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2022年 明けましておめでとうございます


旧年中も大変お世話になりました。本年もどうぞよろしくお願いいたします。

さて、今年はどんな年にしたいかな。
やはり、レッスンは楽しく、そして皆様の成長の助けとなりましたら嬉しいです。


私ごとで恐縮ですが、2015年にピアノレッスン室を再開したとき、一つ決めたことがあります。
それは「前向きな気持ちでピアノレッスン室にきていただくこと」。


私がその昔小さかった頃(笑)ピアノの先生といえば、怖い、厳しい、でした。(もちろん当時の先生方には感謝しています)
私が音大を出てしばらく教えていた頃は、おそらく学生の厳しいレッスンを引きずっており、自分がこうしたい、こうあって欲しい、ということもまだガッチリとあり、生徒さんにも要望が多く、厳しかったように思います。
今思えば、当時の生徒さんに果たしてそれがピッタリ来ていたかどうか分からず、私もピアノ以外にもいろんな特技を持った生徒さんも来ているのに、ピアノを教えるのが正しいのか、などいろいろ考えてしまい、教えることを一旦やめてしまいました。(考え始めるとグルグルするタイプでした)

そこから10年ほど経ち、自分に教えられることがあるのかな、とおっかなびっくり生徒さんを募集し始めた時、ふと、レッスン室を開くなら毎回のピアノレッスンの日が楽しみでやってきてほしいなと思いました。
それで一切、できないことを否定しない、怒らないということを決めました。(たぶん時々厳しいことは言ってる笑)

始めてみて分かったのですが、これはなかなか頭を使う作業です。
自分が分かっている、できることを、できていない人に指摘したり、否定することは容易だからです。
相手の良いところを見つけて褒めて、できていないところを否定するのでなく、相手に分かる言葉を選択して伝えて、できれば自分でも気づいてもらい、納得して帰っていただく。(さらにおうちで積極的に練習してもらう笑)というのは、相手を知らないとできません。
そして私の言うことを聞いていただくには(笑)こちらを信頼してもらう必要がある。
ですので相手のことをできるだけ短時間で知る、本人も気づいていない癖や、性格を見つけるということが大切になってきますし、最近、自分が少しうまくできるようになっていることに気づきました。

生徒さんの成長を助けることが、自分の成長にもつながっていることを知り、嬉しく、皆さんが通ってくださるからだなあと有難い気持ちになりました。

年の始めに何を書こうかなと思いましたが、なんとなく今までのことを振り返ってみました。
お読みいただきありがとうございました。

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