「響き」に革命を起こすロシアピアニズム~色彩あふれる演奏を目指して~

現在師事している大野眞嗣先生の著書が発売されました。先生、おめでとうございます。
先生の長年綴られてきたブログをまとめたものです。
アマゾンで予約して届いて早速拝読しておりますが、今更ながら先生の視野の広さ、知識の深さに感銘を受けながら進めています。
発売開始前からアマゾンでベストセラーとなり、増版も決定したそうです。
読みながら、これは専門家だけでなく、ぜひ音楽を愛好するみなさまに読んでいただきたいな、と感じました。コンサートを聴く視点(?)が変わると思います。

冒頭数ページを読んだところで、ここにあえて付け加えるなら(←なんて恐れ多い!)・・ピアノの蓋は全開であるべき、と記載していただけたら・・と伴奏ピアニストとして感じました。先生のご本はピアノのソロを前提としていて、ソロでは全開が当たり前のことなのでその前提で書かれており記載はありせんが、ピアノは全開の状態で、ピアノの能力を最大限に発揮するのです。
特に声楽の方などで蓋は最小のピンか、半開を望まれる方が今だに多く、やはり声が負ける、など(思い込みの場合が多いと思いますが・・)の危惧もあろうから理解をしたいとは思うのです。
ですが、ピアノの立場ですと、半開と全開では、間を読むことのできる早さが全然変わってきて(体感で1秒くらいに感じる怖)、ソリストとのコンタクトの取りやすさが格段に変わってくるのです。
蓋を開けた状態では、半開に比べてソリストの息づかいというか、気というか・・うまく表現できないのですが、そういった音楽を絡めて進める上で大切な要素を察知する早さが全然変わってくるのです。
アンサンブルですから、これによって音楽の隙間ができにくくなる=演奏の密度が変わってくることはお分かりいただけると思います。
もちろん、先生が書かれている倍音を持っているピアニストであれば、それをフルに活用することができますし、倍音を含んだピアノの音と、倍音を多く含む弦、管、歌とミックスして相乗効果でより良い演奏になることは、ご想像いただけるのでは、と思います。

音量が怖いのであれば、伴奏を主として活動してらっしゃるピアニストであれば、コントロールは確実にしてくれるはずですし、そして、意外と知られていないようですが、ピアノの蓋は反響板になり、そこから出るピアノの音とソリストの音がミックスして客席により届くようになります✨
ですので、ぜひともピアノ蓋を恐れず、利用するつもりで信頼してピアノに委ねてほしいな♪

・・と先生の著書に便乗して日頃から感じていたことを吐露してみました 爆

話はずいぶんそれてしまいましたが、とにかく倍音素晴らしい、ビバ倍音 笑

そんなわけで、多くの方にきっと衝撃を与える本、ぜひお手に取ってみてください。

「響き」に革命を起こすロシアピアニズム~色彩あふれる演奏を目指して~
51Qm3R74pZL._SX350_BO1,204,203,200_

Leave a reply

You may use these HTML tags and attributes: <a href="" title=""> <abbr title=""> <acronym title=""> <b> <blockquote cite=""> <cite> <code> <del datetime=""> <em> <i> <q cite=""> <s> <strike> <strong>