探求するセンス

ひさしぶりに、大野先生のご自宅へ伺いました。
ころなが蔓延し始めてからですから、1年とちょっとぶり。
ずーっと先生方はリモートレッスンで対応してくださっていました。聞きづらいところもあるかもしれませんがいつも真剣に耳を澄まして聞いてくださって、本当に頭が上がりません。

本番会場へ出入りしたり、生徒さんがいらしたり、いろいろな行動パターンがありますので、私が万が一拾って広めてはいけないと、ずっと行動を制限していましたが、最近身辺が落ち着いているので、少し警戒を解き、思い切ってお邪魔してきました。(本心は先生の新しいベーゼンドルファーにつられて…もちろん先生方にもお会いしたく…笑)

ところで。
先生の奏法は日々アップデートされていて、毎回レッスンのたびに新しいことをお伝えくださるので、消化するのが大変です汗
先日もショパンのタッチ、というのを教えていただいたのですが、これまでの常識を覆すというか、なんならもう、ピアノ奏法の根底から見直す必要があると衝撃を受けました。
私も教える立場にありますので、自分が習得したからといって、教えるときに転用して良いのか、とても悩めるほどの違いです。(もちろん門外不出の部分は残して)

先生はほら〜来てよかっただろ〜と笑って、「おれはいつも、どうやったら弾きやすいか模索してきた、その結果だ。自分の感覚をよく聞くんだ。そうすればユキエちゃんが自分を使ってできるもっと良い方法を思いつくかもしれない。それはセンスだよね。」と仰って(記憶ではこんな感じ)
短い言葉でしたがずしーんときました。(同時にレッスンで教える時うるさく喋り続ける自分を恥じた笑)

いつも見てくださるアシスタントの先生方は教え方が素晴らしすぎて、いつも、自分はとてもこんな風には教えられる自信がない、習うので精一杯と思っていましたが、お言葉をいただいて、自分もいつかは言葉を使って人に伝えることを視野に入れなければ、成長できないと思いました。

なんんだか、それ以来やけにいろいろ考えてしまっています。

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