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ピアノ弾くと頭がよくなる?

東大生にピアノ経験者が圧倒的に多い理由

たまたま見つけたんですが、こういう話よく聞きますねー。
知り合いのとっても優秀なお嬢さん(東大卒)もピアノが巧みだという話を思い出しました。
単純に、頭のいい方はなんでもできるんだなーって思ってたけど(^^;)

それと関係あるかは別として、ピアノは確かにやっていることが複雑で(ボケたピアニストって聞かないとか笑)、まず楽譜を読む知識(記号、音符、拍、強弱など難易度が上がるにつれて複雑になる)、それらを視覚で読み取って情報を脳に伝え、それから手や身体、ペダルが必要なら足に伝えて音にする。簡略するとこんな感じか。
日常生活におよそ出てこない作業ですね。
だから特に初歩の頃はとーっても大変で私も苦労したので、生徒さんたちがどういうところで、なぜつっかえるのか、混乱するのかもよ〜くわかります。
よくアスリートみたいって言われますが、確かに運動と一緒で訓練かなー、と思います。

私も初期〜学生の頃までは思うように指が動かないとき、よく自分にイラっとしていたんですが、これを仕事にするようになってそこそこ世界が見えてくると(まだピヨっ子ですが)どんなプロでも人によって得意不得意があり、それぞれに苦労しているらしいというのが分かってくるので、引っかかるところがあって当たり前、くらいの図々しさが出てくるかも(笑) 
自慢じゃないですが、いろんな楽器の中で楽譜、演奏技術の複雑さはトップクラスだと自負していますので(パイプオルガンとかはまた置いといて)、皆さんぜひピアノを弾いて、脳内活発にしましょう✨(ちょっと営業してみた 笑

って記事と関係ない話になってしまったな。。

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しえんかい

11月7日追記:参加費は見学者もですか?とご質問いただきましたので「出演者1人につき」と追記いたしました。
   みなさんお気軽にご参加くださいね^^

***以下本文
11月のレッスンスケジュールをそろそろ配布始めてますが、試演会を発令いたしました。
お知らせ、のところに書いてあります。(みんなちゃんと読んでね 笑)

11月26日(土)
ホール杉(羽島郡笠松町田代255-1)
参加費1,000円(出演者1人につき)

10時開始です。9:50頃集まっていただけたらいいかな?
参加のご希望は11/10までにメールにてご連絡ください。
(お迎えの時などに直接でも承ってます)

もし誰も参加しなかったらどうしよう…私一人で練習でもしてるか〜と思いましたが(笑)
参加してくれる子がぼちぼちいそうです。
先生の気まぐれに付き合ってくれてありがとうございます(*^^*)

「試演会」
聞き慣れない言葉かと思いますが、音高や音大では試験前などに、
弾き合い会みたいなのをするんですが、それを試演会と言います。
なかなか他の子の演奏を聴いてもらう機会がないので、こういうのも刺激になっていいかなと思いました。
自分より簡単な、とか難しい曲を弾いてる、とか、そういうのもいいんですけど、
いいところをお互いにたくさん見つけてもらいたいです♪
自分がどんな風に歩いて、お辞儀したり、弾いているかの勉強にもなるので、動画の撮影もOKです。
楽しんでくださいね〜✨ Viel Spass!

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音楽をするということ

先日の室内楽セミナーを聴講して印象に残っていることを忘れないうちに覚え書き。

チェロの先生がピアノの受講生に対して「トリルの種類がワンパターンだね」(レッスン受けてた方、ごめんなさい…)
ピアノのトリルはとかくワンパターンになりがち。数をたくさん入れればいいと言うものでもないけど、つい拍に対していくつ、と杓子定規になり、どんなニュアンスのトリルなのか、を忘れてしまいがちです。
これは管、弦の方と合わせの時によく言われるので、ピアノ屋のトリルに対する考えの甘さを再確認して反省するポイントで、人ごとではなかったです。耳が痛い ^^;

ピアノの先生が、どんな音を出したいか、どんな風に弾きたいか、と質問して、受講生が答えた後に
「それはどこから来るの?どこからそう思う?」
続けて、
「音楽の勉強は練習だけではなくて、たくさんの良い音楽を聴くこと。今はYouTubeやネットですぐに聞けるけどそうではなくて、コンサートへ足を運んで聞く。いろんなことを感じて、たくさん(引き出しって言ったかな?)とにかく蓄積していって、それがもっと年齢を重ねた時にピタッと繋がる時が来る。そうしたらバラバラだったことが一気に繋がるんだ」
本当に納得の言葉だったのでちゃんとメモしなかったのが悔やまれます。。
とにかく、先生も35歳くらいまではなかなか試行錯誤の連続だったそうで、それを過ぎたら急にいろんなことが分かったって仰ってました。(今おいくつかは不明) ちょうど私も数年前にピタッと繋がる感覚を覚えてとても共感したので、この言葉を聞いて、自分が間違っていなかったんだと再確認できて嬉しかったのもありました。

お仕事上、若い方たちと演奏させていただく機会が多いのですが、ああ、同じ年くらいの頃自分もこんな風だったな、とか何を考えて生きてたっけ、とかよく考えます。(それもあり、いろんなことに寛容な気がする…笑)
でもどの年代を切り取っても、芯にあるのはいつも同じ、ピアノが上手くなりたい、(共演者のために)いい音楽をしたい、といつも思っていた気がします。時には方向性を間違えていた時もあったと思うんですが、幸い師匠始め友人など、ビシッと言ってくださったり、共感して励ましてくれたりする方達に恵まれて、なんとかここまできたのかな。

このところずーっと忙しくていろんなことが次々降ってきて、それをこなすのに精一杯だったのですが、案外慎重な性格なので(笑)一旦立ち止まって確認しないと不安になります。お風呂は私の瞑想タイムなんですが、ひさびさにここ半年くらいのことを振り返っていました。
去年は自分の身体に合った奏法の模索にとてもどん欲な年で、分かりかけてきたことを必死で形にしようとした一年でしたが、今年は奏法自体は安定して、実は最近技術的にとても困る、と言ったことは少なくなっています。
(身体的に無理なのは最初から諦める、というのもあるが 笑)
では、この先どう変わっていけばいいのか、何を目指したらいいのか、と考えた時にすぐには思いつかなかったのですが、ふと一年前にも奏法が完成したと思った時期があり、でもその後にまだ安定していないと気づくタイミングがいくつかあって、結局そこからまたぐんと変わったのだと言うことを思い出しました。なので、今は分からなくても、また一年後、今この時期を振り返って、ああ、あそこからまた一段上がったな、と思えるよう、まじめに取り組みたいな、と思います。

こんなことを書いていて、ふと思い出した記事がありましたので、リンクを。
内田光子氏(音楽部門)「1回しかない命、これ以外やりたくないこと。それは音楽」

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練習

最近レッスン生さんの中に第0.5次、第1次とピアノの壁に当たっている子達がちらほら。。
むむっ、難しいけど私がんばるという姿勢も見られれば、えー練習やだーとなっている子もいるので、ちょっとでも頑張る材料になればと思って書いてみます。

イチロー選手、名言、で調べると沢山出てきますが、最近ピアノの道も似ているなぁと思ったことがあったのでそのうちのひとつ。

「小さなことを積み重ねることが、とんでもないところに行くただひとつの道だと思う。」

ピアニストってなんだろうって思った時に、とてつもなく面倒な練習に、なんとかしてモチベーション上げて取り組む姿勢があれば、なれるような気がします。(楽器演奏全般だけど)
クラシックの曲は星の数ほどあって、中には自分の手に余るものももちろんあるのですが、依頼の来た曲は基本なんとかしなければいけなくて(笑)練習量も必然増えてきます。
「弾けないところは100回練習すればいい」と言ったのは某巨匠ですが、最近やった曲で100回練習してもダメだこりゃ、となった箇所があり、久しぶりに心が折れそうになりました。時間もあまりない。そんな時にふっとよぎるのが「例え完全に把握して弾けなくても、お客さんにはわからないかも」という悪魔のささやき・・・笑
この時私はどう〜〜〜〜しても写真のページが把握できませんでした。

スキャン 7

自分一人でさらっていても、拍がどうなっているのかわからず、合わせの段階でふるーとさんが登場したらさらに混乱して、パニックになりました。
(ちなみに神話に登場するフルートを吹くのが上手な神様は”パン”と言ってパニックの語源になっています)
さてここで、妥協するのか、いやいや絶対になんとかする!と奮起するのか。人生って選択を迫られる時が多いですね^^;

結局伴奏者の意地もあって2度目の合わせまでになんとかしなければと思って、2週間練習し続けました。ただ弾いていても理解できないので、”とてつもなく面倒な練習メニュー”を考えて、ひたすらピアノと楽譜とメトロノームと録音機器と向き合い続け、結果は合わせ、本番、なんとか形になりました。

練習内容を参考までに書くと、
・フルートパートを自録りする
・録音と一緒にピアノパート①だけを弾く
・録音と一緒にパート②③だけを弾く。
・ピアノ①③だけを弾く
だったかな。。常にメトロノームと一緒。
これが本当に根気のいる作業で、練習メニューを考えついた時は正直、これからこれをやるのか、うへぇってなりました 爆
ただ今は本当に便利な時代で、iPhoneですぐに録音はできるし、すぐに撮り直しできるし、iPhoneの音源と一緒に弾きながらICレコーダーで録音すればどこが変なのかわかるし。手っ取り早くこういった練習ができるのって助かります。
頭に入ってくると、なんでこんなことができなかったんだろうって思うんですけどね。。。伴奏者ってみんな偉いなぁ 笑
あまり弾けないところばっかり取り上げるのも大丈夫かいな、って思われそうですが、どんなお仕事も努力無くしてはできないってことで。。^^;

生徒さんの中には感心なことに練習方法を聞いてくれる子までいますが(昔の私に見習ってもらいたい笑)、ここが弾けない、などありましたら私も効率の良い練習方法を一緒に考えますので、遠慮なく言ってくださいね〜

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いよいよ

あさってになりましたね〜、発表会^^

時期的に体調不良の子が多くてレッスンの振り替えをしたり、私自身も実はウィルス性胃腸炎になってしまったりとバタバタでしたが(どうなるかと思った 笑)、どうにか当日を迎えられそうでホッとしてます。
今日は発表会前にレッスン生さんがパタパタパタっとやってきた日で、レッスン後には講師演奏の合わせのために長屋良子先生も来てくださいました。
プログラムも作りましたし、参加賞の準備も整いつつあります。お楽しみに✨

発表会では、間違えないで失敗なく弾いて欲しいと思っていません。
メンタルトレーニングを行なっていることもあり、その根底にある人前で弾く時も音楽を楽しみお客さんと共有してもらうことを大事にしていますし、失敗しても大丈夫な場としてのびのび弾いてもらえたらなと思っています。
1秒でも長くステージにいることを目標にしましょう〜♪

お天気になりますように。みんなに楽しかったと言ってもらえるように、私も頑張ります。

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プレトーーク

3月26日(土)の発表会は、レッスンに通ってくださってる皆さんへお渡ししたご案内には、13時半開演としてますが、12時半頃から30~40分ほどで「ピアニストの練習法」と題してプレトークをしようかな〜と思ってます^^

普段練習しろしろって言ってる先生こそ練習してるの!?という疑問を解消すべく・・というのは冗談ですが(笑)私が練習する上で注意していること、ピアノに向かう姿勢、座り方などの奏法に関することや、小さな曲も難しい曲も、気をつけるところって似てるんだよっていう点を説明していく予定です。
初の試みなのでちょっとドキドキですが、いつかは弾きたい曲が弾けるようになるかも?とモチベーションも上がってくれたらいいなという思いから試験的にやってみようと思います。ピアノは弾けるようになりたいけど、練習はめんどうだな〜という方へ、どんな練習がどういう効果を生むのかを知って、練習に向かう姿勢が少しでも前向きになったらいいなという期待を込めて♪ 

参加費500円で、付き添い、保護者の方は無料です。一般の方も、どうぞお越しください。
さて、曲は何を使おうかな〜と思いましたが、講師演奏も兼ねてR.シューマンという作曲家の「蝶々」作品2から抜粋で使おうと思います。私が大好きな曲です。少し難しい曲なので、練習方法だけでなく、親しみを持ってもらえるように作曲家のお話や、曲の背景、かんたんな資料も作ろうかなと思ってます。(←30分で終わるのか!?)
気楽な雰囲気で私自身が楽しめる時間にしたいと思っていますし(笑)、できるだけピアノの近くで見てもらえるようにしたいなと思ってます。質問も受け付けますので、ちょっと難しそうかも..って思われる方も、ぜひご参加下さい^^ 途中からの参加も歓迎です。

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発表会

長い間レッスン生を募集していなかったのですが、自分自身の指針が定まり、ようやく後進に教えていきたい方向性が固まってきた昨年頃から募集を始め、レッスン室の指導方針に共感してくださる方が来てくださるようになり、少しずつ生徒さんが増えてきました^^
私が日頃から目指してお伝えしていることはとてもとても先の長い話ですが、根底にあるのはいつも、音楽を一生楽しんでもらいたい、と言うところにあります。
生徒さんはいつも辛抱強くレッスン受けてくれて、そして保護者のみなさま、いつもご理解くださって有り難うございます♪

と、いうわけで、
初めての発表会(!)を開催いたします。 (ワーイ!)

お知り合いの先生と合同で行います。

みなさまのご都合を伺い、3月26日(土)に決定いたしました。
場所は私も普段お世話になっているホール杉さん(笠松町田代255-1)です。
13時頃からの開演を予定しています。

発表会というと、

半年くらいかけてコツコツ同じ曲を仕上げて、
大きな舞台で、
緊張して、、
は~疲れたぐったり

というのが多いと思いますが(笑)
私自身がメンタルトレーニングのレッスンをしていることもあり、生徒さんたちにもステージは楽しいところ、本番は緊張したり辛いものでなくて、普段通りに弾けばいいところ、というイメージで成長してもらいたいので、曲を決めてから短期間でステージ、という流れにしていきたいと思います。
みなさんには慣れるまではちょっとご負担をお掛けするかもしれませんが、そういうわけで発表会用の特別な曲でなく、普段お稽古でやっているものを普段の状態で弾けるようになってもらえたら嬉しいです。たくさん開催したいので、なるべく会費も抑えようと思っておりますし、どうぞリラックスして臨んでくださいね。

会場は11時から16時までお借りしてあります。
また細かいタイムスケジュールなどは紙面にてお知らせします。
みなさん、楽しく参加してください♪

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up to date

1月末の本番も無事おわり、しばらく暇やな〜〜なんてのほほんとしてましたが、5月以降の予定がぼつぼつ入ってきて、こりゃ、のんびりしているとまたあとでアップアップになるわと危機感を感じ、いいかげん諦めて譜読みを始めました。
どうも、先生なんてやってますが、先生だって、めんどうなことは先延ばしにしたいもんなのですよ。

そのひとつ、これ↓
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ついに来たか、ジョリヴェ。(ラスボス的な)
依頼が来たらなんでもやらねばならないのがこの伴奏業という仕事。
しかし、今までいろんなの来たけど拍子記号がないのは初めてやね・・[4]とか[6]とか、何それ 笑
譜読みは億劫ですが、実はこういうの、弾けてくると結構楽しい。
(私の中では)ロマン派、近代くらいまででも結構いろいろ制約があるけど、この辺に来るとかなり自由さが出てくる気がして、わりと大胆にできるところが快感です。外しても分かんないしね 爆
今年に入ってからやたらとこの曲を耳にするので、今のうちにやっておくと、他の方とでも使えてあとあと楽かもという打算もあり・・^^;

Denis Bouriakov (flute), Naoko Ishibashi (piano)

しかしこれ、譜めくりさんも大変だな〜〜

それと2016年はせっかくモーツァルト三昧でスタートしましたので、この際なので長年のモーツァルトアレルギーを無くそうYearにしようと思いました。
モーツァルトを弾く上で、個人的に大変だな、と思うポイントが、奏法。
ロマン派とかは身体の重心下へ下げて、脱力して腕の重みを使って・・というイメージなんですが、モーツァルトは+指を下す→下ろしたら即上げる(もちろんコンマ秒の世界です)、の繰り返しで、奏法といい、表現力といい、瞬発力を使って弾いていく気がしてます。これが、苦手だからと避けていると(笑)いざ来た時に感覚を思い出すのに時間がかかる・・・
ので、脱・モーツァルト苦手意識を目指して頑張りまーす。

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岐北ぷらっと旅

ヴァイオリニストのはなちゃんと気づいたら11月から会っていなかったので、そろそろ養分が切れるなぁと思い、飲みました。
そして、夏から忙しくて行けていなかったお不動さん巡りを再開。
順番でいくと名古屋方面でしたが、今回はちょうど岐阜へ来てくれていたので、岐阜の乙津寺、円鏡寺、華厳寺。

岐阜の朝はまずモーニングで始まる。
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乙津寺は梅が見頃でした。

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円鏡寺はちょっとお不動さんを探すのが難易度高かったけど、無事御朱印を頂けました。
ここでは、珍しい魚供養の観音菩薩を拝見しました。
私にとっては行き慣れた華厳寺、普段は出店が賑やかなのに、平日はひっそり。
山の方なので、ただただ寒かったです笑
お昼は田楽定食〜
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この時期、鬼が立ってて、お股の間をくぐって無病息災を願うのだそうです。
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帰りに、開運の可愛い鈴を買いました。あと、勝運御守り、という珍しいのを買いました。
今年はフリーランス1年目。いいお仕事がたくさんいただけることを願って^^
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はなえさんともたくさん喋ってお互い充電できました♪