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ピアノ奏法 - 手のかたち –

ピアノを弾く時の手のかたち、についてすこし例を載せます。

良く言われるのは「手をまるく」とか「たまごをにぎった手をふわっと開いて」なんて感じですが、

極論を言えば



「良い音が出りゃそれで良い」



気がします 爆
しかしそれでは先生としてあまりに投げやりなので、理想的な手のかたちの一例、をご紹介します。

本日のお手本はウチの母(年齢非公開 趣味ピアノ歴X年)です。
(自分で自分の写真は撮れないので、失礼)

IMG_4077

初見で弾けるくらいの音の少ない練習曲を弾いてもらってます。

右手は理想的なかたちですが、左手は指の付け根から手首へとずいぶん下がっています。手首に負担がかかっている状態です。
恐らく右手より、左手の指が弱いせいだと思います。
姿勢については事前によく注意しており、肩から腰への姿勢を整えて、腰から下へ重心を落として(その他諸々)と意識してもらっているので、腕については脱力している状態です。
せっかく肩から脱力していても、手首で力がストップしてしまい手の先へ伝わりません。この状態だと速い曲はスムーズに弾けませんし、長時間弾くと手首や肘の下辺りが痛くなってくるはずです。

指を強くする方法は、また次の時に。

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