳を研ぎすませて、電子音のピッと、打鍵の底が合うようにします。
・打鍵した瞬間に力を抜くこと(意外と難しい)
・きちんと肩から脱力しているかどうか、時々確認すること(知らないうちに力が入ってます)
・指を常に次の音に素早く移るよう気をつける、目的の鍵盤に移動してから鳴らすこと
  (特に小節をまたぐ時はぼんやりしがちです)
・常に音の向かっている方向性に留意すること(音が上昇するとき、下降するとき、跳躍する時)
・テンポが上がった時と同じ姿勢を意識して弾くこと
・テンポが上がった時をイメージしながら強弱をつけること(一音ずつの調整が必要なのが分かります)
・音を鳴らした瞬間指の力を抜くこと

おまけ
・本番がある時は、その場所をイメージした身体の使い方をすること

もっと正確な拍を取る練習する時は一拍をはんぶんにしたり、3分の一にしたりします。
上のテンポ84の場合であれば、二分音符に対して56、74と言った具合です。
実際にやってみると、とても頭を使います。耳もよく使って、どんな音を出しているかかならず確認しています。
かなりの集中力が必要なので少し練習すると疲れてしまいます。
私はだいたい15〜20分やると、ふう〜となるので、ちょっと休憩orストレッチ、と言った具合で進めます。



いかがでしょうか。
やることがたくさーんあって、もうやる気が失せましたね。分かります 笑
心が折れそうになったらご相談ください。

実は今でも、新しい曲を始める時はいつも「いつになったら弾けるんだろう」なんて思いながら練習してますが、ふと気づくと表示テンポで弾けるようになっています。けっこうびっくりしますよ。

また、この方法だとほとんど無理をしないので手を痛めません。
練習時間も短いので、身体にも負担がかかりませんし、時間が有意義に使えます。
なにより、こういうクドイくらいの練習をすることによって身体にテンポ感が染み付くので、本番の時に緊張してもテンポがぶれにくいです。
本番でありがちな失敗のひとつに、緊張してとてもテンポが上がってしまい、結果指がついていかなくて事故が起こる、ということがありますが、こういった地道な練習はイザという時自分を守ってくれますよ。

まずはほんの短い曲でも良いので、だまされたと思ってやってみてくださーい 笑

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今日はロシア歌曲のレットゥンでした。
レッスンでの話題は、先生の師であるエレーナ・オブラスツォワ氏が亡くなったとのことで、4月に予定されていた公演が無くなるか、追悼公演になるかもしれないというお話でした。
私の師である方々はまだまだお若いので安心(?)ですが、自分の師がいなくなる、というのはどういう心境なのだろうと、いろいろと考えてみました。長くつけばつくほど、その不在感は大きいだろうなぁ、と感じました。もっと、あれもこれも教えてもらえば良かった、と後悔するのかもしれません。改めて、後悔しないようにご存命中に可能な限り吸収し尽くし、それを育てたいと思いました。
ちょっと不謹慎な話になってしまいました。

さて、その訃報を受け、ロシアの声というラジオ番組より先生がインタビューを受けられ、それが活字化されてネット版に公開されてるそうだよ、とおっしゃっていましたので、調べたら出てきました。
こちらでご紹介いたします。
エレーナ・オブラスツォワさん逝去によせて‐日本で「ロシアの魂」を歌い続ける岸本力氏へのインタビュー

記事を拝見し、先生の言葉を通してオブラスツォワ氏の姿をイメージし、それは岸本先生ご自身そのままだなぁ、と先生の音楽に対する厳しさと情熱の根源を知った気がしました。今更ですが、偉大な先生のところへ出入りしているのだな、と実感し、少しでも階段を上がらなければ、と感じました。

余談ですが、レッスンのとき、先生が12月に私の師匠と共演された時のことを熱っぽく語ってらっしゃいました。(←ちなみにこの話のとき、私は風邪でリアルに発熱してました) 

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いやぁ、Y先生はやっぱり上手いね、すばらしい、黒い瞳だったかな、私がね、つい感情が入ってぐわーって行っちゃったらね、Y先生もぐぁーって来たんだよ、ああいうのはなかなかできないね!なにしろ人間的にも素晴らしい方だしね!と興奮気味に話してらっしゃるのを聞きながら、私もはい、そうだと思います、先生は素晴らしいです、と私が言うのも変ですけど、なんてお返事しながら、ああ、私は改めてすごい人を師匠に持っている訳だけど、どうしたらいいのか、到底追いつけないわ、と嬉しいような、道が遠くてくらくらと目眩がするような妙な感覚に陥っていました。笑 

先生はその時恐らく、音楽をやっているものが人生で一度か2度あるかないか、の境地に達してらしたのかもしれないですね。私もいつか、誰かとそんなところへ到達できるんだろうか。若輩者ですが、まだまだがんばります。

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飢餓状態をつくる

「勝手にリフレッシュ休暇」が終わりました。笑
先週一週間はふだん放置の赴任中のオットのところへ行き、部屋の掃除をし、朝ご飯を作り、
長らく会っていなかった友人たちに会いまくって、締めにジャズフェス行ってきました。
途中、音楽の事をつい考えてしまうので、それを追い払うのが結構難しくて。

時間が短いとは言え来月末にソロコンサートやる!って決めてるし練習はしておきたい、という状況下だったので、時々むずむずしましたが、ピアノも無いのでどうしようもありません。笑
開き直って遊びまくりました。
ピアノがあると弾いちゃったかもしれないので、やっぱり無くてよかったかも。

で、さっそく日常生活が戻ってきました。
久しぶりに掘り起こす曲などは、以前はこう弾いていて注意されていただろうな、というところが把握できると同時に、(その作曲家的に)正しい?フレージング、解釈がすんなりできるようになった気がします。テクニックに少し苦労するところは、まず音楽的にどう弾きたいのかを考えて、それからそう弾くにはどういう手の動きをすれば良いのか、それにはどういう練習をすれば良いのか、と言う攻略法に自然と頭が働くようになっているのが、ちょっと驚きです。(今日はデュポールのメヌエットによる変奏曲をやっています)
以前は、弾けている、と思い込んでいた曲も、改めてさらい直すとまだまだやったな〜、とか、本番ここで失敗したのも分かるわ〜というところが多く、曲を本当に理解して頭に入れ、本番でそれを出すための練習とは、いかに頭を使うか、と今さら痛感。。くうぅー。

ともあれ、第一回目のむちゃぶり休暇の結果は意外と上手くいっているようです。練習のモチベーションも毎日同じように保つため、日によって練習量や集中度合いが変わらないよう気をつけております。

ジャズフェスの記事はまた余裕ができたら。。10月?日にBSで放送されるらしい。観たいんだけど庶民なのでBS入ってない。

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長時間練習とリバウンド

先週はTotaltrainingのレッスンでした。前回が7月前半だったのでほぼ1ヶ月半ぶり。

調子はどうですか、という問いに練習の乗りに波があると言うと、予想はしてましたが「ちゃんと休んでますか」と突っ込まれ「ちゃんと休んでないです」と言うと、過去のメモ(カルテと私は呼んでいる 笑)見てるとなんかそういうやる気がしないとかたまにあるけど「本番後とかにそういうの多くないですか」「燃え尽き症候群なってないですか」「本番直前に追い込むからでしょう」などなどと自分でも薄々気づいていたものの鋭いツッコミ。笑

先生ご自身も、ドイツでメンタルのレッスン受けられる前は先のような練習の仕方をされていたそうですが、それをやめてからは今や練習しなきゃ、とか練習面倒だな、とかそういった感情が「全く」無くなったそうです。これはすごい。
まれに「練習をどれだけしてもいつも楽しい」っていう天才はいるけれど、私たちは凡人なので、専門楽器、その練習を好きでい続ける努力をしなければいけない、と言う事らしいです。
確かに、乗っている時って何時間弾いててもぜんぜん平気で、トコトン納得するまでやってしまうかも。そんでスッキリ。翌日は、昨日やったから今日はほどほどでいっか、ってなったり ^^; (あるある) 
そういう練習には、よほど追い込まれた状況でない限り、あ〜まだ続けたいのにっていう余韻みたいなのはほとんどないから、正しい練習への向かい方としては「まだ足りん」欲求不満状態で終わらせて、常に程よい飢餓状態を作ると良いのかも。ご飯も腹八分目が一番美味しく感じられますからね。。。

これまでの音楽家にとっての固定観念である「長時間練習を良しとする」と、反動でリバウンド(ダイエットみたい)しやすいので、短時間でいかに効率の良い練習をするか、と言う事が大事になってきそう。あと時間決める、これかなり大事だ。と言っても大昔から理解はしてるんだけど、なかなかね。。と、やはり一週間に一日は弾かない日、を作るのが大事そう。といっても一週間のうちで「弾けない日」もほぼ確実にあるので、それを除くとなるとなかなか調整が難しいかも。やはり一般企業に片足突っこんで働きながら、のスタイルはそろそろキツいのかな〜。。

さらには、私夏と冬、最低2週間はきっちり休みますよ、バカンス作りましょう!だと。すごい、さすがドイツ仕込み。笑
先生の場合はお盆の2週間、全く吹かないだけでなく、家族にも一切音楽の話はしないで、と頼んで、自分でも練習や音楽の話題を頭から捨て去ったそうなw
音楽やってる人は大抵そうだと思うけど、まず朝起きて一日のスケジュールを組立てながら、どこで練習時間をつくるか、を考えるのが習慣になってると思うのですが、先生の場合もその癖はなかなか抜けず、2週間が終わる頃にやっと取れたそうです。笑
とにかく本番のスケジュール等を考慮して冬は12月あたりに一度作ってみましょう、となりました。いつにしよう?
夏はもう終わってしまうので、とりあえず手近なとこで9月の頭に6日ほど東京へオットの様子を偵察に行くときがあり、まるっと弾けなくなるのでそこで弾かないことにした。
(ほんとは現地で弾けるとこを探す予定でした。。)
ただ、本当は「弾けない状態だから弾かない」でなくて「ピアノはあるけど弾かない」という状態が望ましいらしい。

後半は今度コンサートでやる予定の曲を少し弾いたのですが、ffが続く時の力の抜き方と、跳躍、音階の返しのスピードを上げるよう工夫しましょう、とアドヴァイスを頂きました。実際、ほんとうに頭の底からこの作業に集中すると15分ほどで耳も頭も神経も疲れてしまう。8時間とかなんて、とてもできない。
となるとこれまでの普段の集中している「つもり」の練習がいかに無駄な時間を割いていたか。。いや、このタイミングで気づけただけ、良しとしたい。

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ピアノのための身体作り, レッスン(習う)

頭痛その後

このところ苦手な曇天が続いておりました。
超大型の台風が近づいております。

そして頭痛がない。(奇跡!

2、3日前から、母から「そういえば頭痛は?」と指摘されてはっと気づきました。
いつもなら曇天、台風などなどは天敵で、そういう天候になると、うつむき加減で頭を抑えて眉間にしわ寄せゆら〜っと登場し、頭痛薬をぱちっと開けて飲む光景が当たり前だったのに、無いな〜、と思っていたそうで。笑

当の本人は頭痛がくれば、対処すると言う生活を送ってきたので、案外気づかないもんですねえ。
実は昨日の夜辺りから少し来てるなぁとは思っていたのですが、今朝もまだ前頭葉辺りにうっすら頭痛があったので、むりやり身体を伸ばして深呼吸をしているうちに、和らいできました。そもそもこれまでは、頭痛を抱えたまま一晩寝たら朝起き上がれないくらい酷くなるのに、それも軽い程度で収まっているのがもう驚きです。

先日3度目の整体に行って来たのですが、先生が驚くくらい身体が変化しているそうです。
実は2度目の施術のときに言われた”背骨の何番目かの骨が出ている”ということを、その後Total trainingのレッスン時に先生にお話ししたら、私がピアノを弾く時の姿勢から「普段から肩に頭が乗っていないのでは」と指摘され、言われてみれば肩の真上に頭が乗るよう意識すると(長年の癖でかなり難しかった 笑)、骨が出ていない状態になる! 


「頭は5,6kgはあるんですよ、実は重い、ということを意識して」


と言う訳で、頭をちゃんと肩で支えて、骨が出ないような姿勢を日常的に意識してきました。
まだほんの1週間半ほどですが、確かに頭痛の出やすい時があっても、特に何もなく普通に生活ができるようになり、その事を3度目の時に整体の先生にお伝えしたらとっても喜んでらっしゃいました^^ 普通は半年から1年ほどは掛けて治していくそうですが、短期間で効果が出るのはかなり早いようです。整体とトレーニングのコラボすごいです! おかげさまでかなり早くいろいろ改善されそう♪

頭痛は小学生の頃から記憶があるので、もうかれこれ30年ほどの付き合いで「このまま一生イタイイタイ言いながらもなんとか長生きするんやろなぁ」なんて諦めてましたので、ちょっとした意識でこんなに変わるとはほんっっとうにビックリしています。
これまで頭痛のために泣かされてきた本番も多々あったため、”頭痛による本番への悪影響をなんとかする”というのが目下Total trainingの課題のひとつで、解消するために「頭痛外来に行ってみる」「矯正眼科に行ってみる」など予定していましたが、案外行く必要がなくなるかも? とにかく嬉しいのもあるけど、ビックリの方が大きいです。

今日はちょっと長くなってしまいましたが、いつか頭痛が無くなったとき、悩まされていた事を忘れてしまわないように(笑)また頭痛でお悩みの方がいたら参考にしていただけるように、記録しておきます。
基本は深呼吸と姿勢を意識して、脳の酸欠状態を防ぐ、と言う感じです。

lesson

lesson day

今日はTotal training lessonに行ってました。今日の内容は今後の活動をどうしていくか、10年後どうなっているか、そのために今からなにをするか。ついでにここ1年ほど温めていた企画をお話ししてみると、すごくいいと思いますよと賛同いただけてだいぶ勇気づけられた。
さっそくスポンサー?(笑)に企画を通してみましたら好感触。第一関門突破。良かった。

こうした「今後どうしていくか、どういう活動をメインにしていきたいか」と考えること、今でこそ当たり前になってきていますが、考えてみたらこのレッスンを受け始めるまでは特に何も考えず、やみくもに自主公演を企画して、ただ来たお仕事を受けて、の繰り返しでした。今ではこの作業無しに活動をすることは考えられないくらい、この作業の重要さを痛感。本当に仕事に対する姿勢が変わってきて、受動でなく、能動的になってきた気がします。(私を知る人は今までも十分アクティブだよと言うかもしれないけどね)

まぁ具体的に書いてしまうとネタバレしてしまうので、今後の活動をお楽しみに、ということで。。。(ともったいぶる 笑

とりあえず、来年はヴァイオリンデュオとフルートの年にしたいと勝手に思ってます。Hちゃんよろすく♪